思いつくままに書いています

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アドレスのディスクパッド交換

2011年12月02日 | バイク
アドレス110のユーザーの情報では、前輪のディスクパッドは5,000kmで要交換としているところが多いですね。
2ストロークエンジンのためエンジンブレーキが利きにくいので、その程度なのかなと思っていました。

ただし、前車のヤマハ・シグナスは4ストロークなのに、ディスクパッドは同程度しかもたなかったですね。スパーダと同じように考えていたら、パッドがなくなってしまって異音が出始めてあわてた経験があります。ディスクの傷は大したことがなく幸いでしたが。

ところで、我が家のアドレスは9月でとっくに6,000kmを超えていました(笑)。
それで、ディスクパッドをいつでも交換できるように、10月にネットで注文しました。

発注したサイトは、部品の注文の前に、まず該当車両のパーツリストを買うことが条件になっています。誤発注のトラブル防止のためには止むを得ない処置ですね。パーツリストも後々役に立ちますし。

なので、先に届いたパーツリストで部品番号を確認して、消耗の激しいディスクパッドを2セットと、後輪用のブレーキシュー1セットを発注しました。


部品はほどなく配達されましたが、「今日出来ることは明日に延ばそう」がモットーの私の性格のため(笑)、交換は延び延びに先送りしていました。

でも最近になって、さすがに走行距離も7,000kmを超えたので、11月27日、ついに交換しました。


私が前に同様の作業をしたのはヤマハのシグナスで、10年も前のことです。細かい作業は忘れていました。
で、念のため、サービスマニュアルを見て手順を確認しました。でもなんともあっけないほど簡単ですね。同じバイクのスパーダと比べても段違いに簡単です。


↓まず赤丸のボルト3本を外します。その前にエアダスターでパッド滓や埃を吹き飛ばしました。


↓次にキャリパーのパッドピンを固定しているクリップを先細のラジオペンチなどで抜き取ります。


後は古いパッドを外し、新しいパッドを同じように付ければ完了。
ただし、ピストンがパッドの磨耗分だけ飛び出しているので、そのままではブレーキディスクを挟めません。このため、新しいパッドを付ける前に、ピストンを親指で押し込んでおくことが必要です。バイクのブレーキピストンなら大排気量車でも手で押し込めます。

ガイドピンとパッドピンにはグリス類は一切塗られていませんでした。が、念のためシリコングリスを薄く塗ることにしました。
ただし余分なグリスは埃や砂でコテコテになるので、ほんの少しのグリスを塗り広げて、軽くウエスでふき取って仕上げる程度でいいと思います。
実際マニュアルには塗れとは書いていませんね。

作業は本当にあっという間に終わりました。
古いパッドは特に内側のものがよく減っていました。減り具合を示す溝は半分消えていました。外側はまだ1.5mmほど溝がありましたが、セット交換が基本ですからもちろん交換です。


やはりパッドの使用限度は7,000kmが目安でしょうね。安い部品(ワンセット3,500円)ですから、都心走行がメインでよくブレーキをかける人は、5000km以下でも交換したほうがいいでしょう。

リアブレーキシューはブレーキアジャスターの締め込み具合で減り方がわかります。まだ締め込み代が残っているので、交換は先になりそうです。


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