脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

ノーサイドにしましょう。もう。

2011年08月30日 | つぶやき

昨日、民主党の代表に選ばれた

野田氏が語った演説の内容がある意味を持って私の心に響いた。

「あの人はきらい、

この人はきらいと

うちわもめしていてはダメ

ノーサイドにしましょう。もう。」といった内容。

 

ノーサイドの意味がわからなかったが、

大切な時期に、仲間同士で対立ばかりしていたのではダメって意味は伝わってきた。

 

ノーサイドとは調べてみると、

ラグビーで試合終了の意味らしい。

無知な私は、初めて知った。

試合後は、敵も味方もなしってことで、

代表選の選挙後は、

もう同じ党内の対立やうちわもめはやめて、党がひとつになって、

一緒に国民のためにがんばりましょうっていう意味らしい。

 

 「あの人は嫌い、この人は嫌い」と言っていないで、「国民のために」

「ノーサイドにしましょう。もう。」

この言葉、

そっくりそのまま、

日本中の、脳脊髄液減少症の患者団体とその代表に聞かせたいと思った。

 

野田さんの演説の言葉の一部をそっくりおかりして、

その野田さんの言葉と思いに、

私の言葉と思いを重ねて

以下に表現してみます。

 

「日本中の、

脳脊髄液減少症の患者の皆さま。

患者会の代表者の皆さま。

私はみなさんにも同志愛を感じていただきたい。

 

患者会どうしも、

ノーサイドにしましょう、もう。

 

『怨念(おんねん)を超えた患者会どうし』になりましょう。

 

脳脊髄液減少症のために、動いてくださっている、

1人ひとりの同志、かけがえのない同志、が

みんなが汗をかいて、

正当な

患者救済の道をつくり出していけるような体制を

ともに築いていきましょう。

 

それは今の患者のためだけでなく、

これからの患者のため、

未来の子孫のため、

すべての国民のためです。

 

脳脊髄液減少症の患者救済の道もまた、

坂道を上げる雪だるまの話にたとえることができます。

 

脳脊髄液減少症の理解への道のり、

正当な患者救済への道のりとは、

雪の坂道をまさに、雪だるまを押し上げていくようなものです。

 

だんだんと、雪だるまは、かさんで大きくなっていく。

 

そんな時に、

あの人が嫌い、この人が嫌い、と内輪もめをしていたら、

 

あるいは手を抜いたら、

せっかく途中まで押し上げた雪だるまが

転げ落ちてしまいます。

 

今は、雪だるまをもう少しで押し上げきれるかもしれないという大切な時期だと思います。

押し上げるべき問題は、雪だるまのように大きくなっています。

かさばっています。

重くなっています。

 

その雪だるまを皆が力を合わせて前進をさせて、

誰もためでもない、国民ひとりひとりのために、

脳脊髄液減少症の正しい救済の道を

実現しなければなりません。

 

そのためには、

日本中の

脳脊髄液減少症患者救済のために

働き続けてくださっている同志の皆様、お1人おひとりが、

存分の力を発揮していただくことが

不可欠なんです。」

 

以上、野田さんの演説内容の一部に、

私の思いと言葉を重ねてみました。

 

野田さんの演説内容には

「ひとりひとりの持ちうる力、強みを生かす」って考え方が感じられますが、

これって、「人の弱みをつつきあうより、強みを生かしあう」っていう

ドラッカーの「マネジメント」の考え方と重なりませんか?

 

 いかがですか?

全国の数々の脳脊髄液減少症の患者会の代表者のみなさん、

 

もう、そろそろ

「ノーサイドにしませんか?」

 

国民のために、手をつなぎませんか?

 

 

 追加:

本日の朝日新聞の「患者を生きる」で

「線維筋痛症」の連載がはじまりました。

脳脊髄液減少症と症状が似ている病名の患者会同士も、

「ノーサイドにしてほしいな。」

「原因が何か、原因が同じか別か、自分の病名にどの先生のどの説を支持するか否か、」というより、

「症状が似ている」というだけで、それだけでもいいから、手をつないで情報交換してほしいな。

敵、味方ではなく、

同志として。

朝日新聞の「患者を生きる」で

脳脊髄液減少症が連載されたことって、今までありましたっけ?

たしか、私の記憶ではなかったような。

だって、朝日新聞って、たまに地方の記者さんや、こども朝日新聞の記者さんが

朝日新聞でも個人的な記者さんは脳脊髄液減少症のことを取り上げてくれたことはあったけど、

新聞社全体としては

ここ数年間を振り返ってみても、毎日新聞や読売新聞に比べて、

ものすご~く、脳脊髄液減少症に無関心 って印象しか

私に残っていないもの。

「他の病名」の取材には、すごく熱心で、丁寧なのにね。

「患者を生きる」の記事に対するコメント書きこみできるのは、こちら

 

 

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