シルキー
メンバーの「なおちゃん」が「特訓入れてくださいっ」と言うので
ああー、そんなー
焦んなくても全然平気だよー
本番近くないしさ～・・・・と
うわべだけで断ってはみたものの、
「いえいえ、ホントに
全然歌えてないんで」と押されたのを良いことに
この頃やる気満々のくーみん・かりんと四人で
ウチで宅練（笑）。
練習、大好きだから。
いつでも大歓迎だよん
朝からシチューとサラダを作って、
お気に入りのパン屋さんのレーズンパンを
ランチに準備しておいた。
ついさっき、みんなが帰ったところだけど
今、とーっても
しあわせな余韻に包まれてる。
・・・楽しかったな。
違う、そうじゃない、ここはこのように、と
うるさい注文をつけまくり、
結構ハードな練習だったにも関わらず
みんな、笑い転げたり、必死の顔したり
頭のてっぺんに「
」を浮かべたりと百面相だった。
つ、疲れたーーーー
やればやるほど、みんなへの注文が多くなる。
ここが出来たら次はここ、と
直したいところはたくさんあるが
それがなくなった時が完成、なのではなく
そこが「私の身の丈の音楽」なのだと思いながら
少しでも多くのことを学んで
生かして行きたい・・・と
思うところまで、ようやく来れたのかしらと
一人で感動したりして。
要求がきつくはないか、練習がハードではないかと
私はいつもビクビクしているのだが
今のメンバーは、全然そんなこと
気にもしてないらしい。
逆に「ランチつきでレッスン受けられて
パラダイスだよー」なんて楽しそうな人、
「言ってもらわなきゃ、わからないから
恵まれてると思う」と目を輝かせてくれる人・・・
新譜が出来ると、「ＦＡＸでください～」とメールが来て
次の練習日まで自主練してきてくれる。
（あたしみたいに「その場で譜が読める」人の方が
家で練習したりしないけど、
“すぐに読めない”人たちの努力のおかげで
新曲もあっと言う間に和音に変わるようになった・・・
）この前の練習で
「火曜が待ちきれない」って、言ってくれたメンバーたち。
・・・・いいなあ、今の雰囲気
あたしがプー（無職）なのも、いい（笑）。
こんなに毎日毎日歌のことばーーーっか考えてて
いーの
ってくらい「仕事かよ
」な毎日です。そりゃあ。。。。あまり上手くはないけど・・・
でも「ものすごく」上手く「なった」とは思う。
あるいくつかのきっかけがあって
シルキー
は変わってきた。ひとつは、今のメンバーたちの
前向きさと明るさと「よくわからないけど楽しい」やる気？に
助けられてるってこと。
もうひとつは、二月にＴＴさんのグループレッスンを受けたこと。
それまでは「まあまあ、いいや、このくらいで」と
「私が」勝手に限界を決めていた。
「それなりに、合ってる」ところからの詰めを
やれば出来る（かもしれない）のに
そこまで言ったら誰かがまたやめて行くんじゃないかと
怖がって、妥協していた。
曲の「歌い方」も、どうすればいいのか知ってるくせに
「そこまでは出来ないな・・」と勝手に判断して
甘いままＯＫを出していた。
私が「ＯＫ」と言ったら、
それでいいものだとみんなが思う。
そして、その先には行けないのだと
気がつかなかったのか。
その先に行こうとさえしていなかったのか。
歌い始めた頃は、
そのうち上手になるって思ってた。
でも、何年かすると
長くやっても、ある程度しか上手にはならないものだって
気持ちがすり替わってた。
だからみんなが「もっと上手くなりたい」って
思ってることに、気がつかなかった・・・。
気持ちって、言葉にしないと
相手にわかってもらえないものだけど
私が気恥ずかしくてなかなか言えないようなことも
素直なメンバーたちは
臆せず言葉で伝えてくれるから
もっとビシバシ行ってもいいの～
と調子に乗りかけてる部分もあって
こういう「しあわせな時期」の後には必ず
しっぺ返しの「嵐の日々」がやってくるという
過去の経験を思い出しながら
あーでも
最高に楽しいアカペラライフを
今日は満喫しちゃいました
・・・書いてるうちに気持ちが高ぶって
予定していたお昼寝も
気分じゃなくなってきたナァ～（笑）
・・・聖子ちゃん、書こうっと。
（また怒涛の新譜かよ）
ＳｉｌｋｙＲｉｂｂｏｎ練習日記、ＵＰしました。
