金目鯛(キンメ)と云えば、静岡県・伊豆が名産であるが…!
キンメに疲労回復物質「アンセリン」 と云う 4月5日記事 がありました!
伊豆名産の高級魚キンメダイに、
疲労回復効果があるとして近年注目されている「アンセリン」という物質が
多く含まれることが、県水産技術研究所伊豆分場の調査でこのほど分かった。
同分場は「食べると元気になる魚」として、
今後地元漁協などにPRするよう呼び掛ける。
アンセリンはサプリメントなど健康食品として人気がある。
同分場によると、昨年7月と12月、稲取漁港(東伊豆町)で
水揚げされたキンメ3匹(500グラム~1キロ)の
筋肉の成分分析を行ったところ、
いずれのサイズでも100グラム当たり190~220ミリグラムの
アンセリンが含まれていた。
また、キンメのうまみ成分の主体・アミノ酸類総量の52~63%が
アンセリンで、同分場によると
「食用魚類では最大の割合ではないか」としている。
アンセリンはカツオやマグロなどの大型回遊魚に
多く含まれていることが分かっている。
近年、伊豆周辺のキンメは不漁が続く一方、
千葉県や東京都などに水揚げされるキンメの存在感が増している。
同分場の担当者は「アンセリンを前面に押し出すPR作戦で、
伊豆のキンメの新たな付加価値向上策としたい」と話した。