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…漁師アトムの航跡… ~ある沖乗り漁師の綴記~

ギョサン!

2009年07月14日 | 水産関連

漁業従事者用サンダル(漁サン)!

船舶仕込み店で売っているゴム製のサンダルは、

私が船に乗船した時からほとんど変わっていません!

船の上では、作業時以外、長靴ではなくサンダル履き…

仕込み店で購入したサンダルは、たしかに滑りにくく丈夫。

ただ、地味……

ところが、こういうのがあったんですね!

小田原箱根経済新聞    (7月7日付けヘッドライン)

掲載されていた記事を参照

漁業従事者用サンダル「ギョサン」小田原の靴店で人気に!

小田原のマツシタ靴店(小田原市栄町1、TEL 0465-24-2233)

が取り扱っているサンダル「ギョサン」が話題を呼んでいる。

同商品は、小笠原諸島が日本に返還された1968年ごろに

漁師たちの間で普及し始め、

その後島内の一般住民が日常的に使用し始めたころに

「ギョサン」と呼ばれるようになったという。

もともと漁業従事者用だったということもあり、

一般のビーチサンダルと比べ「丈夫さ」「滑りにくさ」に

優れているため、ダイバー、ライフガード、

サーファーなどの愛用者が多いのも特徴。

同店専務の松下善彦さんと「ギョサン」の出会いは、

6年ほど前に松下さんの友人が小笠原の土産として

持ち帰ってきたのがきっかけ。

当時本土では購入できる店がほとんどなかったため、

「自店で扱ってみようと思った」という。

それ以前は茶色などの地味な色しかなかったが、

松下さんが熱心に製造メーカーなどと交渉。

徐々にカラーバリエーションを増やしていき、

現在では国内トップの約30種類のカラーを取りそろえている。

中でも人気のカラーは、ブラック、ターコイズ、コンバットグリーン。

昨年から始めたネームロゴ入れも1足(500円+製版代)から

受け付けており、予約も好調。

「ある日『今日は営業されていますか』との問い合わせがあり、

その後来店したのはタレントの布川敏和さんだった。

とても気に入っていただき、それが縁で

自身が出演されたドラマでも使用していただいた」(同)

というエピソードも。

価格は600円から。

営業時間は9時30分~18時30分。

ネット販売も行っている。

マツシタ靴鞄店net-shop 

今年の秋刀魚漁時、船で履いてみようとオーダーしました。


釣り船「久丸」!

2009年07月12日 | ブログ

友達である「久丸」さんとコンタクト!

今日は朝から息子と二人で船釣り。

2009712_002 結果は朝5時から13時までの釣果より

14時から17時までの釣果の方が良好でした!

16時からは父と園児も同行して…。

海の上の紫外線で梅雨の合い間の天気といえど

日焼けで顔は真っ赤か!

顔がほてっています…!


解禁に向けて(気仙沼港)!

2009年07月11日 | ブログ

南三陸はまだ梅雨の最中…

そんな中、梅雨の合間の晴れた日を利用して

気仙沼港では準備作業が始まっています!

2009711_002  2009711_004 2009711_005

集魚灯の手入れなど、細かい所は結構な手間がかかります、

集魚灯のソケット交換は取り付け作業後になると

作業の能率が悪いので早い時期から

補修作業を行っておいた方が良い…

秋刀魚漁、大型船の解禁までは、あと38日。


サンマ流し網漁、解禁!

2009年07月10日 | 水産関連

平成21年の秋刀魚漁の先陣となる北海道道東沿岸の

秋刀魚流し網漁が8日に解禁となり、9日朝には道東各港に

初水揚げがあったようです!

釧路新聞web版 によると

「サンマの初値まずまず/釧根各港で初水揚げ

道東沖のサンマ漁の先陣を切る道知事許可の

10トン未満の流し網漁が、8日夜から9日早朝にかけて

釧根管内の各港に初水揚げした。

昨年は燃油高騰で出漁を控えた船も多かったが、

今年は燃油代が半分ほどになったこともあり

1・5倍の約150隻が出漁。

心配された魚価もまずまずのスタートとなった。

とあります。

Yahooニュース水産業 には

サンマ:流し網漁解禁、初水揚げ /北海道

道東のサンマ流し網漁(10トン未満船)が解禁され、

9日早朝、釧路など各地で初水揚げされた。

初日はまずまずの豊漁だったが、150グラム台の小型魚が多く、

昨年よりやや値が下がる結果となった。

昨年は燃油高騰で多くが出漁を見合わせたが、

8日は釧路・根室管内計182隻のうち100隻以上が早朝から出漁。

釧路市の釧路副港では、計43隻が総量約40トンを水揚げした。

道立釧路水産試験場(水試)の予測よりも、

暖水が北に細く張り出したことで、

約30カイリ沖の狭い海域に多くの船が殺到。

魚箱に詰め終える余裕がなく、接岸後に箱詰めを再開する船もあり

「型は小さいと聞いていたが、予想よりいい」と話していた。

一方、競りでは高値こそ1キロ当たり2258円と

昨年初日(1700円)を上回ったものの、平均では同698円と、

逆に昨年初日(同725円)よりダウン。

同水試では

「はしりとしてはまずまずだが豊漁が続くかは注視が必要」

と話している。

道東のサンマ漁は、23日の棒受け網漁(5トン以上船)の解禁で

本格的なシーズンを迎える。

「サンマ初水揚げ=北海道・釧路港など」

サンマの初水揚げが9日、北海道各地で始まった。

釧路港や根室港などでは小型の刺し網漁船で漁獲後、

船上で発泡スチロールに詰められた初物が

早朝から次々に運び込まれ、取引された。

各地の水揚げ量は、

午前10時現在合計およそ1万1000箱(1箱10キロ前後)で

おおむね昨年並み。

釧路港では200グラムを超える大型魚が、

1キロ当たり2000円ほどの高値で取引された。

産地関係者によると、「まだ細めの魚が多い」というが、

これから秋に向けて次第に脂が乗った大きな魚が増えてくるという。

「初サンマ、早くも店頭に=首都圏で1匹500円」

北海道・釧路港で9日朝水揚げされたばかりの初サンマが

同日夕、早くも首都圏のスーパーにお目見えした。

はしりの魚でやや細身だが、光り輝く鮮度自慢の「初物」に

買い物客の視線が集まった。

販売したのは、東京と神奈川県内に

食品スーパー「OdakyuOX」を展開する小田急商事(川崎市)。

従来、千歳空港経由で水揚げの翌日にしか

店頭に並ばなかった初物だが、水揚げ地に近い釧路空港から

東京・羽田へ運ぶことで水揚げ当日の販売を実現した。

「取れたてのサンマなどめったに食べられない」と人気は上々。

流通コストは通常の2倍近いが、売価は1匹500円と

昨年の初荷以下に抑えたと同社。

水揚げ直後とあって「刺し身にすると歯応えが違う」とPRしていた。

と掲載されています!

流通もかなりスピーディになってきているんですね。

旬にはちょっと早い気がしますが、今後の動向に注目です!