先日、タコが釣れたり、鱧壺に乗ってきたりというのがあったので
もしかしてタコが多いのかな? と思い、宮城県の地方卸売市場、
南三陸志津川魚市場に行ってみました。
朝7時のセリには皆無だった「タコ」が、13時からのセリには
びっくりするほどの「タコ」が……!
従兄弟が市場で働いており、 「アナゴは少なくなったがタコは
連日のように水揚げが続いている」との事!
南三陸のタコは 「志津川タコ」と呼ばれ
西の明石(兵庫県明石市)と
東の志津川(宮城県、南三陸志津川)が美味いタコの
産地として知られています。(知る人ぞ知る)かな…?
この時期のタコ漁について友達から聞いてみると
「7月1日に沖のタコ漁が解禁となり、例年だと解禁後
10日程で獲れなくなるが、今年はいまのところ大漁」らしい!
どうやら湾内のタコも活発に遊泳しているようです。
沿岸のタコ漁の解禁は、シーズン1回目の「鮑漁」後 と
決められていますので、まだ沿岸ではタコ漁が出来ません!
南三陸で漁獲されるタコは主に「マダコ」と「ミズダコ」ですが
この時期にはどういう訳か、ほとんどが「ミズダコ」です。
冬場の早い時期には、「マダコ」が獲れ始め、
寒さが本格化した頃には大型の「ミズダコ」が浅瀬で獲れます!
タコの水揚げが多い、地域ならではの刺身や煮タコ料理は多いが、
以外にも名産のタコを使った「たこやき店」は無い…。
昨年頃からは、志津川タコをもっと知ってもらおうと
「志津川タコ」をPRし始めたようです!
で、銅賞だった南三陸町のTV/CMは「タコ」が主役でした。