3月2日・田子の浦での荷役が雨で中止となり、翌3日の荷役となった…
3日朝、くっきりと大きく望めた富士であったが、
荷揚げ後は小雨模様の天気となり、
雲の上にその頂だけを覗かせていた…
富士山を背に駿河湾から東京湾、千葉市原向け…。
4日・市原で荷を積み込み、湾内で錨泊
5日朝から北九州門司向け
しかし波が高く、一旦三河湾で投錨、6日早朝から追風で航行開始
三重県の志摩から和歌山県の潮岬までは、いつも船が揺れる気がするのは私だけか…
潮岬を通過後、風が強まり和歌山湾を向かい風で…
残念ながら鳴門海峡通過は日が暮れてからになった…。
大鳴門橋・瀬戸大橋・来島海峡第三大橋は暗い時間帯の通過となって
私の瀬戸内海巡りはおあずけだった…
…しかし船橋当直の方々は凄いなぁと感心する。
東京湾や瀬戸内海のこれだけ船舶が行き交う航路、
陸上の灯り・船の灯り・灯台の灯りと云う
多くのランダムな光、まるで内航船舶銀座のような混雑の中を操船して行く…。
私のような乱視では到底無理に思える…。
7日12時・関門橋通過…!
13時30分、小倉入港。