水揚げ順番待ちを経て花咲港を10時30分に出港!
13時30分、チェックポイントの南東側で漂泊。
16時30分スタンバイ、魚探(魚群探知機)には薄い帯状の反応‥
晴れた日の夕暮れ、
各船の集魚灯が次々に点灯し始める様は
ある意味、祭りのような迫力があり見事である!
日暮れが遅い今の時期は日没まで仲間達と
雑談しながら過ごす余裕があり、内容は多岐にわたる‥
漁が始まって今夜で10回目の夜を数える、
確かに薄漁で始まったサンマ漁、
今後どのように推移していくのか不安視されていますが、
私個人、現時点での不安は少ない。
むしろ、ここ数年豊富だと当たり前のように思われてきたサンマ…
サンマ資源を見直す機会になればとも思う!
まだ、10/125 推定漁期間125日の10日目であるのだが‥!
日没後、漂泊中だった各船が動き始めた。
どうやら反応はサンマではなかったようです…
本船は北北西に調査航走!
日没後2時間、次第に霧が濃くなって、各船の漁り火は見えない…
レーダーに映る船影も調査コースがそれぞれである。
21時、霧がはれると、
付近はロシアと韓国のサンマ漁船が操業中の海区でした。
群れに当たるも、ジャミサンマのみ…
操業せず‥ コースを東に変え、色丹島の南側を沖へ、
すでに日没後5時間、
こちらの海区では台湾のサンマ漁船が操業中で、
23時過ぎに漁体組成の良い群れを3回程操業。
しかし、群れ自体が薄く漁獲は僅か…
台湾のサンマ漁船の漁り火が赤一色の時があるのですが、
理由は不明…
周りの日本漁船の漁り火に比べるとオール赤灯は異様に感じる。
尚、この時期、ライト当直していると集魚灯の灯りの下を
鮭が遊泳しているのを見かけるのだが、今年は見かけない…
日付けが変わり、南西側へ調査し、02時、
若干まとまった漁獲があり、夜明けより帰途航走花咲向け。
8時30分入港予定!