8月15日朝4時、釧路出港!
東京海洋大学の先生と学生2人が乗船、
LED集魚灯のレポートである。
15日、日暮れから調査するも群れは見えず、
ライトを固定したまま沖へ…
夜が明けてからもさらに沖へ…
中型船が操業しているポイント向け。
16日、濃霧の中、日暮れから調査するも群れは薄く、
夜明け前に1回操業、おかずのみ…
大型船の解禁によって調査範囲が広がり、上向くのでは?
と期待されていた今年のサンマ漁だが、
前評判通り、サンマの群れは極めて薄い。
17日も濃霧の中、夜明けまで調査するも、
操業2回、おかずに終わる!
ジャミサンマ(稚魚)の群れが時折、航走中の船の傍、
集魚灯の明かりに跳ねる…
そのジャミサンマの群れも薄い。
思えば、私が初めてサンマ漁船に乗船した頃、
まだソナーが数隻にしか普及していなかった時代、
ソナーがない船は たしかこうであったと記憶しているが、
本当に久しい薄漁のスタートである…
18日、またも濃霧の中を調査。
N44°13.87'E153°04.81'付近で連続操業。
この時期にしては珍しく16.7℃と
例年になく海水温が高めの海域での漁
なんとか割合のいいサンマを漁獲、夜明けから陸よりに航走、
19日夕方からは花咲港に向けながらの調査航走‥
N43°14.37'E147°45.92'付近、霧もなく視界良好
小型船、中型船の漁り火が見える‥
レーダーには潮目なりに南北に並ぶ船が確認できる。
19.7℃、高めの海水温特有の灯付きの悪いサンマが
跳ねているが、群れは薄い…
20日朝6時30分、花咲入港後水揚げです。