9月17日。八王子市にも多くの公園があるので標記コースで公園巡りを楽しみました。
堀之内駅からホドイモがどうなっているか気になり、まず、蓮正寺公園へ。残念ながらホドイモの花茎はなく葉だけでした。
咲きかけのノササゲがありました。
堀之内駅への帰り道、京王電鉄脇の道を通ると、ノカンゾウとメドハギの群落がありました。
ノカンゾウ:ヤブカンゾウと違い花弁に縮れがありません。
メドハギ:木ではなく日本全土に生えるマメ科ハギ属の多年草です。易占いに使用するメド(筮)に使用されたので名付けられたそうです。後で行く東京薬科大学薬用植物園にも咲いていました。私の初見です。
堀之内駅に戻り駅から15分ぐらいの堀之内沖の谷戸公園へ到着。南北に細長い谷戸公園ですが、ここの湿地にタコノアシがあるのではないかというので来てみました。しかし谷戸の湿地へは金網に囲われ入れませんでした。愛宕神社や一番高所にある展望広場へ廻りました。途中、クロコノマチョウ2頭に出会いました。
クロコノマチョウ
ここからは、堀之内寺沢里山公園へ向かいます。この公園にはヌマトラノオがあるということなので季節ではありませんが下見のつもりで向かいます。
途中の道路わきにクコの花と果実が付いているのがありました。果実がお茶や薬用に使用される。
堀之内寺沢里山公園は竹藪が多い公園で炭焼き小屋などもあり里山活動が盛んにおこなわれているようです。湿地には田んぼがありました。この畔にヌマトラノオがあるかもしれないとのこと。改めて来てみよう。次は東京薬科大学薬用植物園に向かいます。
途中畑の畔にゲンノショウコの群落がありました。ゲンノショウコの花は関東では白花が、関西ではアカバナが多いということですが、ここには赤白両方が同時に咲いていました。
たまたま、今朝のNHK深夜便を聞いていたところ、本日(18日)の誕生日の花がゲンノショウコだということで花言葉は「心の強さ」。花の名前は昔から胃薬や下痢止めに使われていたとのことでよく利くことから「現の証拠」と付けられたそうです。
東京薬科大学薬用植物園に到着。ここはサネカズラの雌花撮影が目的で2個だけですが咲いていました。
サネカズラの雌花:雄花は花の中が赤色ですが、雌花は緑色。
若い果実もありました。
他にも種々咲いていましたが少しだけあげておきます。
カワラケツメイ:花のすぐ右に出来立ての小さな果実が、その右に大きな果実があります。
アオツヅラフジ:花と果実です。鎮痛・利水の効能あり。
あとは薬用植物ですが面白そうなのだけにしておきます。
オクトリカブト:新陳代謝機能促進・強心の効能あり。
ルリヤナギ:強くて栽培しやすい。
シカクマメの花と果実:植物全体を食べることができ栄養価の高いマメ科植物として注目される。
ヒメアカタテハ
ホタルガ:2頭同時にとは珍しい。
ここから、平山城址公園をこえて平山城址公園駅に行って帰宅しました。
以上