片倉城跡公園へお散歩です。
イボクサが菖蒲田のあちこちに沢山咲いていました。この花は午前中に咲き、午後には萎みます。全国の水辺に生育するツユクサ科イボクサ属の湿性~抽水植物で1年草です。水田にも生えいわゆる水田雑草でよく繁殖します。しかし、ピンクの花はなかなか可愛い花です。また、可哀そうな名前ですが、茎から出る汁はイボをとるために使われたため名付けられたそうです。(この花がここあることはAさんに教えていただきました。ありがとうございました。)
同じく菖蒲田北の端のやや乾いた所にタカサブロウが多く咲いていました。タカサブロウはキク科タカサブロウ属の古くからの史前帰化植物で1年草です。1981年に発見された熱帯アメリカ原産の帰化植物であるアメリカタカサブロウとよく似ていますが違いは種子を見ればわかるそうです。このため、タカサブロウの別名はモトタカサブロウといいます。
水車小屋の西側の菖蒲田の畔に2カ所ザクロソウが咲いていました。この花も午前中に咲き午後には萎みます。前のイボクサとこの花を見るなら午前中がいいです。ザクロソウは道端や畑の縁に生えるザクロソウ科・属の1年草で小さな花です。
湿地には今ウナギツカミ(別名:アキノウナギツカミ)が花盛りです。ウナギツカミはタデ科イヌタデ属の1年草で葉が茎を抱くように付くのが特徴。茎のトゲは下向きにつくが短くあまり痛くない。
この他には、サクラタデが綺麗です。
スズメウリもありました。
アゼムシロ(ミゾカクシ)もまだ咲いています。
アカボシゴマダラが小さな木に産卵していました。
以上