11月3日は旧甲州街道の一部、関野宿手前の藤野駅から相模湖駅近くの小原宿までを歩いてみました。
藤野駅からは甲州街道(国道20号)に歩道がないので車の危険を避けて、中央線沿いにすこし歩き吉野宿の手前で甲州街道(国道20号)に出ました。
線路沿いには
ノハラクサフジが咲いていました。クサフジより葉が太短く花期も遅いのでノハラクサフジとしましたがどうでしょう?
ヨウシュヤマゴボウ
ベニバナボロギク
吉野宿では古民家が残っています。
吉野家の土蔵:吉野宿の旧本陣の土蔵で吉野大火から焼け残っていたものを移築したもの。今まさに壊れてしまいそう。
吉野宿ふじや:もとは藤屋として旅館であったが大火で焼失し、農家として再建。今は郷土資料館として公開されている。
吉野宿の高札場跡。左下に五体の地蔵がある。
吉野宿で甲州街道(国道20号)に分かれて古道を上る。
すぐ上から見た相模湖:尖った山は嵐山、その左に遠く見えるのは小仏城山。
クサノオウが咲いていました。
坂を上りきったところにサクラタデがまだ咲いています。
坂を上り切ってから下り始めしばらく行くと横橋の集落です。
この集落には立派な石垣がある民家が多く、その石垣にはツメレンゲが沢山咲いていました。こんなに多く咲いているとは驚きです。
中央高速にかかる橋から見た相模湖:丹沢連峰や道志の山々が見渡せます。
庚申塚
坂を下りきったところで再び国道20号に出てすぐに与瀬神社です。
相模湖駅を通り過ぎの国道20号出るまでに
センニンソウ
ノブドウ
国道20号沿いには
ヤマブドウ
キヅタ
1kmぐらいで小原宿に到着
小原宿本陣:小原宿の名主、問屋を務めた清水家の建物。
控えの間と奥は上段の間:大名は上段の間に泊まる。本陣には大名と側近のみが泊まり他は小原宿の旅籠等に分宿するとのこと。
居住者スペース
2階は蚕室になっている。
小原宿には多くの旅籠があったが、その一つの永楽屋の建物。
帰りに見た相模ダム:左に嵐山、遠くに石老山が見えます。
特に横橋あたりがのどかな風景で久し振りにくつろいだ気分になりました。
以上
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