6月2~3日に白川郷~高山市~上高地への旅行に行ってきました。2日は朝から雨で車中から雨模様の新緑を眺めながら過ごしました。午後白川郷に付くと幸い雨も上がり、短い時間でしたが趣のある合掌造りの風景を楽しみ散策しました。
高山市のホテルで一泊し、翌日3日、晴れ上がった好天の中を高山市で朝市等を見物した後、昼頃上高地に到着。ここでも2時間ぐらいの昼食を含めた短い時間で、久し振りに懐かしい穂高岳等の風景を楽しみ散策です。
河童橋から梓川、岳沢、釣り尾根、奥穂高岳、ジャンダルム、西穂高岳等お馴染みで有名な風景です。
梓川と焼岳
梓川と霞沢岳
河童橋からウェストン碑まで梓川沿いの散策路には種々の花が咲いていました。
エゾムラサキ(蝦夷紫):ヨーロッパ原産の帰化植物でムラサキ科の2~多年草。日本では北海道と本州の上高地のみに産し、上高地を代表する花の一つとなっている。
ベニバナイチヤクソウ(紅花一薬草):ツツジ科イチヤクソウ属の常緑多年草で近くでは山梨県の甲武信岳の山麓に群生地があると知っていたが行けませんで、上高地で出会えるとは思っても見ませんでした。ここでも群生していました。
オオタチツボスミレ(大立壺菫):タチツボスミレより花も葉も大型。花が萎れかけていますが1輪だけ咲いていました。
マイヅルソウ(舞鶴草):スズラン科マイヅルソウ属の多年草で葉の形が家紋の舞鶴紋に似ることから名付けられた。よく群生する。
マムシグサ(蝮草):サトイモ科テンナンショウ属の多年草。
これから先は同定が怪しくなりますので違っていればご指摘ください。
クルマムグラ(車葎):アカネ科の多年草。よく似たのが何種類かあり同定が難しい。花もピンボケですがご勘弁ください。
オオヤマフスマ(大山衾):ナデシコ科ノミノツヅリ属の多年草。
ミヤマハタザオ(深山旗竿):アブラナ科シロイヌナズナ属の多年草。亜高山、高山の岩場や砂礫地に生育する。葉が細くて貧弱に見えるハタザオ。
ヤマエンゴサク(山延胡索)?:ケシ科キケマン属の多年草。葉が違う?
以上