10月22日。今日は白山神社から中山地区を歩いてきました。
中山中学の近くにナギナタコウジュ(薙刀香需)が咲いていました。シソ科ナギナタコウジュ属の1年草で花期は9~10月。花の形が薙刀に似ていて全体に強い香りがするため名付けられた。高尾ではよく見かけるがこの辺りでは少ないようです。
すぐ傍にベニバナボロギク(紅花襤褸菊:キク科ベニバナボロギク属でアメリカ原産の1年草。花期は8~10月。)が果実と共に咲いていました。花序は下向きに付きます。ダンドボロギクは上向きに付く。
柚木西小にあるイイギリ(飯桐:ヤナギ科イイギリ属の落葉高木で雌雄異株)の大木の果実が真赤に熟していました。ヒヨドリが食べに来ていて煩いぐらに鳴いています。
近くにキバナアキギリ(黄花秋桐:シソ科アキギリ属の多年草で花期は8~10月)が咲いていました。葉の形が桐の葉に似ているため。長沼公園にもあります。
ハゼラン(ハゼラン科・属の1年草で花期は夏~秋と長い)も咲いています。別名「三時花」等と呼ばれるように、花は午後の2~3時間しか咲きません。
キンゴジカ(金午時花:アオイ科キンゴジカ属の1~多年草で花期は7~10月。)は果実になっていました。今年は綺麗に咲いている花を見逃しました。
芝地にアイナエ(藍苗:マチン科アイナエ属の1年草で花期は8~9月)が、もう遅いかと思っていたのですが果実と共に咲いていました。葉は紅葉し始めています。花は小さいですが全体でも小さく、高さは10cmぐらい。東京都では少ないようですが、神奈川県の城山湖辺りに沢山咲いていました。
側にツリガネニンジン(釣鐘人参:キキョウ科ツリガネニンジン属の多年草で花期は8~10月)も咲いていました。
人家の傍の林縁にミツバアケビ(三つ葉木通:アケビ科・属の落葉つる性木本:果実は食べられる)の果実が沢山ぶら下がっていました。
西武北野台の住宅地で
アオギリ(梧桐:アオイ科アオギリ属の落葉高木)の果実
ツリバナ(吊花:ニシキギ科・属の落葉低木または小高木)の果実
コシロシキブ(小白式部:シソ科の落葉低木)
花壇にハナシュクシャ(花縮紗:ショウガ科の多年草で普通白花が多い)が咲いていました。この花に蛾のホウジャクの仲間が吸蜜しています。
今日出会った蛾と蝶
左上~右上~左下~右下の順にウスキツバメエダシャク、シロオビノメイガ、マエアカスカシノメイガ、キタテハ
左上~右上~左下~右下の順にツマグロヒョウモンの雄、ツマグロヒョウモンの雌、ヒメウラナミジャノメ、ベニシジミ
以上
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