8月18日。何年振りかで南高尾を歩きました。以前はよく行っていたのですが、膝を痛めてからケーブル、リフトで下山できる高尾山しか行かなくなり、すっかりご無沙汰でした。長距離を歩けて膝も大分よくなったかな?
コースは京王高尾山口駅~山下~西山峠~三平峠~梅ノ木平~高尾山口駅です。
高尾山口駅を出ると早速花のお出迎えです。センニンソウ、ボタンヅルそして国道20号ではベニバナボロギクです。
ベニバナボロギク
圏央道高尾ジャンクション近くでは
ガガイモ
そして名前の分らない花が咲いていました。多分外来でしょうがご存知の方教えてください。(Atto-Rieさんありがとうございました。クマツヅラでした。)
山下から西山峠へ向かう入沢川の沢筋に入ると多くの花が迎えてくれます。
ダイコンソウ、ヤマホトトギス、ハグロソウ、キバナツリフネソウの群落、フジカンゾウ、キンミズヒキ等等です。
また、タマアジサイが盛りで、山道はタマアジサイのトンネルになっていました。
峠近くでマツカゼソウも咲いていました。
この道ではクロアゲハ、オナガアゲハ、カラスアゲハが吸水しており、撮影できませんでしたが、スミナガシも吸水に来ていました。
また、次の蛾3種もいました。
ゴマダラシロエダシャク:開帳5~6cmになるやや大型のエダシャクです。
オオカギバ:大型のカギバガ科の蛾で日中に飛んでいるとシロチョウと間違えそうです。
イカリモンガ:これも日中から飛ぶ蛾で、蝶のように止まります。
西山峠に出るとウシタキソウの群落がありました。花はもう終盤で果実が多く見えます。
他にガンクビソウ、サジガンクビソウ、マルバノホロシもありました。
ガンクビソウ
サジガンクビソウ:他にもあり1枚目の写真は自然歩道近くのベンチにあったものです。全体像が分かるのでこちらにしました。
マルバノホロシ:ヒヨドリジョウゴとそっくりサンですが、ヒヨドリジョウゴの茎等には毛があり、こちらには毛がありません。
丸太のベンチ近くにはヒオウギがまだ咲いており、キセワタも咲いていました。しかし、これらはどなたかが植栽したもので自生ではないそうです。
ヒオウギ
キセワタ
三平峠ではシギンカラマツがありました。この仲間には種類が多いが、蕾が紫色をしているのが見分け方法の一つだとのこと。だから紫銀唐松というと。
三平峠で休憩中に一緒にいたボランティアのKさんとK・T・F・Gさんのお二人にご案内いただき大野道のキセワタとカラマツソウの在処を教えていただきました。感謝!感謝!です。
キセワタ:これは自生です。
途中に咲いていたシラヤマギク
同じくモミジガサ
この後、三平峠から下山。グリーンセンター近くのツチアケビの果実を見てから京王高尾山口駅まで帰りました。
ツチアケビの果実
以上
もう暑さが和らいできたのですか?よく歩きますね!
まだまだ暑いですが、水分をたっぷり摂り、歩いて汗をドップリとかき体内の毒素を出してしまうのです。
ビールも旨くなるし、体重も増えません。
私の健康法です。
https://yamap.com/activities/2207628/article#image-33714842
南高尾で出会う方は親切な方が多いでしょう。
大野道にもご案内いただいたのですね。
ではもうヤマトリカブトやアケボノソウの位置もわかりましたでしょうか?
クマツヅラで間違いないです。こんな道端で咲くとは生命力の強い花です。
ヤマトリカブトの位置は聞いていませんが、アケボノソウは花が付いていない株を多数教えてもらいました。
ヤマトリカブトは以前片倉城跡公園で見たことがあるのですが、今年よく見てみます。
昨日に帰りに寄ろうか?悩みましたが、ナンバンギセルだけで寄る気にはなれませんでした。
きっとキツネノカミソリは終盤と予想されましたので。
高尾山でもわざわざススキを避けてまで探す気にはなりません。
昨日は咲いていませんでしたが、富士の森公園内の神社にあるネコハギを確認に寄って帰りました。
多摩丘陵出感動の山さんが最近アップしていましたので。