コクランが開花しているとの情報をいただき早速見に行ってきました。
ほとんどの花序が萎びたり咲き終わったりしていたのですが、幸い2株だけ花が残っているのがあり何とか撮影することが出来ました。
コクラン(黒蘭)はラン科クモキリソウ属の多年草で花も黒色で小さく目立たない地味なランです。薄暗い林内に生えますが常緑なのでいつでも見つけることは可能です。今年新しく出た芽から花序が出て花が咲きました。6月13日に見たときはまだ花序が出ていなかったのですが危うく開花を見逃すところでした。
コクラン
花を各方向から撮影してみました。
やや下方から
やや斜め下方から
やや上方から
自生地へ行く途中ウラナミアカシジミに出会いました。ウラナミアカシジミ(裏波赤小灰蝶)はいわゆるゼフィルスの1種で翅裏が特徴のある黒点の波模様をしており、羽表はなかなか見せてくれませんがオレンジ一色の蝶です。
今日は蝶にも暑かったのでしょうか、普段は樹上にいるのですが地面で口吻を伸ばして吸水しているところを見せてくれました。
我が家の近くの人家の生垣にギンバイカが咲いていました。ギンバイカ(銀梅花)はフトモモ科ギンバイカ属の常緑広葉の低木で地中海沿岸及びヨーロッパ南西部を原産とする。花や葉には芳香がありハーブガーデンや生垣等に使用される。また、黒く熟した果実は果実酒や肉料理のスパイスとして使用される。花期は5~6月。花弁は普通5枚とされるが6~7枚のものもある。
以上