片倉城跡公園に果実が沢山生ったカキノキが1本あるが、その木にツキノワグマならぬ冬鳥のツグミ(鶫)が数羽止まりカキの実を食べていました。ツグミを見たのは今冬初めてです。多分渡ってきたばかりなので柿の実は美味しいことでしょう。
片倉城跡公園近辺には多くの果実があります。
ラクウショウ(落羽松):ヒノキ科ヌマスギ属の落葉針葉樹。ちなみによく似たメタセコイアがあるがラクウショウの黄葉はメタセコイアより濃い色に見えます。
片倉城跡公園にあるメタセコイアの黄葉
公園前の道路の並木サルスベリの紅葉と果実
片倉城跡公園の上の畑地にあるゴンズイ(権瑞:ミツバウツギ科ゴンズイ属の落葉小高木)の果実と種子:1個の花から3個の果実が出来、赤く熟すと裂開して光沢のある黒い種皮に包まれた1~2個の種子が出てくる。
片倉城跡公園の中には
タイアザミの種子:タンポポと同じように風に飛ばされて拡がる。
ウバユリ(姥百合:ユリ科ウバユリ属の多年草)の果実と種子。開裂して種子が覗いています。
コバギボウシ(小葉擬宝珠:キジカクシ科ギボウシ属の多年草)の果実と種子。2枚目は掌にのせた種子。
キッコウハグマの果実(先日掲載しましたが写りが悪かったので再掲)
水車小屋のところにアオツヅラフジ(青葛藤:ツヅラフジ科アオツヅラフジ属の落葉つる性木本)の大株があり多くの果実が生っていました。1個の花から6個の果実が出来ます。それが多く集まっているものもある。綺麗な果実です。
湯殿川沿いに
ススキの果実
エノコログサの果実
コセンダングサの果実:いわゆる「ひっつき虫」で果実の先は引っ付き易いように二股になり果実には多くの棘があります。
咲き残りのゲンノショウコが1輪ありました。
最後に大塚山(道了堂跡)から見た今冬1回目のダイヤモンド富士です。靄が掛かっていたこともあり富士山のシルエットが見難く写りが悪いですが挙げておきます。ダイヤモンド富士の出現はこれから次第に北の方に移っていきます。
以上
ダイヤモンド富士!いいなあ~!当方も一時ダイヤモンド大山に凝りましたが成就しませんでした。夕日での撮影でしたが無理でした。最近は東から朝日のダイヤモンド大山が流行っています。