今日も暑いが、熱中症アラートが出なかったので久し振りで片倉城跡公園近辺を歩きました。
片倉城跡公園、片倉つどいの森公園で出会ったトンボはシオカラトンボ、オオシオカラトンボ、ギンヤンマ、ハグロトンボ、ミヤマアカネ、マユタテアカネです。
ハグロトンボ:水辺や林下の薄暗い場所に多い。
マユタテアカネ(眉立茜):翅の先に黒斑がある雌です。顔に眉のような黒斑が2個あるので分かります。
ミヤマアカネ(深山茜):翅に黒帯があるので分かります。
ウスバキトンボ(薄羽黄蜻蛉):今の時期、芝生広場や畑地で一日中飛んでいて止まることがありません。夜は草木に止まって休みます。わたしのコンデジでは撮影できないので、過去にたまたま止まっているところを撮った写真を挙げておきます。
ご参考:ウスバキトンボ
水田でたまたま出会ったイトトンボです。アオモンイトトンボの雌だと思うのですが。
湯殿川沿いには
マルバルコウソウ(丸葉縷紅草:ヒルガオ科のつる性1年草)が1輪だけ咲いていました。そのうちに沢山咲くでしょう。
可哀そうな名前ですが意外に綺麗な花、ヘクソカズラ(屁糞葛)も咲いています。
ウマノスズクサがこんなに咲き残っているのは初めてのことです。いつもならジャコウアゲハの幼虫に食べ尽くされるのですが、今年はどういう訳かジャコウアゲハが産卵せずにこんなことになりました。なお、果実はまだ見当たりません。
ガガイモもまだ沢山咲いています。しかし、恒例の草刈りが下流から風原橋まで来ていますのでこれらの花々は全て刈り取られることでしょう。
水田では
オモダカ(面高)が咲いていました。オモダカ科の多年草で抽水~湿生植物の水田雑草。クワイはオモダカを栽培改良されたもの。矢尻型の葉を人の面に見立てたものとのことですが。
側に大きな同じような葉の植物がありましたが、これはクワイでしょうか花を見たことがありません。
タケトアゼナ(タケト畔菜)も咲いていました。北アメリカ原産の帰化植物でアゼナ科の1年草の水田雑草。よく似たアメリカアゼナは葉の根元が軸状に細いが、タケトアゼナの葉の基部は茎を包むように丸い。
同じ水田雑草のコナギ(小水葱)は葉が多く出ていますがまだ蕾すらありません。
以上