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八王子市のお散歩日記

自然豊かな八王子市内をお散歩しながら植物・昆虫・野鳥等を日記で綴る

2022年 日野七福神めぐり

2022-01-04 16:17:35 | 日記

昨年はコロナ禍で取りやめにしましたが、今年はオミクロン株が蔓延する前に4回目の日野七福神巡りです。

日野七福神めぐりの色紙

最初は京王百草園駅からスタートし、まず恵比寿天の真照寺。

次は浅川沿いに歩いて福禄寿の石田寺へ。

浅川に掛かる新井橋ではモノレールが走り、モノレールの橋の下から大岳山等の奥多摩の山々が見渡せました。

ここ石田寺には新撰組の土方歳三の墓や市指定天然記念物のカヤの大木があります。

浅川にはダイサギ、アオサギ、モズがいました。

  

国道20号バイパス沿いに毘沙門天の安養寺へ。

さらに浅川のふれあい橋を渡り毘沙門天の高幡不動尊金剛寺へ。さすがに初詣の参詣人があふれていました。

早々に退散して高幡橋を渡り、寿老尊の延命寺へ。

延命寺の寿老尊

さらに用水路に沿って、子寶大黒天の善生寺へ。用水路には魚が沢山泳いでいました。

善生寺の子寶大黒天

ここからは日野市に多い用水路沿いに最後の宗印寺へ。

用水路にはオオカナダモのほかに青々としたオオカワジシャがあり早くも花が咲いていました。オオカワジシャ(大川萵苣)はヨーロッパ~アジア原産の帰化植物でオオバコ科クワガタソウ属の多年草。関東以西の水辺に見られ花期は春~夏と長い。よく似たカワジシャがあるが葉の鋸歯が細かいのでオオカワジシャとしました。

  

宗印寺の布袋尊を祭ったお堂と布袋尊

 

京王電鉄の平山城址公園駅から帰宅しました。

新春の暖かい半日を21,769歩とたっぷり歩きました。

以上


番外:2021年 坂東三十三観音霊場巡り結願と鋸山

2021-11-28 09:53:57 | 日記

2008年1月18日に第一番の杉本寺等を始めとして坂東三十三観音霊場巡りをしていたのですが、2018年3月17日を最後に千葉県で台風の被害甚大や新型コロナのために第三十三番の那古寺を残して中断していました。

11月27日。新型コロナもだいぶ落ち着いたようなので千葉県の南房総の那古船形にある那古寺を訪れました。やっと結願であとお礼参りに長野県の善光寺と北向観音へお参りするだけになりました。

なお、先に西国三十三観音と秩父三十四観音は巡礼完了していますので、併せて百観音巡りを果たすことが出来ました。秩父はほぼ全行程徒歩でその他は公共交通機関(除くタクシー)を使用しての巡礼でした。

那古寺本坊と大蘇鉄

那古寺観音堂

さすが暖かい房総です。途中街中にアロエの花が咲いていました。

ハナカタバミも咲いていました。ハナカタバミはカタバミ科で南アフリカ原産の帰化植物。花期は9~11月。

折角ここまで来たので、これから浜金谷の鋸山へロープウェーで登り日本寺の中を巡りました。

好天の土曜日とあって凄い人出で駐車場は満車で行列。ロープウェーにも行列ができるほどでした。もちろんマスクと消毒は必須です。

まずはロープウェー駅上の展望台から船形漁港と三浦半島、遠くは伊豆半島の眺め

ロープウェーの駅から下りの階段で大仏広場へ、そこから急な階段で二天門、西国観音を経由して山頂展望台・地獄のぞきへ、また階段を下りロープウェー駅へのコースです。急な階段ばかりで息が切れ年を感じてしまいました。

まず最初に長い階段の途中に弘法大使護摩堂がありました。

大仏広場への道では草花が目を楽しませ疲れを癒してくれます。

ダイモンジソウ:ユキノシタ科・属の多年草で花期は7~10月。終盤でしたがまだ赤い葯が残っている花もありました。

  

リンドウが一輪

コスミレも咲いていました。

日本一の大仏:1783年から3年かけて作成され、昭和44年から4年かけて復元されました。御丈21.3m、総高31.05m。奈良の大仏は御丈14.85m、総高18.18m。

ここから長く急な階段を上り

二天門(岩のトンネル)

西国観音

この間にもダイモンジソウがありました。

他にはこれも終盤ですがハダカホオズキの果実が沢山。

 

名前が分かりませんが果実

 

いよいよ山頂展望台です。地獄のぞきは先まで入るための行列が長くて入るのをあきらめて横から撮影。

ここからまた階段を下り、ロープウェーで奈古船形駅へ

船形漁港から見た富士山:これだけ裾野が広がった富士山を見るのは久し振りです。

最後に那古船形駅から見た鋸山

山頂展望台・地獄のぞきの拡大

以上


番外:2021年 甲州古道(旧甲州街道:藤野駅~小原宿)ウォーキング

2021-11-04 10:46:55 | 日記

11月3日は旧甲州街道の一部、関野宿手前の藤野駅から相模湖駅近くの小原宿までを歩いてみました。

藤野駅からは甲州街道(国道20号)に歩道がないので車の危険を避けて、中央線沿いにすこし歩き吉野宿の手前で甲州街道(国道20号)に出ました。

線路沿いには

ノハラクサフジが咲いていました。クサフジより葉が太短く花期も遅いのでノハラクサフジとしましたがどうでしょう?

ヨウシュヤマゴボウ

ベニバナボロギク

吉野宿では古民家が残っています。

吉野家の土蔵:吉野宿の旧本陣の土蔵で吉野大火から焼け残っていたものを移築したもの。今まさに壊れてしまいそう。

吉野宿ふじや:もとは藤屋として旅館であったが大火で焼失し、農家として再建。今は郷土資料館として公開されている。

吉野宿の高札場跡。左下に五体の地蔵がある。

吉野宿で甲州街道(国道20号)に分かれて古道を上る。

すぐ上から見た相模湖:尖った山は嵐山、その左に遠く見えるのは小仏城山。

クサノオウが咲いていました。

坂を上りきったところにサクラタデがまだ咲いています。

坂を上り切ってから下り始めしばらく行くと横橋の集落です。

この集落には立派な石垣がある民家が多く、その石垣にはツメレンゲが沢山咲いていました。こんなに多く咲いているとは驚きです。

 

中央高速にかかる橋から見た相模湖:丹沢連峰や道志の山々が見渡せます。

庚申塚

坂を下りきったところで再び国道20号に出てすぐに与瀬神社です。

相模湖駅を通り過ぎの国道20号出るまでに

センニンソウ

ノブドウ

国道20号沿いには

ヤマブドウ

キヅタ

1kmぐらいで小原宿に到着

小原宿本陣:小原宿の名主、問屋を務めた清水家の建物。

控えの間と奥は上段の間:大名は上段の間に泊まる。本陣には大名と側近のみが泊まり他は小原宿の旅籠等に分宿するとのこと。

居住者スペース

2階は蚕室になっている。

小原宿には多くの旅籠があったが、その一つの永楽屋の建物。

帰りに見た相模ダム:左に嵐山、遠くに石老山が見えます。

特に横橋あたりがのどかな風景で久し振りにくつろいだ気分になりました。

以上

 


2021年 コロコロダイヤモンド富士山、鳥の空巣(からのす)等

2021-01-19 18:53:23 | 日記

今日は我が家の近くからコロコロダイヤモンド富士山が見られる。コロコロダイヤモンド富士山とは富士山の北斜面を太陽がコロコロと転がるようにして沈んでいく様をいいます。

撮影したが条件は最高だったのに見事に失敗しました。太陽の余分な光を除いて輪郭だけが見えるようにするには、どんな露出がいいのか分かりません。加えて私のコンデジでは限界があります。オートではこの通りでうまくいきませんでした。1枚目の写真は富士山の北斜面のほぼ中央ですが、これより上方では光が多すぎてうまく写りません。結局何とか富士山のシルエットが出て撮影できたのは斜面のかなり下方に来て太陽が沈みかけてからでした。

   

片倉城跡公園の雑木林は葉が落ちて見晴らしがよくなりました。今まで気が付かなかった鳥の巣が2個ありました。過去にはツミが営巣したこともありますが、多分カラス(烏)の巣の後(カラス(空巣)の空き巣)でしょうか?

 

名前はわかりませんが早咲きの桜の蕾から雄蕊が見えて咲きかけていました。間もなく咲くでしょう。

 

白梅は既にこの通り

今日の冬芽はタラノキとシラカバです。

タラノキ(楤木)はウコギ科タラノキ属の落葉低木でその新芽は食用として有名で、8~9月頃白い花を多数咲かせ、果実は秋に黒く熟します。冬芽は鱗芽で円錐形。頂芽は大きく側芽は小さい。芽鱗は脆い。葉痕はU字型で頂芽の場合ほぼ1周する。維管束痕は多く30~40個。

頂芽と葉痕

側芽と葉痕

シラカバ(白樺)はカバノキ科・属の落葉高木で樹皮が白いカバノキの意味で庭木にも使用される。冬芽は鱗芽で長楕円形。芽鱗は4~6枚。葉痕は半円~三角形でこの写真では見にくいが維管束痕は3個。

 

以上