80年代Cafe

80年代を中心に、70年代後半~90年代位の懐かしいもの置いてます。
あなたにとって80年代はどんな時代でしたか。

蔵出し散財日記

2013-09-23 09:50:37 | 散財日記・雑記

 というわけで、昨年末より約10ヶ月。久々の散財日記。さすがにレトロネタばかりでは飽きて、最近ではバイクネタばかりですが、それに伴い購入の方もレトロ関係は低調。けっこう量が多いようにも感じますが、10か月分ですから頻度は低いです。それでも10ヶ月も経過しますと、大分溜まってきているので一挙に放出。

LSIゲーム・スクランブル・(中古/トミー)
FLパックリモンスター・(中古/バンダイ) 2個で1,250円

 スクランブルは、コナミのスクランブルを移植した、トミーの傑作電子ゲーム。FLパックリモンスターは、ナムコのパックマンを(勝手に)移植したバンダイの電子ゲーム。この頃のパックマン亜流の中では、最も遊べた傑作の部類に入ると思います。どちらもオークションでは良く見かけるのですが、パックリモンスターはその知名度から懐かしいと思う人が多いのか、意外と値が上がってしまう。2個でこの値段は、ラッキーの部類だと思います。


 スクランブルはすでに所有していて、ここでも紹介済みなのですが、蛍光表示管でスクロールと全5エリアを再現しているなど、非常によくできた作品。


 FLパックリモンスターは、80年ごろの初期に発売されたFLゲーム。ナムコのパックマンを電子ゲームで再現しており、当時話題となりました。持っている人が結構多く、学校でやり込むほど遊んだ記憶があります。


 おばけとパックリモンスターって、自機もモンスターなのね。


 画面構成は、オリジナルと異なりますが、このフィールドの広さと餌の数、モンスターの数や速度が絶妙のバランスで保たれており、かなり遊べました。パックリモンスターが軽快に動いてくれたのも、ゲームのテンポを良くしていた理由のひとつ。


 バンダイの電子ゲームは、これ以降しばらく共通のフォーマットで展開されてます。


 取扱説明書。読まなくても感覚で遊べてしまうところが、この頃の電子ゲームの良いところ。


 バンダイの電子ゲームに共通していた、このバンダイステック(今、命名)が操作性がけっこう良かった。操作は4方向レバーのみと極めてシンプル。


BANDAI PACKRI MONSTER・(中古/バンダイ) 1,000円ほど

 FLパックリモンスターの海外版。違いはパッケージのみで、中身は国内版と同じ。国内版と比べると、大人びていて洒落たパッケージに。国内版がキャラを押し出してポップなのに対して、非常にクール。コレクター向けですな。


学研LSIゲーム・ジェットファイター・(中古/学研) 980円

 こちらは、学研より発売されていたLSIゲーム・ジェットファイター。ミサイル発射台を上下に動かして、迫り来る敵戦闘機を撃墜します。ときおり空母が出現しますので、撃沈させるとボーナス得点が入ります。実は、学研のインベーダーをキャラ変えして横型にしただけという派生作品。知らなくて両方買ってしまった子は、どうしたのでしょうね。


 かっこいい学研LSIゲームのロゴ。


 何をモチーフにしたのか、見当も付きませんが、個性的で複雑な形をした筐体。学研ゲームの例にもれず、これもなかなかデザインが良いです。


 筐体左端についているファイアーボタン。


 筐体右端の移動レバー。アタリ・リンクスの様な大型の筐体を両手で持って遊ぶ形になります(床に置いても遊べるけど)。ON/OFFスイッチも筐体に溶け込むようデザインが施されています。


FLフリスキートム・(中古/バンダイ) 2,000円

 FLパックリモンスターと同時期に発売されたFLフリスキートム。日本物産のパズルアクションゲームの移植作品。この前のパックマンで版権が問題となってしまったためか、ここからはきちんと許諾を取った版権ものになっています。日物との関係は、この後の共同開発となったクレージークライミングで花開きます。


 この頃数多く作られた水道管ゲームを基にした作品。フリスキートムを操作して、水道管を外してしまう(かじってしまう?)ねずみを退治します。水道管には水が流れており、一定時間を過ぎると湯船にお湯がたまってシャワーシーンが見られます。蛍光表示管だけど。


 オリジナルは複雑で難しいゲームでしたが、簡略化されたことが効いたのか電子ゲーム版はなかなか遊べる作品に仕上がっていました。


 箱なしの裸品は持っていたのですが、箱説付をゲット。これも知名度があり、そこそこ競争者が多く値が上がります。これでバンダイの初期横型FLゲームは、FLアタックモグラのみ。当時、パックリモンスターばかりが売れたのか、これがなかなか希少で手に入らない。


デジコムルパン・(展示品/エポック社) 2,200円
 
 こちらは、変り種の電子ゲーム・エポック社のデジコムルパン。蛍光表示管のゲームではなく、LEDを使ったLEDゲームになります。あのデジコムベーダーとほぼ同じ時期のもの。価格が高いのは、展示品ということで未使用品だったから。アルセーヌ・ルパン(3世ではない)と探偵(ホームズ?)に分かれて、お互いの通行ルートを推理するという珍しい作品。


 このゲームが最も独創的なのは、相手の姿が見えず、通った道の色により音楽が流れるという点。流れた音楽の順番により、相手の通ったルート、現在位置を割り出して追いかけ(逃走し)ます。後にも先にも、このようなゲームは無かったと思います。


 デジコムベーダーと同時期ということもあって、広告等にはよく登場し知名度もあると思います。ただ持ってる人を見たことが無かった。この時期だと、同じ金額を払うならデジコムベーダー1択だったと思います。


 存在だけ知っていて、どんなゲームかずっと謎で遊んでみたかった一品でした。ウェブ上でフリーゲームとしても再現されています。


Nintendo カラーTV ゲーム6・(中古/任天堂) 1,000円

 世界一のTVゲーム開発会社、任天堂の最初のTVゲーム機・カラーTVゲーム6。6種類のポンゲームが遊べる。ライバル会社に差をつけるため一万円を切る価格(9,800円)で発売されたことで有名。この価格だと実は赤字であり、同時に発売した15種のゲームが遊べるTV ゲーム15(15,000円)を売るために、TVゲーム6で目を引いてTVゲーム15を売るという戦略でした。実はこの2つ全く中身は同じもので、当時2つ合わせて100万台を超える大ヒットとなりました。


 売れただけあってTVゲーム6、TVゲーム15とも、レトロTVゲーム機としては、よく見かけます。任天堂は、この頃から戦略的に計算されつくしたアイデアを売る会社だったんですね。


 未使用品ではないが、なかなか綺麗なもの。


 取り説、保証書、接続方法を記載した用紙など、全部付いています。


 当時もののACアダプター、RFコンバーターなどの備品類。


 TVゲーム15とはスイッチ類が異なっており、中身は全く同じものであったにもかかわらず、スイッチの方で遊べなくしてゲーム数を意図的に減らしていた。他にTVゲーム15 では、操作スイッチが本体より独立して取り外し出来る様になっている。


 軽くも無く、重くも無くの適度な操作感のボリュームコントローラー。本体デザインも後のファミコンを思わせるまとまりが良くて、コンパクトなもの。


 1,000円でこれだったら良い買い物かなというところですが、これはなんとハウス・シャンメンバージョン。ハウス・シャンメンは70年代に発売されたインスタントラーメンで、それの景品としてプレゼントされたもの。といっても違いはステッカーが貼ってあるだけなのですが。チャルメラバージョンのゲーム電卓とか、ハム会社のインベーダーとかいろいろありました。狙ってもなかなかお目にかかれるものではないと思います。


ポケットデジコム・パクパクマンⅡ・(中古/エポック社) 1,000円

 任天堂のゲームウォッチやバンダイのゲームデジタルシリーズと並んで、人気を誇ったエポック社のポケットデジコムシリーズのパクパクマンⅡ。Ⅱというからには、当然Ⅰが合って、初代パクパクパン(6,000円)が発売された後に4,500円という低価格で再販された廉価版パクパクマン。初代とは、本体色(ホワイト)が異なります。


 パックマ亜流の中では、最も知名度があって、最も売れたものだと思います。パッケージデザインも洒落ていて、80年代的ポップに溢れています。当時人気だったウォークマンを連想させるロゴが秀逸。


 パクパクマンもこの可愛らしさ。餌の代わりにフルーツが用いられており、細部までデザインにこだわりが見られます。


 価格の安さもあって、当時人気だったと思います。パターン化のし易いゲームで誰でもカンスト(HHHH)までいけたのも、人気の秘密だったのかも。


 見つけやすいけれども、なかなか安い金額では落ちてきません。これが安かったのは、当時ものの名前攻撃がしてあったため。4,000円~6,000円もする玩具なのですから、そりゃ名前も書きますよね。


NEKO DON DON! ネコドンドン・(中古/タカトクトイズ) 1,000円ほど

 今は亡きタカトクの廉価版電子ゲーム、NEKO DON DON! ネコドンドン。当時、ロボットメーカー、ペンギンギンと並んで2,980円という低価格で販売されていました。この時期まで来ると、バンダイのゲームデジタルも3,980円と価格を下げ、エポック社からもポケットデジコムミニとして、低価格化が進んでいました。


 そこのタカトクがぶつけた本シリーズ。安いのだけど、そこそこ遊べてよくできていました。ドリフのコントのような世界観が繰り広げられています。このようなものでも、TVCM迄打っていたのですから、如何に当時子供が多かったかがうかがい知れます。


DVD・私の優しくない先輩・(中古/アニプレックス) 300円
DVD・69 sixtynine シックスティナイン・(中古/東映) 100円

 DVDもほとんど買っていないのですが、紹介する場が無いので一緒に行きます。私の優しくない先輩は、川島海荷さんとはんにゃの金田哲さんW主演の青春映画。2010年の作品ですから、ここで紹介するものとしてはかなり新しいものだと思います。69 sixtynine シックスティナインは、村上龍さんの同名小説を映画化した2004年度の作品。今話題の宮藤官九郎さんの脚本になっています。


 私の優しくない先輩は、2010年と最近の映画ですが、80年代の青春映画“台風クラブ”“時をかける少女”“アイコ十六歳”“バタアシ金魚”などをどこか思い起こさせる世界観を持っています。高田延彦、小川菜摘さんも出演されています。


 69 sixtynine シックスティナインは、60年代の高校生が学校でロックフェスティバルを成功させるという話。80年代当時に原作の村上龍さんの小説は読んだのですが、まだ未視聴です。


DVD・IMAGINE イマジン・(中古/ワーナーホームビデオ) 480円

 イマジンは、ジョンレノンの生い立ちから始まって、ビートルズ人気、アメリカでのソロ活動、1980年に凶弾に倒れるまでを描いたドキュメント作品。アンソロジーが発売されていた頃、一時期ビートルズとジョンレノンにはまっていた頃がありましたが、今見たらどのような感想を抱くのでしょうか。


DVD・クロ子とグレ子のどこまでやるの・(中古/テレビ朝日・ポニーキャニオン)
DVD・かまきり伝説/関根勤・(中古/フジテレビ・ポニーキャニオン) 各100円

 クロ子とグレ子のどこまでやるのは、欽ちゃんのバラエティ番組欽どこから、小堺一機さんと関根勤さんの登場シーンを集めたもの。わらべや見栄晴などの懐かしい顔ぶれも。かまきり伝説/関根勤は、関根さんの物まね芸を集めたもの。カックラキン大放送時のかまきりネタも公開してます。


 80年代は欽ちゃんの黄金期でレギュラー何本も放送されていましたが、この頃がTVが幸福だった最後の時期だったのかも。


ベストモータリング2004年5月号
ベストモータリング2007年2月号・(中古/2&4モータリング社)
WRC世界ラリー選手権2005総集編・(中古/株式会社スパイク) 各100円

 ベストモータリングは、惜しまれながら廃刊してしまいましたが、ブックオフなどいくと過去のDVDが100円で出ています。情報などは古いですが、車遊びの楽しさのようなもののエッセンスは古びておらず、(少なくとも値段分は)楽しめると思います。


 車関連のDVDなんかは、他にもちょこちょこと買っていたと思います。ということで久々の散財日記、蔵出しでした。


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