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POSH(ポッシュ)社製 アルミウインカー~交換作業編

2013-10-14 11:39:06 | 原付趣味&Bianchi

 今月は、どうも細切れの用事が入って中途半端に忙しい。土曜日の午前中に講演を聴きに行く用事が入っていたり、台風の影響で雨続きだったりとまとまった時間が取れませんでした。ということで、延び延びになっていたPOSH(ポッシュ)社製 アルミウインカーへの交換編です。


 純正のウインカー。これは実際には、もう先月の写真。


 ウインカーのみは外しにくいため、まずシートを外してからウインカーステーを外します。それにしても錆錆ですな。


 メーカーのサービスマニュアル、ウインカーの取り付け説明書ともにありませんので、そもそもの純正ウインカーの構造と、どのように接続されているのかを知る必要があります。


 純正ウインカー。でかい。カブやモンキーなどと共通の部品だったと思います。一個3千円以上しますので、交換しょうと思うと3,000円×4と結構高価。


 ウインカーステーより取り外したところ。ボルトだけではなく、分厚いゴムのブッシュ(?)でステーに固定されています。はっきいって、ほとんどの社外品がしょぼく思えるほどのしっかりとした作り。ただ外側のプラスチック部分のメッキが曇ってきているため、今回は交換することに。


 ウインカーレンズを外します。これも分厚くて、一個千円以上するしっかりとしたもの。


 純正品のウインカー球。切れたり交換した記憶がありませんので、15年以上もっているはず。


 とりあえず仮取り付け。錆錆が目立つことと、ボルトのみの取り付けでは、純正品に比べるとひどく頼りない。


 また、ウインカー球の規格も異なりますので、別に電球を買ってくる必要があります。


 純正品との比較がわかりやすい写真。


 大きさも、ステーの長さもそれほど違うわけではない。また社外品はアルミ製で、純正の外側はプラスチック。ウインカーからの電線も、純正2本に対し社外品は1本のみ。


 ウインカー球をはじめとして、中古のウインカーで端子も付いていませんので、必要な材料を物色しに行きます。


 ホムセンにGO!実はこの後4回ほどいくはめに。


 おやじの聖地ホムセンへ。100均と同じく、あまり好きな場所ではないのに、えらく頻繁に訪れています。


 あまりにも便利すぎて、食料品を買い込むスーパーと同じように必要性は高い場所ですな。


 エーモンの端子やら電球やら電線やら、買い込んできました。


 買うかどうか迷ったのですが、1,000円ほどの電工ペンチ。ラジオペンチあたりで代用できないことも無いと思いますが、電気関係をやる際にはやっぱり必需品。


 ウインカーからの電線の皮むき、端子の固定、不要な線の切り取りなど、全てこれ一本でやれます。


 とりあえずウインカー球の取り付け。クリアカバーなので、アンバーの電球を使う必要があります。


 ウインカーのクリアカバーは劣化して黄ばみが出ていたので、ハリケーンのものと交換。


 純正のゴムブッシュは大きすぎて社外品には取り付けられなかったため、ゴム製のグロメット(4個で175円)を購入。


 いよいよ取り付けて点灯というところになって、問題が発生。①まず電球の光が弱々しい。②また点いたり点かなかったりする。原因は①はホムセンにおいてあったばら売りの電球のワット数があっていなかったこと。そもそもホムセンには、バイク用のウインカーのアンバー球が置いてなかった。②は純正品は+コードと-コードの2本線だが、社外品は大抵が1本線。これで繋ぐ場所が混乱してしまいました。また社外品はウインカーのボディ自体が-コードの働きを持っており、車体(アース)に繋がること効果を発揮しているのだが、ゴム製のグロメットを挟んだ事で、その働きが失われていた。


 書いてしまうと単純なのだが、作業中だと点かないとやはりあせる。しかもネットで購入した社外品の中古なので、本体自体の破損も考えられて、ますます原因がわからなくなる。ということで、ここで作業が中断しました。


 結局、グロメットを挟んだ事でウインカーボディの-コードの機能が失われているということなので、純正品と同じくアースに繋ぐ-コード線を作成。ワット数が合ってない電球は、ハリケーンのものを流用することで回避しました。


 ゴムのグロメットを外しても良かったのだけれど、ボルトのみだと固定が弱く簡単にずれたりする。


 ここまでが、前回の雨の中の更新でやった部分。


 錆錆のままだと交換する効果が半減するので、タッチペンで修正。


 とりあえず、リア側はこれで完成。雨での中断をはさんで3週間かかりました。


 コードを見えないように束ねる作業は残っています。


 細部は一度全部終わらせてしまってからやるほうが、精神衛生上からも楽。


 なかなか綺麗になりましたが、雨や錆には弱そう。


 ウインカーは一度交換したことがあるのですが、20年近く前なのでほとんど忘れていた。ドリーム50の専用品(7,000円~10,000円ほど)を購入し、バイク屋に頼んでやってもらったほうが、ずいぶん楽だったとは思いますが。


 ということで、リアは終了。次は、いよいよフロント側へ。


 こちらがフロント側。ここでも問題発生。フロント側はライトケースの横に取り付ける方法と、純正のステーを流用する方法があるのですが、ドリーム50の場合ちょうど良い位置に純正の取り付け穴が付いており、これを使用することに(使用しないと塞ぐ必要が生じる)。ただし、ライトケースが干渉するため、そのままでは取り付けられない。


 またフロント側はポジション球も点灯するタイプ。そのためW球が必要になります。ホムセンにはまず置いてないため、とりあえず南海部品へ。バイク用のウインカーでアンバー球だと2個で900円と、通常のウインカー球の倍の値段がします。またワット数の関係で、前後ともワット数をあわせる必要があり、しかも原付では電力不足で点灯しない(あるいは暗い)可能性も。その場合には、今度はリレー(980円ほど)を交換する必要があります。おまけにバッテリーレスにしてますし、微妙なところ。


 それから純正のライトケースもボロボロ。社外品の中華製だと、マルチリフレクターライト付きのライトセットが樹脂製レンズのもので2,200円~、ガラス製でメッキケースのものが3,500円~くらいからあるようですが、純正品だとケースだけで3,000円以上。ライト丸ごと交換だと軽く10,000円以上かかるみたい。


 純正品はガラス製で劣化も少なく、わざわざ樹脂製の社外品に変える必然性は感じないのですが、このような状態では仕方ありません。


 とりあえずせっかく外したので、掃除をしておきます。汚すぎて嫌になるほど。


 ドリーム50に限らないのですが、バイク純正部品の中古品は意外と高い。社外品と交換された車の純正部品が二束三文なのとは対照的。コストとの兼ね合いもあると思いますが、バイクの純正品ってかなりしっかりとした作りをしています。すべて純正品で交換されたレストアというのも、商品価値がが高いわけです。


 ということで、えらく手間がかかってしまって、未だ途中なPOSH(ポッシュ)社製 アルミウインカーの交換作業でした。


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