80年代Cafe

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ファミリーコンピュータ ロボット(FAMILY COMPUTER ROBOT)・任天堂

2011-05-26 19:17:16 | レトロゲーム機1975-

 ファミリーコンピュータ ロボット(FAMILY COMPUTER ROBOT)は、任天堂より1985年に発売されたファミリーコンピュータ用周の辺機器。


 ディスクドライブが発売される前、ファミコン光線銃、ファミリーベーシックの後に登場しており、初期のファミコンを語る際には外せない周辺機器のひとつだと思います。開発者は、光線銃の横井軍平氏で、当時9,800円という価格で発売されました。


 箱より取り出したところ。プラスチック製のトレーに囲まれる形で収まっています。


 前面。胸部が上下左右に動き、このロボットの動きは、基本的にこことアーム部分の開閉だけで成り立っています。顔も上下に上げ下げ可能。これは手動で、TV画面との調整用。


 。円形の土台に棒状の支柱、頭部という足のないロボットなんですね。逆にいうと、これでロボットっぽく見せているのだから、大したものだと思います。


 後ろ。土台から伸びているコードがロボットっぽさを強調。


 土台。電源スイッチがあります。マイクロコンピュータ(頭脳)は、ここに内蔵。


 FAMILY COMPUTER ROBOTの金文字がイカス。


 足(土台)裏。電池ボックスがあります。
 

 取扱説明書。これだけでは遊べませんので、TVの前でのセッティング方法や、内部構造についての解説になってます。専用ソフトは、『ブロックセット』『ジャイロセット』の2本のみ発売。TV画面からの信号を頭部センサーで拾い、頭部内のアンプで増幅、背中のコードを通して台座のCPUへ伝えます。ここから内部のモーターへ指示が出て、ロボットが動く仕組みになってます。アーム開閉でブロック等を挟み、胸部の上下移動で上げ下ろし、胸部の左右回転で左右に運びます。かなり単純な動作を組み合わせて、ロボットらしい動きを作り出していることがわかります。またTV画面からの信号を拾うところは、光線銃よりの応用。


 こちらは、専用ソフトのひとつ『ブロックセット』。『ジャイロセット』の方は、コマ(ジャイロ)が入っており、かなり大型のセット箱になります。ブロックセットも、ジャイロセットも、昔からいまひとつ遊び方がピンときません。当時から有名でしたが、実際に持っている人はまわりにおらず、実際に遊んだことはなかったからかな。


 何かに似ていると思ったら、日本伝統の茶運び人形っぽい。一度見たら何か忘れられない日本人の琴線に触れる形なのかも。


 つぶらな瞳。

 ゲーム機にロボットをセットして遊ばせようという奇抜なアイデアは、今でも十分インパクトがあります。横井軍平氏のアイデアは、いつも進みすぎていて、時代や技術が追いつけなかったという気もします。またG&Wにしても、光線銃やこのファミコンロボット、ゲームボーイバーチャルボーイにしても、共通している点はデザインの良さ。この時代を超えてしまうデザインの良さは、氏の美学の表れだったのでしょうか。


レトロゲーム遊びの助手に欲しい一台。

Wiki ファミリーコンピュータ、ファミリーコンピュータ ロボットの項


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは。 (和里)
2011-06-03 00:11:50
またすごいのが登場しましたね!

私の友だちの間でも持っている人はひとりもおらず、また買おうと思っている人もいなかったですね。(むしろ笑いのネタにされていたような・・・)
遊び方もロボットがブロックを積み上げるの見て楽しむものなのかな???

ちなみに仲間うちでは『タイタン』って呼ばれてました。
元ネタわかりますか?


『プロゴルファー猿』新キャラ情報 ジェロニモ、タイタン、帰ってきた紅蜂が参戦
http://news.dengeki.com/elem/000/000/104/104913/
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こんばんは (80-cafe)
2011-06-03 21:12:49
コメントありがとうございます。

説明書を見てもイマイチピント来ないんですね。あらかじめ決められた色順にブロックを積んでおき、画面の指示に従って画面内の博士を動かしてロボットに指令を出し、指示通りに積み替えられたらクリアというゲームです。正しく詰めたかどうかは、ソフトでは判定はなく、自分の目で見て納得するというもの。TV→ロボットはあってもロボット→TVという方向はありません。

プロゴルファー猿は、原作やアニメはちょこちょこ見てましたが、タイタンは記憶にないかなあ。
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