ルーカスの初恋メモリー・(新品/フォックス ホーム エンターテーメント ジャパン) 480円
久々の散財日記です。というより散財していないので、無理くりの雑記です。たまたまスーパーにお茶を買いにいったら、スーパーによくありがちな在庫処分DVDの480円ワゴンセールみたいなのが置いてあって、その中にありました。だいたいこの手のものは、めぼしいものはまずないのですが。まあ一般人からみれば、これもそんなもののひとつなのでしょうけど。80年代の邦画のDVDなどが特にそうですが、古いマイナーな作品というのは、再販があまりかからないため、買い逃すとなかなか手に入れずらくなってしまいます。これも買いたいと思って探してみても、なかなか難しいと思います(と思っていたら、アマゾン見てみたら500円で出てますな)。まあ480円ですし、購入してみました。
80年代のいわゆる青春映画です。なかなか恥ずかしい邦題が付いていますが、原題はLUCAS(セミのスラング)。飛び級のため体の小さいルーカス少年(コリーハイム)が、夏休みに転校生マギー(ケリーグリーン)と知り合います。マギーは、馬鹿にされがちなルーカス少年をかばってくれたりと、2人は仲良くなるのですが、そこにアメフト部のキャプテン(チャーリーシーン)が絡んできます。アメフト部に入部して張り合おうとするルーカス少年ですが・・・。ルーカス少年を見守るリナ役にウイノナライダーが出演していて、これが彼女の映画デビュー作ということになります。
チャーリーシーンはアメフトなどで活躍する典型的なジョック、対するルーカスはナード、ギークといわれているような学生で、アメリカの学園生活におけるある種の階層みたいなものを描いています。ルーカスは14歳ということで、昆虫採集に夢中になっているようなおたくの少年、マギーはチャーリーと仲良くなって、チアリーダーを始めるなど、ある種の典型的なパターンですね。タイトルは、飛び級のため体も小さいルーカス少年を、土の中で7年を過ごすセミに例えているわけです。当時の若手スターを集めたいわゆるアイドル映画ですが、当時まだ14歳で、映画の中でも地味な役柄のウイノナライダーが、この後ブレイクして大女優になるなど、結局ルーカスは、彼女だったという落ちだったり。
日本では、あまり有名な映画ではありませんが、ウイノナライダー映画のデビュー作ということであちらでは結構有名な作品なのか、結構動画が上がっていたりします。レンタルなどで見る機会があれば、お勧めの一本だと思います。あざやかな夏の一瞬を切り取ったかのような、初々しくてよい映画です。
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