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ドラゴンボール 神龍の謎・バンダイ

2012-03-29 23:48:43 | レトロゲームReview

 ドラゴンボール 神龍の謎は、バンダイより1986年に発売されたファミコン用ゲームソフト。ドラゴンボールのFC用ゲームソフトの第一弾。


 同じく1986年に発売された、スーパーカセットビジョン用ドラゴンボール ドラゴン大秘境に続いての、ドラゴンボールのTVゲーム化2作目ということみたいです。ドラゴンボールは人気作だけあってゲーム化も数多くされており、FCで8作品、SFCで7作品など、携帯機はもちろんカードゲーム、アーケードまで含めて、現在まで50本以上作られているようです。Wikiには入っていませんが、電子ゲームとしてもバンダイよりポケットクラブ15作品+2作品ほど出ています(いくらなんでも多すぎ)。数が多すぎて、とても把握しきれませんが、FCに絞ると1作目ドラゴンボール 神龍の謎だけはアクションゲームで、以降はカードバトル形式のRPG、SFCの時代になるとカードバトルRPGより対戦格闘ゲームへと変わっていきます。


 ということで、こちらはスクロール型のアクションゲーム。原作初期の流れにそった内容で、ドラゴンボールを7つ集めることが目的となります。飲茶やクリリンもボス敵として登場。武器として如意棒が使えたり、アイテムとしてパンティや筋斗雲が登場したり、原作の天下一武道会位までをゲーム化しています。原作に追いついたのか、容量があまったのか、途中からは宇宙に行ったり、ジャングルに行ったりと、ゲームオリジナルの展開になります。内容の方は、バンダイの初期のキャラゲーということもあってあまり練られていない印象で、難易度もえらく高い作品に仕上がっています。


 ROMカセットと取り説。キャラゲーにふさわしい華やかさがあります。


 マル秘というのは、神龍の謎だからでしょうか?あまりに難しかったからか、取り説10ページ中、半分はゲームのテクニック解説になってますので、それを指しているのかも。


 パッケージ裏面。ドラゴンボールを求めての大冒険!!かめはめ波が炸裂!!とは、子供は期待したでしょうね。


 初期のキャラゲーらしく、教育的見地からアドバイスが。ゲームが、まだ子供のものだった時代。


 この頃はドラゴンボールも人気がありましたが、ジャンプ全盛期でジャンプ漫画のゲーム化も盛んに行われていました。キン肉マン、北斗の拳、聖闘士聖矢、キャプテン翼、ハイスクール奇面組、ウイングマン。終いにはファミコンジャンプとして、ジャンプ誌そのものも。


 バンダイより出ていた聖闘士聖矢。ゲーム向きの素材ですな。


 ジャンプではありませんが、バンダイのキャラゲー超時空要塞マクロス。


 こちらは、ハドソンより初期のキャラゲー忍者ハットリくん。FC初期のキャラゲーとしては、オバQやゲゲゲの鬼太郎など(ともにバンダイ)もありました。


 この当時、ジャンプではファミコン神拳という連載があり、コンピュータゲームの紹介記事が掲載されていました。担当者は、ゆう帝こと堀井雄二氏。ドラクエの情報やドラゴンボールの新作などが、よく掲載されてました。いい時代だったんですね。


 それにしても値札シールを悟空の顔の辺りに貼るところが無茶苦茶です。店員さん売る気あるんでしょうか。今だと考えられないですね。

参考:Wiki ドラゴンボール、ドラゴンボール 神龍の謎、ファミコン神拳の項、Nostalgia


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