
ファミリーコンピュータ光線銃・(ジャンク/任天堂) 100円
未曾有の大災害となった東北地方太平洋沖地震に、被災された皆様に対して心からお見舞を申し上げます。自分の住んでいる場所は、直接の被害はないのですが、大変なことになったと思います。今は仕事の片付けをしつつ、これからの準備をしているところです。今日は休日(振休)だったため、散髪に行った後で眼鏡の購入に行ってきました。眼鏡の方は(検査が必要で)すぐに買うことができなかったので、久々にハードオフに。散財以外の出費がかなりあるため、あまり買う気はなかったのですが、たまたまあの青いジャンク箱に放り込んであるのを見つけました。

ハードオフには、ジャンクコントローラーの類はゴロゴロしてますので、初めは何か気付かなかったのですが、本体の刻印を見ると“Nintendo 1984 MADE IN JAPAN”の刻印が。ファミコンで最初に発売された周辺機器(外部コントローラー)、ファミリーコンピュータ光線銃だとわかりました。

任天堂の光線銃は、ファミコン以前の70年代にも発売されており、崩れ落ちる人形や壁に映し出された鴨を撃つゲームとして売られていました。ファミコンが1983年に発売された後、ファミリーコンピュータのゲーム画像を標的とする外部コントローラー(の一種)として、1984年に発売されました。開発者は、横井軍平氏。日本では、それほど人気が出なかったようですが、海外では(本体に同梱されるなど)非常に高い人気を誇ったようです。SFCでは、近未来的なバズーカ型でしたが、FCの方は任天堂・光線銃の伝統を引くリボルバータイプ。なかなか味があります。

銃のほうから光線が出るのではなく、銃口は画面を感知するセンサーという役割のようです。(原理は、よくわからない)。ファミコンロボも同じ原理でしょうか。

ジャンク箱に無造作に放り込んでありましたので、おそらく壊れているでしょうが、値段が値段ですし(資料用として)入手できて、まあよかったかな。ホルダーなど付いたソフト同梱版もあったようですが、箱説付きの完動品だと、それこそ結構な値が付くでしょうね。ということで、またネタとして紹介します。

Namcot・マッピーランド・(中古/ナムコ) 100円
『マッピーランド』は、マッピー(83)の続編として1986年にFCに登場した作品です。アーケードでは、同じ年にホッピングマッピーという作品も出ていました。これ遊んだことはないのですが、屋外が舞台となり様々な仕掛けが施されているようです。

ソフトそのものより、ソフトに付いてきたちらし(Namcotインフォメーション)の方が感涙もの。ドラゴンバスター、ドルアーガ、パックランドのボードゲームに、べらんめい人形・がんこ職人、はげまし人形・龍馬くんが掲載されています。2,300円という値段が付いてますね。

パックス・パワーグローブ(Power Glove)・(中古/パックスコーポレーション) 500円
パックス・パワーグローブは、1990年に発売された周辺機器で、FC用の(特殊な)外部コントローラーです。動作確認ができないため、ということでジャンク品として置いてありました。これもファミコンブログや、レトロサイトのお約束とでもいうべき一品ですね。これはデッドストックがかなりだぶついたようで、今でもお宝系ショップなどに行くと未使用品が売られており、それほど珍しいものではないのですが、まあこの値段ということで。何かアイデアとしては、すごく面白そうな気もしますが、対応したソフトにしか使えないとか、大型のセンサーを付けなければいけないとか、その価格(19,800円)も相まって、商品としてはなかなか難しい一品だと思います。アメリカでは、マテル社より売られていたみたいで(これは輸入品)、日本人より外人さんの方が好きそうな感じです。またネタとして紹介します。

TV&アイドル'80~'95 前編・後編・(古本/竹書房) 各100円
これはブックオフにて。80年代~95年まで(この本の発行が96年)のアイドルや流行(アニメ、TV番組など)についてのカラー文庫本。96年に出たということは、時期的に80年代アイドルがちょっと懐かしいというくらいの感じでしょうか。これを見ると、子供(若い人)が多かったということなのでしょうか、毎年信じられないくらいの数のアイドル、ヒットアニメ、流行番組が生まれていたということが、あらためてわかります。この頃は、やはり時代に勢いというものがあったのでしょう。特に今は、日本は大変な時期ですから、余計にそう感じたりします。
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