カメレオンの独り言

当分は漫ろ言の漫ろ歩き、頭に浮かんだ事柄を挿絵と写真と下手な文で綴ります。色々と間違い多いですがご容赦を。

カメレオンの独り言-1083 『ガラスのハート』

2014年03月20日 | 日記







 明日(3/20)の分です。







仕事の日の朝、目覚めたら「嫌だああ~」って、心に重石をぶら下げたような息苦しい思いってなんなんだろうね?

「鬱陶しい用件があんのかよ?」 別に無い。「なんやねん、どういうことや?」 だから、「嫌だああ~」って抵抗感が起こるんだよ。

最近、無かったんだけど、今日は、死にたいわと思ったよ。「おまえもしんどい人生を生きてるね」 そうみたいだね。






毎日、そんな抵抗感を味わうことなく皆さんは生きてますか? 「誰に聞いてんねん?」 いや、皆さんにだよ。

「なんか嫌な用件が待ち構えていれば、そらあ、重苦しいとは思うけど無いんだろ?」 若い時からずっとだよ。

「察するところ、それは心の染みだね」 染み? 「満足を生きてない症候群だよ」 なるほど、そう云われれば、そうかも知れん。






「おまえの人生を物語ってるんだよ」 嫌から始まる人生か? そういえば、そうだね。変えねばならんね。「もう遅い」 ああ、そう。

「おまえぐらいになれば、もう、受け入れろ」 受け入れてる積もりだけどね。「いや、受け入れてない。抵抗感が、それを示しているよ」

なんでも来いやっ。「それがいかんのだ」 なんでや? 「呼んでおるではないか」 だから、鬱陶しいことが多いのか? 「そうだ」






「人が冷たく感じるのは、寄せ付けぬ守りを心得ているからだよ。おまえみたいに、なんでも来いやではないんだよ」 ああ、そう。

「苦しければ苦しいまま受けて立つってのは、もう、やめろ」 強くなると思ってんだけど、あまり、効果はないね。「だろ?」 しんどいだけだよ。

「棄てる勇気も大事だぞ」 身に染み付いたかね? 「みたいだね」 知らぬ世界があるんだろうね? 「あるさ、世間は広いぞ」 



















ポカポカ暖かなお日さんが照って麗らかな一日(3/17)だったね。京都のお水取りも終わって、此の彼岸が過ぎたら肌身に感じて春になるね。

おませな小6の女の子が帰って来て「★★ちゃん、これ見てみい」 ランドセルに寄せ書きして貰ってる。ああ、そうか、卒業だね。

「うん、明日」 おまえも、此の春から中学かあ、早いねえ。「せやでえ~」  






数え切れないほどの子達が「★★ちゃん、★★ちゃん」って寄ってくる。みんなが、無事にどんどん成長していく。結構なことだね。

その成長ぶりを木や花に例えて表現されるけれど、まさしく、その通りだね。こんなの目の当たりにしてると、人間って、絶えないねって思うよ。

こんなのに押されて古びていくものが、ポロポロ逝っても、ちゃんと穴埋めされていくんだね。酷いシステムだね。



















今日は、小学校の卒業式って云ってたな、あいにく天気はいまいちだね。今にも降りそうな空模様だけど寒くはない。

「★★ちゃん、帰ってきたで」 おう、お洒落してんね。卒業式からおませな小6の女の子が帰ったきたよ。

おまえも、そうしてお洒落すると見違えて綺麗だね。クルクル回って見せてるよ。うん、合格だね。「★★ちゃん、何センチと思う?」 う~ん、152、3かな?






「そおうっ、ちょっと伸びてんでっ」 大きくなりたいんだね。「★★ちゃん、また、あとから来るわ」 友達等とプリクラだったかな?撮りに行ったよ。

ゾロゾロ、次から次から覗いてキャッキャッ云ってるよ。女の子ってのは、お洒落すると気が高揚するのかね? なんか、いつもと調子が違うね。

そのうち「★★ちゃん、わたしと〇〇〇、どっちが可愛い?」 おまえ、そんなこと聞くな。おませな女の子の連れの子が「わたしは、あかん」って下向いてる。






おっ幸い、片目つむって「〇〇〇やなあ」って気にかけぬふうに答えてる。聞いた子は笑って、顔上げた連れの子も笑ってる。よかったね。

「どちらも可愛いって云えば済むだろ?」 瞬間の判断だよ、それじゃ済まんって勘だよ。連れの子は、自分を知ってるみたいなんだよ。 

兄貴に、毎度、貶(けな)されて哀しい思いをしてんだよ。少し、ふてくされてるところがあって、口の利き方も、わざと悪ぶるんだね。






どちらも可愛いよって云ってみろ、聞いた子がどっちかやんって聞きなおすよ。長引けば、連れの女の子が、心を痛めるよ。しかし、女は酷いとこあるね。



















「おまえの判断は正しかったか?」 知らん。二人は仲がいいみたいなんだよ。聞いた子が、賢ければ配慮ってのを学ぶだろうよ。

「アホだったら?」 勝ち誇って悦に入るのかね? その子もアホじゃないよ。オレが片目を瞑って云った理由を考えてるよ。

子供の時ってのは、知らず知らず残酷なことを平気で云ってしまう失敗をするもんだよ。悪気じゃないんだね。知らないことを知る機会だね。






そんなのを繰り返し繰り返し気づいていくんだね、人の心の弱さを。「ガラスのハートか?」 そうだよ、オレなんか、いつも粉々だよ。

「割れないガラスのハートって奴も居るだろうね?」 アホか、鈍感か、それとも自信の塊だろうかだね。でも、自信が崩壊すると粉々だよ。

いろんな事情や思いを抱えて群れん中に居る。伝わらぬ思いに心はヒビだらけ、その都度、貼ってるセロハンテープで向こうが見えなくなるんだよ。



















友達と連れだって初めて来たのが、中一になったばかりだったかなあ。彼女とは長かったね。今じゃ、もう、大学に通ってる。

オレの繊細なハートがヒビだらけになって、貼り付けたテープで、何も見えなくなったのは、いつごろからだったかなあ? 

脳裡に残る言葉は、「鈍感や」と、付き合ってる奴を「★★ちゃんに似てるから」 テープが邪魔して見えないんだよ。 でも、オレは、そんな奴に似てないよ。






オレにとって、此の娘(こ)ほど苦しんだ相手はいないよ。罰が当たったんだろうね? また、ヒビが走ったよ、上に貼ったら、全然、皆目、見えないよ。

オレは、滅多に本当に好きにはならないタイプだから、此の娘(こ)とは、此の世で会わねばならん宿命(さだめ)だったのかも知れない。

それならば、せめて、会えたことを喜んで胸に仕舞っておこう。「純愛か?」 そうだよ。「いまどき流行らないらしいよ」 流行(はやり)で生きてんじゃないよ。






「おまえ、また書いてるね」 そうだね、まあ、いいんじゃないの。オレが、ちょっと変わってるってのは、皆さん、もう知ってるよ。
























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