カメレオンの独り言

当分は漫ろ言の漫ろ歩き、頭に浮かんだ事柄を挿絵と写真と下手な文で綴ります。色々と間違い多いですがご容赦を。

カメレオンの独り言-856 『生きる価値』

2013年08月07日 | 日記





  明日(8/7)の分です。







あと10回で1000回になるね。はじめのうちは(休憩)ってのを入れていたので、それを含めるとブログ書きだして840日目で1000回になる。

塵も積もれば山となるもんだね。一日、一日を欠かさず遣り続けることの歩の確かさを知るね。こつこつ程強いもんはない。

その逆で云うなら、愚かなことを積み上げぬことだね。ダラダラ欠かさず気がつけば、人格をも形成される程に屑に埋まってたってたことに為りかねない。






前を見て歩こう、此れが前だと信じて歩こう。阻むものが在るからって横道には逸れない。乗り越えて行く。「何処へ行くねん?」 知らん。

思いの通りに突き進む。考えたら、そんなの無かったね。なんか、向こうから突き進んできて、その道を否応なしに歩かされたような人生だったね。

「誰が悪いねん?」 運命が悪い。「おまえじゃないのか?」 運命が悪いんだよ。 「おまえのような気がするけどね」 運命が悪い。






突き進んでくる道を、逃げずに歩いて来たじゃないか、ただ、ひたすらに奴隷のように命を削って歩いて来たら運命が悪いって云えるんだよ。

その道を拒んで歩かず、違う道を歩いて転べば、オレが悪いんだよ。「なるほどね」 

オレは、自分が此の世で果たさねばならん仕事なんだろうなって思ったから、逃げずにくだらん人生を消化した。「ホントにそうだったのか?」 知らん。



















「知らんて、知らんことに我慢してくだらん人生を遣れるかあ?」 くだらんか、くだらなくないかなんてのは途中経過の感想だよ。まだ、途中だよ。

今、死んだら、はっきりと自信を持ってくだらんって云い切れるよ。「よおも、そんなんで生きて来たね」 オレは、気が長~いんだよ。

何ごとにも、意味の無いものはない。必ず、意味がある。引きずられているんだよ。なにかの力の作用だろうね。引きずられてあげましょう、何処までも。






「変わってると云うか、馬鹿と云うか、なんなのかね?」 人間ですよ。苦しくとも愉しいことは幾らでもあった。馬鹿げていても、いつも腹から笑ってたよ。

オレは、オレの人生を必死に生きてきた。宛がわれた人生を、宛がわれた能力で必死に生きてきただけだよ。

車にはねられて死んだ、火達磨なって死んだ、熊に食われて死んだ、ビルから飛び降りて死んだ、電車に弾き飛ばされて死んだ、その人たちの人生だよ。


















誰も彼もが遭遇する死に方じゃない。近所のご主人が京都方面からの帰りの高速で側壁に激突して車は炎上、焼死された。穏やかな方だった。或る日突然だね。

もう、時効だから云えるけど、昔、弟は、仕事終えたオレを連れ出し、車内でぎゃあぎゃあ怒鳴りながら、毎夜の如く高速ブッ飛ばして、10トントラックの縦列に

パッシングの連続でサインを送りつつ、その横手を猛烈なスピードで突っ走るんだね。トラックが、右に張り出したら、即、アウトだよ。






襤褸(ぼろ)切れみたいな死にざまだろうね。そんなのを何度繰り返したことか、数え切れないよ。でも、死なない奴は死なないんだね。

オレは、持つものが無いから腕組んで脚突っ張らして我慢するだけだったね。今夜は、此れが、此の世の見納めやねって、覚悟の連続だったよ。

早朝から深夜まで仕事して、疲れ果てて帰って来たら、毎度、こいつが来る。説明のしようのない馬鹿らしさだね。



















でも、終わらぬものはないね。延々と続いて果てしなくしか思えなかったけど、やがて、弟はアメリカへ骨埋める気で旅立った。

死んでくれって、本気で祈ったこともある。でも、死なないね、こんな奴に限って死なないんだねえ。そして、オレも死ななかった。

何かまだ、先々、オレには遣ることが、残ってるって思ったよ。水槽の中で、同じ方向に横に並び、生きてるようにして身代わりの金魚が死んでいた。






「夜店の安物の金魚を身代わりに飼いなさい」って霊媒師のようなおばあさんが、云ったとおり、2匹は鯉のように大きく育って元気だった。

博多まで飛ばした夜も、餌をやって出かけた。とんぼ返りで帰る中国縦貫は深い霧で前が見えない。ブッ飛ばしてスピードを落とさない。

助手席では眠らない。でも、もう、いいよって捨てたら疲れきった身体が睡魔に負けた。気がついたら吹田だった。帰ったら金魚が死んでいた。






この意味のない長い苦しみが、オレを創ってくれたと思えるんだね。捉え方ひとつで意味のないものなどないんだね。だから、オレは諦めずにしつこいんだよ。



















社会に於いて世話になっている以上、社会人としての義務も果たしてる。あとは、自分の人生だよ。最期まで自分を生きて死ぬんだよ。

世間の誰某(だれそれ)なんて知ったことじゃないよ。みんなが、それぞれ幸せに生きればいいんだよ。

テレビで嘘を売って騒いでいい生活して、また、嘘で飾って馬鹿して生きてる奴がいいとも、なんとも思わない。それがその人たちの人生だよ。






いい大学出て、いい会社入って、いい給料貰って、いい生活して、社会に貢献して頑張ってください。そういう人も大事だよ。それは、その人たちの人生だよ。

べつに偉いとも、羨ましいとも思わない。役を担って、此の世に生まれて来たんだよ。役を全うして死になさい。「あっさり、殺すな」

意味不明な自分の人生が、一番、気になるよ。それで、いいんだよ、存在が希薄であろうが、能無しであろうが自分が在るから、此の世界が在るんだよ。






此の世との接点は自分だよ。ゴミ箱の脇から涌いて出た訳じゃない。先祖代々の血を受け継いで生まれて来た。 

何を為すべきか、それが問題だよ。自分は、此の世に、何を為すために生まれて来たのか、ただ、ダラダラと生きるためだけなんてのは嫌だね。

経験は生かしてこその価値だからね、まだ、遣るべきことが残ってると捉えたいよ。そのために生かされてると思いたいね。






最近、前に進んだり、後ろに退いたり、いろいろなことを考えてしまう。昨日決心したことが 今日は迷いを生じてる。 やっぱり、前に進みたいね。















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