洋酒はアルコール度数が高いのでチョコと併せて舐める程度をパソコンしながら頂く程度だが、
口あたりがいいから洋酒のキャップ一杯分は呑んじゃってるね。ジワジワと酔いが回ってきて、ふぅ~と眠気も襲ってくる。「ほんまに弱いね」
今日は寒い一日でした。寒くなると海の投げ釣りではカレイやアイナメがターゲットになるシーズンやね。
海辺じゃ竿並べて釣り人が頑張ってるんだろうな。私が夢中だった頃とは様子が変わっているかも知れないけど、
神戸の向こう、須磨、塩屋、垂水、舞子、朝霧、明石、江井ヶ島などはどんな状況なのかな?
垂水の通称ソーメン流しは、今も潮流が早くて座布団カレイのポイントは健在なんかな?
「此処では43センチの石カレイを釣ったね」三十数年前ほどかな、遠い昔の話やねぇ。
兎に角、寒い冷たいの世界だから防寒は万全にしていかんと釣りなんて遣ってられない。
ウイスキーのポケットビンも寒さしのぎになるだろうと持って行ったことがある。
投げ釣りは投擲したら、後は竿先睨んでじっと待つ釣りだから寒さと戦う時間も長い。
時折、リールを巻いて海底の餌に動きを与え魚達の目を引く。二、三本の竿を竿立てに並べて当りを待つ。
その間に深深と冷えてくる。そこでポケットビンのウイスキーをゴクリと飲む。
「かあ~」と口、喉が焼けるようやけど美味い。アルコールに弱いのは今も昔も変わらない。「酔うかな?」って不安がある。でも全然酔わないし眠くならない。
投げなおして、また待つ間にゴクリと飲む。「かあ~」美味い。アルコール抜けてんのん?全然酔わない。ゴクリ、ゴクリ飲む。
「かああ~」快調。なんで外で飲んだら酔わないの?ポケットビン空にしちゃった。
お陰で「なんか温かい」それから二、三時間頑張って帰途に着く。顔の皮が強張ってるのが解るほど冷えてる。
釣果はボウズなんだけど満足、寒かったけど満足。だけど「疲れたあ~」もう限界って感じ。
電車に乗って座る。車内は「お~温かいっ」の別世界。と同時に眠気に襲われ急降下爆睡。
「はっ」と気がついたら降りる駅、慌てて荷物持って立ち上がってフラフラ~ヨロヨロ~ガタンッ「痛てえっ」ドアに挟まってる。
「あれぇ、オレ酔ってんのぉ~?」もたもた、ドアが開いて、もたもたガタンッ「痛てっ」フラフラ、酔いと寝ぼけで自分がなにしてんのか解らない。
随分と格好悪いざまなのに、そんなのも解らない。
「はっ」と気がついたら辺りの柄(様子)が変わってる。「あれ~?」オレまだ電車に乗ってるがな?ドアが両面開いて終着駅の梅田に到着してる。
ぼや~ああ~としてる。降りようとして挟まれて、ドア開けて貰ってまた乗ったのぉ~?「格好悪う」正気やったら赤面もんやで。
重たい身体と荷物引きずるようにして、また神戸方面の電車に乗り換えて戻ってる。
「はっ」気がついたら乗り越してる。「オレ、何時になったら帰れるの?」