カメレオンの独り言

当分は漫ろ言の漫ろ歩き、頭に浮かんだ事柄を挿絵と写真と下手な文で綴ります。色々と間違い多いですがご容赦を。

独り言-274 『暴走自転車』

2011年12月15日 | 日記







近くの外部の所用で出掛ける。自転車を飛ばしておもくそのスピードぶちかます。ピユゥー、でも車が追い越してゆく。

「くそっ」ぶちかます。でも追いつけない。おばはん、おっさんの自転車ならドピユゥーと追い越す。信号もタイミングがいい。

「あらよ」って斜め横断して距離をかせぐ。何もそんなに急がなくてもいいのに漕ぎまくる。






「アホやでぇ」とろとろ、のたのた「おばはん、どけぇ」ってぶっ飛ばす。

若い頃、運転免許を取りに教習所へ通った。公道の周回道路を走ってて「スピードッ」って隣の教官が怒鳴ってる。

「大丈夫ですよ」って云ったら「何キロと思ってるっ?」火に油やったね。「一発でアウトやぞっ」説教が長い。






それから、その教官が当たると「ギロリッ」って睨みよる。出発前に車の前後を確認、アホらしいから笑って「異常なし」って云ったら

「何が可笑しいっ?」ってムキになっとおる。オレも気が小さいけど、コイツも、もう一つ小さい奴やで。

こいつ、上から目線に慣れきっとおるね。じゃっ、斜め目線ってのも理解しろよ。



















「あんたブレーキが甘いなっ」なにがいなぁ?と、横の気配で睨んどおるなって気づいたから「命取りですね」って素直な返答に切り替えてる。

「そう、よう解ってるねぇ」バインダーの検定書を鉛筆の頭で叩きながら「ちぇっ、ブレーキ操作がなってないなぁ」おまえの態度もなってないでぇ。

「急ブレーキで止まるんですか?」「いやあ、そういう問題じゃないんだよ」またバインダー鉛筆で叩いてる。






おまえ、格好つけてんのか?「減速だよ」「ああ~ん」「解ったぁ~?」そういえばカーブに入るとき、ヤバイんじゃないの?って思ったね。

「減速が甘かったですね」「そう」今度は首振っとおるわ。嫌な奴やねぇ。






両面がスーパーや市場などが立ち並ぶ道路に入る。ざわざわ人や自転車が入り乱れてる。「なんてことないわ」ってスイスイ突き進む。

「あんた、ハンドル捌きは上手いね」だって。「こいつら車無視しとんな」ヨイヨイ、スイスイ「誰もこの車見とらんでぇ」ってよく喋るから、

隣のキザッペの教官も後部座席の教習生も笑っとおる。「なごやかやねぇ」






一発で合格したけど、後に弟のセドリック乗り回していてカーブをキッキキキィ~てタイヤ鳴らしたときは、キザッペの注意が蘇ったね。

「見るとこちゃんと見とったね」







暴走自転車が、最近、問題になっているらしいね。歩道をおもくそのスピードで走るから人身事故の数も増加しているらしい。

交通法規では自転車は車道を走れと云う。車運転する者からしたら自転車は歩道を走れって思う。チョロチョロと危なっかしい。

歩行者は音もなく猛スピードで走る自転車は危なっかしい。だから「押して歩きなさい」って指導してる。アホか?歩くのにわざわざ自転車いらんわ。






車道は車優先の交通法規で自転車は自分で考えなさい部分が多い。

考えて走って車に轢かれてる。歩道と車道の使い分けが俊敏にこなせないと、これからは自転車の走るところが無くなるよ。

オレのように飛ばすところはブッ飛ばし、押さえるところは緩やかに(ただ息が切れて飛ばせないだけ)を心得た走行がお勧めですよ。






そのうち歩行者は縦一列で歩きましょうなんて標語が出てくるよ。「前に爺婆が居ったら進めへんがな」歩行者同士の暴力事件が増加するね。

爺婆は外へ出れなくなるね。

とろとろ、のたのた「おばはん、どけぇ」って暴走自転車ってのは「おまえみたいな奴のことを云うんだよ」「あっ、そうなの?」























独り言-273 『糸くず』

2011年12月15日 | 日記







其れだけならおよそ目につくことはないほどの小さなものなのに、その点ほどの存在のために及ぼす影響がかなり大きい場合があるね。





綺麗にお化粧した女性が眼の先に来てお話される。「はい」と相手の顔を見て伺う。中年の女性が、私の顔を見上げて話されている。

「あれ?」女性の鼻の穴の中央に鼻毛に付いた鼻糞が浮いて見える。話すたびに少し動く。

瞬時の視線で発見したので悟られぬよう視線を流して考える振り。





「じゃあ、確認してお知らせしましょう」「そうですか、お願いします」相手の目を見てるけど鼻の穴で動く鼻糞も見えてる。





「ほほほほ、助かります」笑うと鼻糞も同じように動いてる。「云ってあげようか?」「いや、やめとけ」なんて自問自答してる。

「ではよろしく」「はい」あれ、何処かへお出かけなの?鼻糞つけたまま行くの?女性は余所行き姿勢で去って行く。「あらまぁ・・」





糸くず、「あっ、糸くず付いてますよ」って肩や脚の衣服に付いた糸くずを親切に取ってくださる。

「ありがとう」ズボンのチャックの下辺りに黒い糸くずがぶら下がってる。かなり目立っているのに誰も取ってくれない。















「今日のは、一体なんやねん?」「かなり苦しかったね。な~にも浮かんで来ないのよ。ごめんなさい」


















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