脳腫瘍の夫と共に

2010年4月グリオーマと診断された夫との手探りの日々…

ショック・・・

2013-04-19 04:08:00 | 日記 3
昨日は、娘の定期の受診日だった。
いつものように、歯科と小児科。

歯科で虫歯発見。
それもかなり進行し、
神経も死んでいる状態。
過剰歯で他の歯より凹んでいて
しかも
外からはほとんどわからないほど
小さな穴なのに
中で大きく進行してしまっていた。
定期的に受診していたのに
先生が見てもわからないほど小さな穴だった。
「僕の見落としです、申し訳ありません」と
先生は謝罪された。
けれど、
私はもっと落ち込んでいる。

こんなにひどくなるまで
気づいてやれなかった。

娘はあまり痛みを訴えることがない。
痛そうな表情をすることもない。
平然とした顔で
「痛い」とつぶやくだけ。
だから、
他の人にはわかってもらえない。
でも、
だからこそ、
娘が「痛い」と言った時には
必ず何かがあるのだと
思わなければいけないのに。

確かに
何度か「痛い」と言ったのだ。
でも、
指さす場所が
右下だったり、
右頬だったり。
そのたび、そのあたりを見たがわからなかった。
右下の歯茎のあたりを痛いと言った時には
歯科にも連れて行ったが
わからなかった。
あのとき、
異常が見つからないからと
娘の訴えを聞き流してしまった。
娘が痛みを訴えているのに
その原因を徹底して追求しようとしなかった。
これでは
夫の発病を見逃してしまった時と同じではないか。

私は
なんと迂闊で
進歩のない人間なのかと。