脳腫瘍の夫と共に

2010年4月グリオーマと診断された夫との手探りの日々…

新しい職場

2013-04-03 03:11:00 | 日記 3
転職して二日経過。

まずは、通勤距離が短くなって
こんなに楽になるとは思っていなかった。
42㎞→25㎞、50分→30分。
通勤に体力を使っていたことを
今更ながら実感している。

職場は社会福祉法人(作業所)の事務所の一隅。
いずれはNPOを立ち上げて、
そこでこの市の障害者支援、相談
を包括的に行えるようにしたいというのが
作業所の園長と私の計画。
それまでは
この法人の職員だから、
当然、法人の雑務も手伝わなければならない。
こんな大きな組織の中で働くのは
独身時代以来だから
かなり気疲れする。
早く本業に専念できるようになりたいものだ。

この法人の園長とは
20数年前、
この法人を立ち上げる頃からの友人である。
まだ娘は幼児で、
娘を連れて
資金集めのバザーに参加したこともあった。
当時、重度のハンディをもつ人たちが暮らせる場は
市内にはなかった。
この法人が
少しずつ、市内の福祉サービスの拠点を整えてくれた。
同時に、
地域の人たちを巻き込んで、
地域の中で、地域の一員として暮らすことを実現してきた。
彼女の事業展開を
夫は当初から高く評価しており、
とても信頼していた。

だから、
今回、
彼女と一緒に仕事をすることを
夫が一番応援してくれていると思う。

とはいえ、
今はまだそんなに事務量があるわけではないので、
当分は
中途半端な立場である。

一日も早くNPOを軌道に乗せたいと焦る気持ちは大きい。
でも、着実に一歩ずつゆくしかないのだと思う。

自分の気力と体力が
どこまでもつかが不安だけれど、、、