ギャラリー酔いどれ

売れない絵描きの世迷い言&作品紹介

丁酉(ひのと とり)に

2017-01-15 10:29:01 | Weblog
 画は 渓齋 英泉 (けいさい えいせん)

 寛政3年(1791年) ~  嘉永元年(1848年)  

 独自性の際立つ退廃的で妖艶な美人画で知られる。       作


  「江戸八景 忍丘の暮雪」です。


☆曇り、今日も寒い、真冬日続く。

きな臭くなるEU情勢、

◆http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/36471063.html
新ベンチャー革命 2017年1月11日 No.1582
ロシアがシリアにミサイル配備:
 トランプ米新政権が発足しても、米国に戦争勢力が存在する限り、
 シリアでの一触即発の事態はいつでも起きうる



1.日本を乗っ取る米国戦争屋ネオコンが
  攻略ターゲットとしてきたシリアにロシアがミサイルを配備


本ブログ前号にて、シリアに侵攻しているIS(イスラム国)
米国がつくったとケリー米国務長官が非公式の場で証言
し、
その音声データがすでにウィキリークスの手元にあって、公開されている
という情報を取り上げました。 もしそうなら、これは動かぬ証拠です。

本ブログでは、ISをでっち上げたのは米国戦争屋ネオコンと観ていますが、
ケリーはそれを認めたということです。

したがって、欧州や米国で執拗に起こされているテロの多くは、
ISが犯行声明を出して自慢していますが、
その背後に米戦争屋ネオコンが控えているということです。

さて、本ブログは上記、米戦争屋のウォッチをメインテーマとしていますが、
彼らは今、日本を乗っ取っていると観ています。

ところで、上記、シリア攻略を企む旧米戦争屋ネオコンに
新たな脅威が生じています、それは、シリア・アサド政権を支援しているロシア
がシリアにミサイルを配備したことです。


2.旧・米戦争屋ネオコンの傀儡・ISを使ったシリア攻略作戦が裏目に出た

オバマ政権下で8年間も米政権から下野させられている旧・米戦争屋は、
米オバマ政権からの妨害もあって、シリアに米地上軍を派遣できないため、

苦肉の策で、敵役傀儡武装集団・ISをでっち上げて、
IS経由でシリア侵攻作戦を展開してきました。

ところが、この作戦は今では、ロシアの中東進出への口実を与えてしまいました。

そして、米国内が大統領選にかまけているスキを突いて、
ロシアがまんまとシリアを含む中東産油国に進出してしまいました。

今では、シリアのみならず、イランもロシア寄りとなっていますから、
この事態は旧・米戦争屋ネオコンにとっては大きな誤算となっています。

上記のようなシリアの現状を眺めると、
シリア・アサド政権打倒を狙った旧・米戦争屋ネオコンの作戦は
完全に裏目に出てしまいました。

だから彼らは今、地団駄を踏んで悔しがっているでしょう。

今回、ロシアのミサイルがシリアに配備されたとすれば、
旧・米戦争屋ネオコンにとって、
ISを使うシリア攻略作戦はもう通用しないとみなせます。

また、ISの代わりにイスラエル軍がシリアに侵攻したら、間違いなく、
シリアからイスラエルにミサイルが飛んできて、あっと言う間に、
イスラエルの軍事基地が被災することになります。

下手するとイスラエルのディモナ核施設がミサイル攻撃されて、
イスラエルはお手上げとなるでしょう。


3.2017年、シリアで米露戦争が起こるのか


上記のように、ロシアは本気で、旧・米戦争屋ネオコンによる
シリア攻略を阻止する準備を整えているようです。

一方、米国では旧・米戦争屋ネオコンが傀儡化していたヒラリーを
不正選挙で次期米大統領にするシナリオをトランプに阻止されましたので、

今後、旧・米戦争屋ネオコンの思い通りに、
米軍をシリアに投入できるかどうかは極めて不透明です。

昨年のヒラリーの思わぬ敗北にロシアが大喜びしたという情報がありますが、
もしそれが事実なら、ロシアは、ヒラリーが次期米大統領になったら、
間違いなくシリアで米露戦争が勃発することを事前にわかっていたからです。

ロシア政府とて できれば、米露戦争をしたくないですから。

しかしながら、ヒラリーが敗退しても、戦争中毒に罹って禁断症状を呈している
旧・米戦争屋ネオコンがおとなしく引き下がることはちょっと想像できません。

必ず、執拗な彼らは次なる手を打ってくるはずです。

いずれにしても、旧・米戦争屋ネオコンがまずやることは、
米国民への反露キャンペーンでしょう。

そのため、米国内でまたも偽旗テロを仕組んで、
ロシアのせいにするくらいはやりそうです。

しかし残念ながら、現時点では、トランプ新政権の出方も不透明です。

とにかく、旧・米戦争屋ネオコンがこの地球上に存在する限り、
トランプ政権下でも、
シリア発の米露戦争勃発の可能性がゼロになることはないでしょう。



◆http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/52000918.html
日本や世界や宇宙の動向  2017年01月14日
トランプ氏の大統領就任式直前にヨーロッパでは益々きな臭くなっています。


以下のビデオをご覧ください。ヨーロッパがいかに戦争ムードになっているかがわかります。
もちろん、戦争ムードなのは関係国政府と軍隊だけですが。
一般市民にとっては非常に恐ろしい出来事であり迷惑なことです。

ロシア国境沿い、ポーランド、ドイツなどにNATOや米軍が集結しています
このようなNATOの動きは以前から報道されていましたが、

最近突然、大量の米軍部隊がヨーロッパに派遣されていることを考えると、
丁度、トランプ氏の大統領就任式に合わせて、戦争を勃発させてしまおう
と考えている連中がいるということでしょう。

特にアメリカのオバマ政権や民主党は絶対にトランプ氏を大統領にさせたくはないでしょうから。。。

しかし、このような動きの背後でいつものイルミが操っているのがわかります。

オバマもトランプも背後ではロスチャイルドが糸を操っていると思います。

特にオバマはイルミのパペットでしかありません。

イルミがアメリカだけでなく世界をカオス状態にさせるためには、
国家や世界を二分させて戦わせることが最も効率的と考えています。

イルミの目的は世界をカオス状態にさせ、NWOを創設することです。

トランプ氏が無事に大統領になった後に、
アメリカや世界がどのように変化していくのかを見ていれば、
トランプ氏が本当に反グローバリズムのために戦っているヒーローのか、
それとも、彼は単にイルミの内紛の歩兵であり、
特に反グローバリズムということではなく、これまでグローバル化を推し進めながら
世界からうまい汁を吸ってきたジョージ・ソロス
(ソロスは彼のNGOを介して巨額の資金を投入し、世界的なテロ事件を勃発させ、
イスラム系難民を大量に欧米に流入させ、アメリカ国内でも人種間暴動を勃発させ、
大統領選挙で不正操作をし、今でも反トランプ運動を続けています。)
側の犯罪エリート集団を倒し、
彼らに代わって自分たちが支配権を得たいと思っているのかもしれません。

まだ今のところトランプ氏の真意が見えていません。

ただ、リベラル左翼民主党の政策はグローバリズムを推し進めるため
日本にとってよりダメージが大きかった
ため、
トランプ新政権の誕生で反グローバリズムの動きが、
政治家よりも世界中の市民の間で広がるかもしれません。

トランプ氏の大統領就任式がどうなるのか。。。注目ですね。

それと、こちらの記事
(http://beforeitsnews.com/politics/2017/01/bix-weir-alert-chance-for-a-smooth-transition
-are-crumbling-by-the-minute-2875674.html)によると、

突然、(トランプ氏の大統領就任式を警護する)ワシントンDCの国家警備隊のトップが
オバマ政権によって首にされたと伝えています。

オバマはこれまでも自分たちに従順でない米軍関係者を大勢首にしていますし。。。不気味です。

さらに、プーチンは、トランプ氏が大統領に就任するのを妨害されたなら、
アメリカに対する軍事攻撃を開始すると明言しました。

トランプ氏の大統領就任式を境に世界は今まで以上に混沌としてしまうのでしょうか。溜息!

ところで、歴代の米大統領はみな麻薬(大麻やコカインなど)常習犯であり、
アルコールやタバコもやっていましたが、トランプ氏は、麻薬もアルコールもタバコも、
健康だけでなく人生をダメにするという理由で全く関わっていませんから、
それはとても良いことだだと思います。

http://investmentwatchblog.com/top-brass-gives-press-conference-
to-prepare-for-war-ww3-is-coming-troops-are-ready-right-now/
 
(概要)
1月12日付け

ご参照あれ!



英泉、二枚目、



「寒梅と逢引き」です。



目付けは悪く無いのだがw

◆http://健康法.jp/archives/25842
健康になるためのブログ  2017/01/12
【注目】トランプ氏が暴利を貪る製薬会社を酷評
 「製薬会社は殺人の罪を犯しているにもかかわらず罰せられていない


☆http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170112/k10010836781000.html
◎製薬関連の株大幅下落 トランプ氏の薬価引き下げ発言で

 アメリカのトランプ次期大統領が記者会見で、
 薬の価格を引き下げる考えを突然示したことから、
 12日の東京株式市場では、収益の悪化が懸念されるとして、
 製薬関連の株価は大幅に値下がりしています。

 これはアメリカのトランプ次期大統領が記者会見で、
 政府系医療機関の薬の調達に関連して、
 「アメリカは世界最大の医薬品の購入国でありながら、
 適切に入札をしてこなかった。
 製薬業者たちは今現在、好き勝手なことをしている」と述べて、
 入札制度を強化して薬の価格を引き下げる考えを突然示し
 日本の製薬会社の収益が悪化することへの懸念が出たためです。

 市場関係者は「これまでトランプ氏は薬の価格の引き下げには消極的
 だと見られ、アメリカ事業を強化しようとしていた製薬業の株価は
 このところ値上がりしていた。トランプ氏が一転して
 反対の考えを示したことを、市場は驚きを持って受け止めている」
 と話しています。


☆http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/01/post-6702.php
◎トランプ今度は製薬会社を標的に 薬価引き下げを表明

 [ニューヨーク 11日 ロイター] -
 トランプ次期米大統領は11日に開いた会見で、
 製薬会社は「殺人」の罪を犯しているにもかかわらず、罰せられておらず、
 政府に多額の費用を負担させていると批判、薬価の改革を進める意向を表明した。

 また海外へと拠点を移す動きが加速しているとして、
 製薬業界を国内に回帰させる必要があるとした。

 米国では、生死にかかわるような医薬品の価格が
 大幅に値上げされたことで製薬業界への批判が高まっている。



◆http://my.shadowcity.jp/2017/01/post-10441.html
ネットゲリラ  (2017年1月14日)
グローバル路線完全破壊


トランプの貿易・外交政策なんだが、オヤジは吠えるだけなので、
共和党のカシコイ人たちが考えたんだろうが、国境税だそうでw 

輸入には増税、輸出には減税、と、なんとか「関税」にならないように
苦労したんだろうが、結果としては保護貿易そのものなので、
こんなのがまかり通るならば、相手国も同じ事をしますw 

実際、農業部門ではみんなやってる。日本だってやってる。
そもそも輸出で儲けて自分の国だけウハウハというのはエゴであり、
可能だったら世界中のどんな国だってそうしたいw


  ☆http://www.jiji.com/jc/article?k=2017011400184&g=use
  時事通信
  ◎米議会、「国境税」を検討=輸出を優遇、輸入に負担-
   トランプ氏も同調 

  【ワシントン時事】米議会共和党は、輸入への課税を強化し、
  輸出は税を減免する「国境税」の導入を検討している。
  法人税制改革の柱となり、トランプ次期大統領が掲げる、
  企業の生産拠点の「米国回帰」を促す仕組みだ。
  ただ、保護主義的な面があり、
  世界貿易機関(WTO)協定に抵触する恐れがある。
  共和党指導部による税制改正原案では、
  米国への輸入は経費控除を認めず、法人税負担が重くなる。
  一方で、輸出は税負担が軽くなり、優遇される。
  同党は、この仕組みを法人税率(最高35%)の引き下げとともに、
  次期政権幹部に説明し、支持を求めている。
  折り合いが付けば、2月にも法案を発表する。
  トランプ氏はこれに同調するように「国境税」という言葉を使って、
  企業の米国外投資計画を批判。5日にはトヨタ自動車をツイッターで
  「巨額の国境税を課す」と脅した。

  米国の連邦税制には、日本や欧州のような付加価値税(消費税)がない。
  日欧の企業は完成品の輸出時に原材料の仕入れで払った税を返金されるが、
  米企業は輸出時の税還付がない上、日欧などの輸出先で課税され、
  「貿易競争で不利」と不満を募らせていた。
  このため、国境税により
  企業の米国内投資、雇用創出が促されるとの期待がある。
  しかし、WTOは原則、
  法人所得の税還付を輸出時に行うことを認めていない。
  また、輸出に有利な仕組みであることから、
  WTOが禁じる「輸出補助金」に当たるとの見方もある。 
  米国内では、海外から商品を仕入れる小売業界や、
  多くの部品を輸入する自動車業界が反発。
  政権交代で退任するフロマン米通商代表部(USTR)代表は13日、
  「輸入を差別する仕組みだ」と、他国の報復を招く可能性を指摘した。
  日本の経済産業省幹部も
  「日本企業が米国に投資しづらくなる」と警戒している。


ただ、消費税の問題は面白いねw 
トヨタなどの輸出企業は、消費税の還付を受けている。
コレが実質的な
補助金」ではないか?
 と、
消費税のないアメリカが怒っているわけですw 

トヨタの下請けたちは、トヨタに納品するにあたって消費税を払っている。
それが、トヨタにだけ、払い戻される。
国民の納めた税金で、輸出企業が利益を得ている

日本国内ではさんざん言われて来た事なんだが、
アメリカからそういう話が出てくるとはw


  -----------------------
  相手国側が関税上げちゃうんじゃないの?
  -----------------------
  ↑そういう現実の壁にぶち当たって
  半泣きになるのが目に見えてるから皆笑ってるわけ
  -----------------------
  ↑米国に依存していて逆らえない国は対抗措置にも限界がある。
  韓国とか日本みたいな。

  日本にとって悪いパターンの一つは、
  中国とは早々に妥協して、
  日本に厳しくあたって成果を誇示するパターン。
  中国と違って日本は経済だけでなく安保も米国依存性が高いので
  米国がその気になれば強引に不利な条件を飲ませるには最適な相手。
  -----------------------
  アメリカだって日本に依存してるともいえるぞ、
  日本がいなかったら
  誰がドルの価値を保証してくれるというのか

  日本が友達だからあちこち喧嘩売っても
  通貨の価値が保たれてるんだよ

  日本と組まなかったらアメリカとて暴落する
  -----------------------


TPPどころじゃねーぞw つうか、強欲な国際金融資本としては、
自由にどこにでも行って稼ぎたいわけです。
だから、「自由貿易」は絶対的な錦の御旗w 

トランプはそれに真っ向から反逆している。
まぁ、このまま放置しておいたらグローバリズムによって
国家が滅ぼされる
から。
トランプの危機感というのも理解できるんだが、
さて、国際金融資本と戦えるのか?


  -----------------------
  経済を本当に理解してないんじゃないのかな
  総合的に見てアメリカ製品が売れなくなり雇用がなくなると思うが
  -----------------------
  アメリカって農業ぐらいしかまともな輸出産業無さそう、知らんけど。
  -----------------------
  ↑遺伝子組み換えの農作物?
  遺伝子組み換えの飼料で育てた牛肉? &成長ホルモン漬け
  -----------------------  
  キリスト教過激派国家福音派なだけあって、やることが汚いわ
  だからいつまでも戦争でしか解決出来ない土人なんだよ
  -----------------------


アメリカが中国から輸入しなくなって中国が崩壊、とか
寝言垂れてる阿呆もいるんだが、中国はそんな脆弱な国ではないw 
アメリカ産業の空洞化が始まった時代、中国は文化大革命で
みんな自転車乗っていたのだw 
フェラーリ乗りまわす道楽息子が、カネがなくて国産車に買い換える
くらいが関の山ですw
中国だってアレで、自給自足の出来る国ですw


英泉、三枚目、



「浮気四十八癖二篇 きり火できよめるかみしんじんは藝者のくせ」です。



切り火で清める災の下痢壺w

今上の意を忖度して、法力の強い行者が呪詛を初めておるのでは?

◆http://lite-ra.com/2017/01/post-2849.html
リテラ  2017.01.14
室井佑月の連載対談アベを倒したい!第1回ゲスト 金子勝(前編)

室井佑月が経済学者・金子勝に訊く!
このまま安倍政権が続いたら何が起きるのか、その恐怖のシナリオとは?


政権批判が完全にタブーとなり、安倍応援団やネトウヨコメンテーターに
すっかり占拠されてしまった感のある日本のテレビ番組。

そんななかで、安倍政権の危険性を伝えようと孤軍奮闘しているのが、
作家の室井佑月だ。

彼女はさまざまなワイドショーや情報番組に出演しながら、
一昨年の安保法制でも、敢然と安倍政権のやり方に異を唱えてきた。

しかも、室井がそのへんのリベラルと決定的に違うのは、
その言動に「強度」があることだ。

狡猾な安倍応援団の話のすり替えやごまかしにもけっして丸め込まれず、
その言葉はまるで「王様は裸だ!」と叫ぶ子供のように本質を突く。

『ひるおび!』(TBS)では、安倍の“寿司トモ”田崎史郎に食い下がり、
逆ギレさせたこともあった。

おそらく今のわれわれに一番、必要なのはこういう強度、タフさ
なんじゃないだろうか


すっかり室井に惚れ込んだリテラは新年に当たって、
彼女にインタビュー連載をお願いしてみた。

すると、彼女からは「あたしみたいなバカがひとりでしゃべったって仕方がない。
それよりいろんな学者やジャーナリストに会って、
安倍政権がどこがやばいのか、安倍政権をどうしたら倒せるのか。
そのことを本気で考えたい」という返事。

うーむ、室井はマジだ。ということで、今月より、
室井佑月の連載対談を開始することにした。

タイトルはそのまんま、「アベを倒したい!」。

第一回のゲストは、経済学者で、慶応義塾大学経済学部教授の金子勝氏、
テーマはもちろん、アベノミクスのインチキと危険性。

しかし、対談は経済の話題だけにとどまらず、メディア支配など
さまざまな問題について、強烈な言葉が次々と飛び出した。

いったいどんな安倍批判が語られたのか。乞う御期待!
(編集部)

……………………………………………………………………………

アベノミクス詐欺のせいでオリンピック前に経済破綻?

室井 新年早々いきなりだけど、金子先生、安倍政権がこのまま続くと、
   日本は本当にやばいことになると思うんだよ。で、
   どんなひどいことが起こるのか、ちゃんと教えてもらおうと思ってさ。

金子 僕は一応、経済学者なので、目の前の現実を見ながら、
   常に5年、10年先の経済状況をシミュレーションしているんだけど、
   安倍政権が続いたら、日本経済はこの先、ひどいことになるだろうね。
   すでに、マイナス金利の弊害が出てきていて、
   日銀は債務超過、損失が10兆円に近い。
   自己資本が7.4兆円だから、かなりオーバーしていて、ぎりぎりの状態だ

   それでも伸びているのが不動産融資で、今年の前半で7兆円を超えた。
   まさにバブル状態で、このままいくと、確実に破綻する。

室井 不動産バブルが弾けちゃったら、結局また
   わたしたちが銀行を助けることになるんじゃないの? 

金子 そのとおり。でも、安倍首相はそんなことかまわず、
   破綻するまでこの路線でつっこんでいくだろう。
   債務超過だけど、お金をじゃんじゃん刷りまくる。
   どこまでお札(日銀券)を信用できるか。
   それがたぶん安倍さんの言う“挑戦”なんだと思う。
   いつまで成長戦略、アベノミクスと叫び続けられるか、
   国民を騙し続けられるかの“挑戦”だ(笑)。


室井 でも、そのわりには、見せかけですら景気がよくなっていない。
   不動産だって、もっと高くなったりするかと思ったけど、たいしたことない。

金子 不動産はもうアップアップ。
   東京都心では昨年11月くらいでピークアウトしている。
   だから今、福岡の天神とか、仙台とか、札幌の真ん中とか、
   そういうところに波及してる段階だ。逆に、
   こんなに金をつぎ込んでもこの程度だから、破綻はかなり早い。
   たぶんオリンピック前に、危ない局面がくる。

室井 でも、安倍さんは認めないんだろうな。
   逆にオリンピック使ってごまかそうとするんじゃない? 
   マスコミを使ってオリンピックキャンペーン張って、
   「テロもあるし緊急事態条項が必要だ」とか言って。

金子 もうひとつ危ないのは、アメリカのいまのドル高・超高金利だ。
   日本の大手銀行も政府も、みんな外国債や海外投資に逃げていく。
   もう抜けられないところへどんどん突っ込んでいって、
   逆に地方は投資がまったくなくなって疲弊しきっていく


室井 円安で株価はあがってるけど、もうかるのは、巨大輸出企業だけだもんね。

金子 その輸出産業もやばいよ。
   原発輸出だってトルコ、ベトナム、台湾、みんなだめになってる。
   安倍政権の成長戦略化けの皮全部剥がれている
   たとえば東芝はセンサーや白物家電、医療機器など
   これから伸びる商品を全部やめて、国家に頼って
   原発と半導体とインフラ事業に特化した。
   CB&Iという、ウェスティングハウスの買収の損失に加えて、
   原発建設関連の会社を買収したが、損失が5000億円になりそう。
   死に体だね。三菱重工はサンオノフレ原発で訴訟を受けて、
   9000億円もの賠償請求を受けて、100億しか払わないで揉めてる。
   日立も英国でコスト高の原発計画に突っ込んでいる。

室井 それって、もとをたどれば、安倍さんの無責任な原発政策のせいだよね。
   第一次安倍内閣の時、安倍さん自身が「原発の全電源喪失はない」と
   国会答弁していたわけでしょう。
   それが福島原発事故を招いたともいえるのに、まったく反省の色がなく、
   原発再稼働に邁進していった。
   その時、原発行政の責任者の経産相だったのが甘利明さん。
   なのに、事故直後にその責任を問われて、テレビ東京の取材で
   「日本なんてどうなってもいい、俺の知ったこっちゃない」って
   言ったんだよね。でもこの発言、全然大きいニュースにならなかった。

金子 甘利元経産相はテレビ東京を相手取って名誉毀損裁判を起こしたからね。
   みんなびびって報道しなくなった。
   しかも、一審判決では、テレ東が敗訴したでしょ。
   その判決を出した都築政則裁判長が、その後、
   前新潟県知事の泉田裕彦への脅しとして新潟地裁に異動し、
   柏崎刈羽原発関連の訴訟を指揮した
……。

室井 なんだそれ。結局、裁判所も原発と安倍政権の味方なんだよね。

金子 とにかく、安倍政権は福島原発の事故については
   完全に責任をほおかむりして、第二次政権では、原発再稼働路線にひた走った

   東芝も三菱重工も日立も結局、国家の事業にかなり依存して生きてるから、
   そのまま突っ込んでいっちゃった。

室井 でも、それがいまどんどん破綻してるんだもんね。
   このままいったら、東電だけじゃなくて、こういう原子力産業にも
   私たちの税金が使われるようになるんじゃない。


経済破綻を隠すために安倍の極右路線はエスカレートする

金子 経済破綻のリスク要因としては、あと、ヨーロッパがすごく不安定
   今年3月にオランダの総選挙、フランス大統領選が続き、
   秋にはドイツの連邦議会選挙がある。
   選挙結果によっては、EU離脱が相次ぎ、ヨーロッパで金融危機が起きかねない。
   ドイツ銀行もバ―クレイもクレディスイスも悪い。
   さらに、イタリア第3位のモンテ・パスキ銀行がいま、
   経営危機で公的資金が注入されるという話になってるけど、
   これにEU離脱が加わったら、自国通貨が暴落。
   ハイパーインフレとなり、イタリアの金融が潰れる。
   その国債を持っているヨーロッパの金融機関がアウトになる。

室井 金融危機はどんどん伝染するもんね。

金子 そう。もしヨーロッパで金融危機が起きたら、
   リーマン・ショック並に世界経済を直撃する可能性は十分ある。
   しかもこうした金融危機、景気循環のサイクルは10年なんだ。
   リーマン・ショックが08年。だから2017年から2019年が危ないと見ている。

室井 日本は不動産バブルが崩壊し、EU離脱ショックが加わり、とダブルパンチ。

金子 加えて、日本は地域がどんどん弱っていて、
   内需が弱り、労働分配率がどんどん落ちている。
   賃金も上がらず家計消費も上がらず、しかもイノベーションは起きない
でしょ。
   そんななか、安倍が生き残るとしたら、
   ナショナリズムを煽る極右路線しかないんだ

   実際、極右的な政治の跋扈は、常に経済状況の悪化が引き金になることが多い。
   日本だけでなく世界的にね。

室井 安倍さんの場合はもうやってるけどね、極右路線。
   でも、もっとひどくなるということか。
   マスコミをさらに懐柔して脅して。
   NHKなんか2018年からは震災復興のサポート番組を終了させて、
   オリンピック一色になっちゃうんじゃない。そんな気がする。
   震災は切り捨てて、国威発揚のためにオリンピック一色。
   この流れってもう止められないのかな? 

金子 僕は悲観してない。こんなものが永遠に続くわけがない。
   しかも騙され方がこれだけ酷いと、あとの怒りも大きくなる。
   こんなダメな世界だからこそ、次の世界は激変が起こる。
   それを考えるとワクワクするところがある。
   現在は、激動の大転換期に立ち会っていると思っているんだ。


室井 金子先生、ちょっと楽観的すぎなんじゃない。
   だって安倍政権の支持率が64%(日経新聞・テレビ東京合同16年12月調査)だよ。
   真珠湾行ったら国民の84%が評価するんだよ。
   騙されたとわかったときには、もう騙されたって声に出して言えなくなってる
   んじゃないの? 安倍さんは憲法改正についてGHQに押し付けられた
   みっともない憲法だって言ったのに、真珠湾訪問では
   「アメリカのお陰で」とか真逆のことを言ったのに。
   誰も気持ち悪いと思わないの? メディアも真珠湾訪問を評価するばかりで、
   こんな簡単な矛盾も指摘しない。
   評論家にしても記者にしても、昔は左だったのに、安倍政権になって右転換したら、
   すごい仕事がきて大儲けなんて話ばかりじゃない。私は逆だけど。


金子 でも室井さんは、言説を曲げていない。いま我慢するのが後で財産になる
   それはカッコいいことだし、大切だよ。
   これが正しい道だと言い続ける。明るい未来を語る。

室井 明るい未来は語れない。消されちゃうかもしれないじゃん。
   この連載は、安倍をどうしたらやっつけられるのかがテーマだけど、
   金子先生の話聞くと、相手が弱っていくのを待つしかないのか、
   って気になっちゃう。

金子 大丈夫。歴史的に見ると、お札を刷りまくる悪貨改鋳は
   ひとつの体制が終わる前の断末魔
なんだ

   この最後の無理に対して、僕たちのやっていることは犬の散歩で言うと、
   電信柱に小便をかけてマーキングしているようなものだから。
   たどってきた道をちゃんと振り返れば、言説がある。必ず生きてくる。
   安倍のような極右がいきなり何かをやろうとして、
   別のオルタナティブ(代替案)が見えなくなると、みんなそこに流れちゃう。
   だから流れを阻止するために、オルタナティブを言い続ける。
   闇の中だから光は輝く。室井さんは今、輝く星なんだよ。

室井 私は自分が輝いているなんてとても思えない。
   今は、ほとんど味方がいなくなってきてる。儲からないし。
   自分の言っていることを方向転換すれば儲かるだろうけど、
   私、名誉欲もないし、金もいらない。
   でも、この孤立感だけはどうにかしてほしい。

金子 でも、日本の人がちゃんとした情報提供されたら、
   それなりに判断する層はまだまだ残っている。
   原発も再稼働反対や、憲法9条改正に反対する人は多い。
   でも、民主党政権の印象が悪くて、そのイメージがすっかり植え付けられている。
   今の安倍政権の方がもっと酷いけど、
   “民主党は酷かった”と国民に強く印象づけられた。
   メディアもそれに乗って、潰されて。
   「政権は長い方がいい」ってバカなこと言うやつがたくさんでてきた。
   そして暴走がひどくなり、金、人、コネ、昇進、
   あらゆる悪の元、下賤な政治になっていく。
   信念も信条もなにもない政治、ごまかしだからね。
   でも、救いは、経済最優先とか言って、
   息を吐くように嘘をつき続ける政治を続ける安倍政権でも、
   国民は“騙されている”という感覚がどこかで残っていること。
   いつかは、必ず揺り戻しが来る。

(後編に続く)

……………………………………………………………………………




金子教授、いいこと言ってますねw

(後編)は明日載せる予定。


寒波襲来Ⅴ

2017-01-14 10:11:01 | Weblog
 画は 葛飾 北斎(葛飾 北齋)かつしか ほくさい 

 宝暦10年(1760)? ~ 嘉永2年(1849年)

 号は、葛飾 北齋、前北齋、戴斗、為一、
                  画狂老人、卍 など。        作


  「大黒と酉」です。


☆雪、冷え込み一段と。 真冬日。

トランプの経済政策は失敗するでしょう、

「日米FTA」は断固拒否せねばなりませんよ、

◆http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2017/01/post-8424.html
植草一秀の『知られざる真実』
2017年1月12日 (木)
トランプ新大統領経済政策への冷静な評価


保護主義が悪で 自由貿易主義が善 との決めつけは間違っている。

経済学者のリカードが明らかにしたように、
それぞれの国が 得意な生産物の生産に特化して 余剰な財を交換し合う
という意味での貿易は全体の効率を高める。

この意味での自由貿易にはメリットがある。

自由貿易自体が否定される対象でもない。


しかし、近年問題とされている自由貿易主義、
言い換えれば新自由主義と呼ばれるものは、
上記の国家間の財の取引を行うという意味での自由貿易を超える含意を有している。

その最大の特徴は、

資本の移動 と 労働力の移動 という分野を含めて、

これを完全に自由にしてしまうとの意味を含んでいるからだ。

一言で表現するなら、

世界統一市場  世界単一市場

を形成してしまう
ということである。


このことがもたらす最大の弊害は、

所得格差の際限のない拡大である。


「財」と「サービス」に分けて考察したとき、両者の最大の相違は、
生産物の移動可能性である。

「サービス」は生産地と消費地が基本的には同一である。

最終需要のある地でしか生産することができない。

医療行為の輸入  介護サービスの輸入はできない。

これに対して、「財」の特徴は、生産物を輸送できることである。

生産地と消費地が一致する必要がない。


したがって、自由貿易の試みは、まず「財の生産活動」、
すなわち製造業によって推進される。

農林水産業においても、生産物の輸送が可能になれば、製造業と同様の変化が生じる。

「財」の生産を行う「資本」は世界の中から最適な立地を選ぶ。


最終的な消費地との距離

労働賃金の水準

労働の質

政治情勢の安定性

生産可能量


などを勘案して生産地を決める。


製造業の拠点が国境を越えて移動する場合、元の生産地では雇用が消滅する。

資本は労働コストの低さに着目して海外移転するから、
元の相対的に高い賃金の労働が消滅することになる。

他方、「サービス」の生産では何が起こるのか。

「サービス」では必ず「消費地」が「生産地」になる。

「資本」は常に安価な労働力を求めるから、
先進国における「サービス」生産を行うにあたり、できるだけ、
賃金の低い国から労働者を輸入して生産に充てさせようとするだろう。

こうなると、先進国における「サービス」労働の賃金が下がる。

製造業で相対的に高い賃金を得ていた労働者は工場の海外移転で職を失い、
新たに就業する「サービス業」での労働では、

海外から輸入された労働力による賃金引き下げ効果の影響で、
低い賃金の「サービス業」に従事しなければならなくなる。


1980年代以降の自由主義の急激な進展

すなわち、世界統一市場の形成、世界単一市場の出現によって、

資本はリターンを高めたが、

先進国の労働者は、ほぼ全面的な所得水準の低下
という状況に直面している
のである。

「資本」の高いリターンを享受できるのは1%の人々に限られる。

99%の労働階層の人々は、ほぼ全面的な所得水準の急低下
という現実に直面してきた


こうした経済変動に対して、それぞれの国の国民、主権者、労働者から、

NO  の声が生まれるのは当然のことである。


英国のEU離脱国民投票での離脱派勝利

米国の大統領選でのトランプ氏勝利

は、こうした世界経済の大きな変化を背景に生み出されたものである。




ユダ米の売り物は?

無理やり押し付けられたものばかりで、欲しいものなど無いわなぁw



北齋、二枚目、



「冨岳三十六景 礫川 雪の旦」です。



右往左往しすぎw

◆http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/197359
日刊ゲンダイ  2017年1月13日
日本にも重大影響 これがトランプ政権の10大リスク」だ


1週間後に迫ったトランプ就任。世界はガラリと変わる可能性がある。

これまでの発言や公約から想定される、日本に影響を及ぼす
「10大リスク」はこれだ。


(1)NAFTA再交渉・脱退

トランプはNAFTA(北米自由貿易協定)を「米製造業にとって最悪の協定のひとつ」
と主張。トヨタ攻撃に見られるように、既に保護主義を全面展開中だ。

メキシコから米国への輸出関税ゼロが撤廃されたら、日本企業は大打撃を受ける。


(2)人民元下落

トランプは中国を、輸出支援のために人為的に元を安く誘導する「為替操作国」
と考えている。しかし現実は逆で、

「中国は資本流出を抑えるため、外貨準備を使って為替介入をしてまで、
人民元の下落を食い止めようとしている」(経済評論家・斎藤満氏)。

人民元の先行き不安で中国経済が悪化すれば、日本企業も巻き込まれる。


(3)ドル安転換

米国の製造業保護の観点から、トランプは現状のドル高容認を一転させる可能性がある。

日本は「ゼロ金利で円安誘導」と批判され、円高が加速


(4)FRBイエレン議長交代

18年2月に任期満了を迎えるイエレンの後任人事が今夏に議論される。

利上げ方針が維持されるのかどうか。人選によっては金融政策が不安定化。


(5)原油下落

トランプは米国のエネルギー資源の産出規制撤廃を主張。

産油量が増加し、原油価格は下落


(6)2つの米国

メリル・ストリープのスピーチで分かるように、

米国内はいまだ「反トランプ」が根強く、国家は2つに分断されている。

「日本がトランプにスリ寄り過ぎると、万が一の時、困ったことになる」
(斎藤満氏=前出)


(7)米ロ接近

米国とロシアの接近で、日本の存在価値が低下するだけじゃない。

米ロがIS掃討で共闘すれば、ロシアが支援するシーア派のシリアとイランが勢力を強め、

親米のスンニ派サウジアラビアが弱体化。 中東のパワーバランスが崩れる。

ただ、トランプはイランと対立するイスラエル擁護なので、ここに米ロ亀裂リスクもある。

イランともイスラエルとも関係が深い日本は股裂き状態だ


(8)「一つの中国」見直し

台湾総統と慣例を破って電話会談したトランプが、
就任後も「一つの中国」原則を無視すれば米中関係に緊張が走る。

台湾海峡が不安定になれば、沖縄や尖閣が巻き込まれる可能性も。


(9)南シナ海暴発

米中関係の緊張が極限に達すれば、南シナ海での紛争勃発リスクが高まる。

日米同盟の「応分負担」を主張するトランプが、駐留米軍経費の負担増だけでなく、

自衛隊増強による米軍の肩代わりを求める恐れがある。


(10)欧州弱体化

似た者同士のトランプとプーチンは欧州弱体化で利害が一致。

日本の欧州ビジネスがやりにくくなる。




ユダ米の国力の凋落は著しい、上記は過大評価だと思う。



北齋、三枚目、



「百物語 しうねん」です。



今上、大室天皇家四代目のしうねん、

◆http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50676
現代ビジネス 2017/01/12
新聞・テレビが報じられない 天皇陛下安倍総理への不満


国民の注目を集めた天皇誕生日会見。

一見「無風」に終わったようだが、そうではない。

誠意を見せない総理と、本心を語れない天皇の溝は一層深まっている。

ふたりの思いに迫る深層レポート!


「内閣と相談しながら」の真意

宮殿中で最も広い部屋「豊明殿」。

昨年末の天皇誕生日、白銀色のシャンデリアが
桃色の絨毯を美しく照らすこの部屋で、国会議員など約470人が集まり、
「宴会の儀」が催された。

ずらりと並んだ長テーブルを、日の出蒲鉾や若鶏の松風焼き、
鯛の姿焼きなどが彩る華やかな席。

しかし、13時の天皇のお出ましから数分後、その部屋に場違いな緊張が走った。

安倍晋三総理のあいさつである。 出席した議員が言う。

「一同が見守るなか、モーニングを着た安倍総理が前方に歩み出たとき、
会場全体の空気が張りつめました。出席者はみんな思ったのでしょう。

陛下と総理、ふたりはいったいどんな思いで向き合っているのか、と。

あいさつは、感謝を述べ、健康を祈る当たり障りのない内容で、
陛下はもちろん微笑んで聞いていらっしゃいましたけれど……」

昨年夏から続く「天皇の生前退位」問題。

天皇が「退位の制度化」や「皇室典範についての議論」を望んでいることは明らかだが、
官邸がその意を汲むことはなく、安倍総理と天皇の間の溝は深まり続けている。

それゆえ安倍総理をはじめとする官邸の面々は、
天皇が現状への不満を述べるのではないかと、誕生日に先立つ会見に戦々恐々だった。

宮内庁関係者が言う。

「陛下の会見の文案は、いつも陛下ご自身が深夜まで文章を練って
推敲を重ねています。皇后陛下に少し意見を聞くことがあるくらいで、

あとは発表直前に法律に反した部分がないか専門家に確認させるまで
ほとんど内容がわからず、官邸にも情報がほぼ入らない。

この問題を担当する杉田和博官房副長官は、
昨秋に官邸から送り込んだ西村泰彦宮内庁次長を使って情報収集しましたが、
芳しい成果は得られなかったようでイライラしっぱなしでした」

だが蓋を開けてみれば、天皇は退位についてこうふれるにとどまった。

〈(天皇としての)この先の在り方、務めについて、ここ数年考えてきたことを
内閣とも相談しながら表明しました。
多くの人々が耳を傾け、各々の立場で親身に考えてくれていることに、深く感謝しています〉

一見すると穏当な内容。

「安倍総理もホッとしたでしょう」(自民党中堅議員)。

しかしこの穏やかな言葉の「裏」には、
安倍官邸に対する違和感や不満が鬱積しているのではないか――

多くの関係者はそう見ている。

昨年7月に天皇から直接、退位について相談を受けた、
学習院幼稚園時代からのご学友、明石元紹氏はこう語る。

「陛下は、幼い頃から慎重な言葉遣いをされる方。

そんな方が、わざわざ『内閣とも相談した』という表現を選んだことには意味があると、
私は受け取っています。

つまり、『内閣と相談したにもかかわらず、自分の思いが十分に伝わっていない』
ということです」


モノマネするなんて

前出の宮内庁関係者も、この表現について、経緯を振り返り指摘する。

「昨年『おことば』が発表された後、官邸から『生前退位は憲法違反ではないか』

という声が漏れ伝わりました。これは陛下にとっては聞き捨てならないことです。

そもそも風岡典之宮内庁長官(当時)は、'15年秋の段階で安倍官邸に退位の意向を伝え、
同年の天皇誕生日での記者会見を打診しました。

このときは折り合いがつかずに会見が流れてしまいましたが、
その後、官邸と宮内庁は時間をかけて『おことば』の内容をすり合わせました。

摂政をどう位置づけるかなどをめぐってかなり攻防があったそうです。

ところが、それだけの調整をさせておきながら、
『おことば』を発した後に『憲法違反』などという話が出るのはハシゴ外しもいいところ。

『内閣とも相談』という表現は、内閣に『その話はもう終わっているはずだ』と
クギを刺す意味と取ることができます」

もちろん'15年時点での打診も、突然思いついて出てきたものではない。

時間をかけて考え、タイミングを見計らってきた。 皇室の関係者が語る。

「陛下は、生前の三笠宮(崇仁)さまと天皇制について話し合っているなかで、

在位20年となる'08年前後から譲位について考えていたようです。

'10年には『宮内庁参与会議』で譲位について口にされました。

リベラルな民主党政権でなら、新しい皇室の形が実現できるのではないか
と考えていたようです。

しかし当時は政権が短命でうまくいかなかった。

安倍政権が安定し、安全保障の問題がひと段落したタイミングで『おことば』
の打診を行ったのです」


試行錯誤を続けてきた天皇にとって、安倍総理の態度は誠意を欠くものと映っている。

亀井静香衆院議員は昨年末に開かれた自身の政治資金パーティで、
安倍総理の思いを象徴するようなエピソードを披露した。

亀井氏は、天皇が公務を増やしすぎたことが退位問題につながった、
公務を減らすことが先決だという見解を披露し、こう続けた。

「官邸で、晋三総理とこの問題について相当長く話しましたが、
総理も私とまったく同じ認識です。

総理は、こんなふうに(亀井氏、杖をつく素振りをする)陛下の真似をして
『あんなことまでして、本当に危ない』と言っていました。
その通りなんですよ」

天皇の公務を「自分で増やしすぎたのなら減らせ」といわんばかりの意見、
そして天皇の姿を真似する――こうした安倍総理の不敬な心根は、
その後の行動にも表れている。

10月に組織された有識者会議のヒアリングメンバー選定がそれだ。


安倍の本音は「面倒臭い」

全国紙政治部デスクが言う。

「当初、官邸の事務方が挙げてきたメンバーに、安倍総理が自ら、
お気に入りの識者である平川祐弘東大名誉教授や渡部昇一上智大名誉教授など
を加えさせたのです。

有識者会議で退位賛成派と反対派を拮抗させ、
8割が退位に賛成する世論を抑える意図があると見られても仕方ない。

櫻井よしこさんも、安倍総理のお気に入りだから入っているのでしょうが、
そもそもこの件の専門家とも言えない。

雰囲気づくりのための人選だと思います」

また、退位に賛成する私立大学の教授も、匿名を条件に本誌に自身の経験を語る。

「私は一度ヒアリングメンバーの内定を受けました。

担当の職員が二人でやってきて、質問項目を渡されたのです。

ですが、答えを用意して連絡を待っていると、
担当者が内定を取り消したいと告げてきた。

理由を聞くと、『左右のバランスを取るため』などと言う。

『私は右と左、どっちなの?』と尋ねたら、黙ってしまった。

職員にも後ろめたさがあったんでしょう」

まさに、結論ありきのお手盛り有識者会議

正面からの議論を避け、国民の目の届かない場所で
自分の思いを通すのが「官邸のやり方」だ。

そして、本来なら天皇が踏み込んでほしかった「根本的な問題」は、
完全に置き去りにされている。皇室ジャーナリストの久能靖氏が指摘する。

「『おことば』では、皇室の安定性について触れられていました。

つまり陛下は、皇族の数が少なすぎると心配しているのです。

本来なら、女性宮家創設や女性天皇、女系天皇、つまり皇室典範の改正についても
議論してほしいと思いますが、有識者会議ではその話はほとんど出ていません


だが、安倍総理は皇室典範の問題には絶対に踏み込みたくない。
前出の自民党中堅議員が言う。

「皇室典範の議論をはじめると、反対議員が出てきて党内が混乱することは必至。

長期政権を目指す安倍さんにとって、退位の問題は『混乱の種』でしかないんですよ」

天皇制について根本から議論してほしい――

天皇自らが発した思いは、安倍政権によって、
都合よく「矮小化」されてしまっている。

天皇の不満に安倍総理が正面から向き合う日は来るのか。


「週刊現代」2017年1月14日・1月21日合併号より




◆http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170111-00000219-sasahi-soci
dot. 1/12(木)
現役宮司が日本会議を批判 全体主義のこわさに警戒を〈AERA〉


2016年の新語・流行語大賞は神ってる

“聖地巡礼”“パワースポット”がにぎわいを見せ、神様が身近にあふれる。

3・11から6年、一人ひとりがそれぞれの形で宗教と向き合う時代。

日本の宗教にいま、何が起きているのか。

AERA 1月16日号では「宗教と日本人」を大特集。

清洲きよす山王宮日吉神社宮司の三輪隆裕氏に、
伝統ある神社界が生む全体主義の怖さについて語っていただいた。

*  *  *

まず申し上げたいのは、神社本庁の包括下にある神社で、
政治活動に積極的にかかわっている神職は、
全体の1%ほどしかいないということです。

ほかは、神社本庁が改憲署名用紙を置いてほしいと言うから署名簿を置く。

選挙で誰かを応援してほしいと言うから応援する。

何となくやっているだけです。

それはなぜか。神職になるには神道学科のある皇学館大学や国学院大学、
または地方の神職専門学校で学び、神宮や有力神社で研修をするのが一般的です。

このとき、上の方針に絶対逆らうなと徹底して教育されます。

上の方針を批判したり、変更したりすることは一切してはならない。

神社本庁が考える伝統のみが理想であるということ。

機関紙の「神社新報」をはじめ、さまざまなルートで
そうした「伝統」を刷り込まれるのです。

いまの神社界にいる限り、そうした全体主義から抜けることはできないでしょう。


神社本庁は、明治政府がつくった国体を日本の伝統と思い込み、

天皇を頂点とした家族主義的国家の実現を目指しています


本来、多神教である神道には、一つの価値観や規律で国民を縛る
という発想はありません
。 神道の伝統をはき違えています。

これも理由があります。戦後、連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)の「神道指令」で
国家神道が解体されて、神社界は生き残るために宗教法人・神社本庁になりました。

当時のリーダーたちは、明治時代に神職に就いた人々だったので、
「国家神道」こそが神道の伝統だと勘違いしてしまったのです。

その時代から、2代、3代と代替わりをして、
ゴリゴリの皇国史観を持つ神職はほとんどいなくなった。

考え方がリベラルな宮司もいますが、神社本庁の主導する「伝統」にはあらがえない。

その「伝統」を外側からプッシュして先鋭化させているのが、
民主主義を敵とする、日本会議の思想の核をつくっている人たちです。

日本会議は神社本庁の伝統」と 1%の真性右派」をうまく利用することで、
動員力と資金源を手にしました。

全国に8万もの拠点を持つ神社本庁を取り込むことで、
小さな組織を大きくみせることに成功した
のです。


神社本庁の政治組織である「神道政治連盟」の政策委員の顔ぶれも、
神職主体から、日本会議周辺の思想家中心に変わりました。

その影響力が強くなっている証左でしょう。

いつの時代も人々が従順であれば、一部の人間の意思で
いつの間にか極端な社会になるのが、全体主義の怖さです。

気をつけねばなりません。


(構成/編集部・作田裕史) ※AERA 2017年1月16日号




手前の持論は、少数派であることは承知しておりますが、

「北朝系天皇」の復活です。 京都で祭祀のみを専らとする。

孝明天皇ゆかりの血統の宮家を創設して復活に備えるべきでしょう。

今や南朝を称する大室天皇家は次世代は悠仁親王ひとりのみ。

成り済まし明治帝・大室寅之祐の口癖は、

「イヤダ イヤダ 毎夜のごとく孝明帝が枕元に立つ、

早く死にたい 々」だったそうで。

お江戸の昔に戻すべきですよ、明治以降は異常・異様な時代です。



寒波襲来Ⅳ

2017-01-13 10:51:11 | Weblog
 画は 拙作にて

  「曇鸞和尚像」です。

 水彩 32cm x 40cm 紙


 曇鸞(どんらん、tán-luán):

 中国南北朝時代の僧。中国浄土教の開祖。
 浄土真宗では、七高僧の第三祖とされ
 「曇鸞大師」・「曇鸞和尚」と尊称する。

 出家して、『大集経』(だいじっきょう)の注釈の最中に病に倒れ、
 不老長寿の術を茅山の陶弘景について学び「仙経」を得て帰る途中、
 洛陽で菩提流支に出会い、仏教にこそ不死の教えあると諭され、
 『観無量寿経』を授けられた。
 そこで、曇鸞は「仙経」を焼き捨てて、浄土教に入り研鑚に勤め、
 并州の大巌寺に住し、後に石壁の玄中寺に入り、
 さらに汾州平遥山の遥山寺に移って没した。

 著作

 『無量寿経優婆提舎願生偈註』

 『讃阿弥陀仏偈』


本師曇鸞梁天子  ほんじどんらんりょうてんし
本宗の祖師・曇鸞(どんらん)大師は、中国・梁の国王が尊敬し、国王は

常向鸞処菩薩礼  じょうこうらんしょぼさつらい
常に大師のおられた北の方向に向かい「曇鸞菩薩」と礼拝(らいはい)された

三蔵流支授浄教  さんぞうるしじゅじょうきょう
菩提流支(インドの仏教学僧)から浄土教の経典を授けられ

焚焼仙経帰楽邦  ぼんじょうせんぎょうきらくほう
仙人の経を焼き捨て(焚焼)、阿弥陀仏の浄土の教えに帰入された

天親菩薩論註解  てんじんぼさつろんちゅうげ
天親菩薩の「浄土論」を註解(ちゅうげ)して解説書『往生論註』を書かれて

報土因果顕誓願  ほうどいんがけんせいがん
お浄土に生まれる因(いん)も果(か)も如来の誓願によると示された

往還回向由他力  おうげんえこうゆたりき
お浄土に往生するのも、迷いの世界で人々を救うのも他力による

正定之因唯信心  しょうじょうしいんゆいしんじん
お浄土に往生し、仏となるべき身に定まるのは信心ひとつである

惑染凡夫信心発  わくぜんぼんぶしんじんぽつ
まどいで汚染(おせん)された人々(凡夫)は、本願を信じさえすれば

証知生死即涅槃
  しょうちしょうじそくねはん
生死の迷いのままが涅槃(覚り:さとり)であるという、仏果をうる身になり

必至無量光明土
  ひっしむりょうこうみょうど
かならず、はかりない光明のお浄土に往生して仏(ぶつ)となり

諸有衆生皆普化  しょうしゅじょうかいふけ
迷える人々を、みんなすみずみまで救うといわれた


                  親鸞作 正信念佛偈 曇鸞章


☆雪、冷え込む、今日も真冬日です。

邪悪な目をした偽ユダ・黒んぼ、こいつは日本の仇敵、

◆http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201701130000/
櫻井ジャーナル  2017.01.13
米国の圧倒的多数にとって良い方向へチェンジさせないまま
 ホワイトハウスを去るオバマ大統領



バラク・オバマ米大統領は1月10日、シカゴで退任演説を行った。
☆https://www.youtube.com/watch?v=QDyjUIsD-wQ

「チェンジ」という標語を掲げて当選したのだが、
アメリカ庶民にとって良い方向へチェンジさせることなく
ホワイトハウスを去って行く。

1980年代に始まった国内のファシズム化プロジェクト
2001年9月11日の攻撃で加速したが、その流れは継続、

労働分野ではパートタイム労働を拡大させて貧困は深刻化、
医療保険制度の改革、いわゆる「オバマケア」は
保険会社や製薬業界を儲けさせただけ。

国民の6人に1人が医療保険に入れないという惨状を
改善するどころか悪化させている。

国外では軍事侵略を継続した

ジョージ・W・ブッシュ政権はアメリカ軍を直接導入したが、
戦乱は今でも続いている。

ネオコンなどはヨルダン、イラク、トルコの 親米/イスラエル国帯を作って
シリアとイランを分断して潰す予定だったようだが、これは成功していない。

ブッシュ・ジュニア政権の終盤、2007年にジャーナリストのシーモア・ハーシュは、
☆http://www.newyorker.com/magazine/2007/03/05/the-redirection

アメリカ、サウジアラビア、イスラエルが
シリア、イラン、そしてレバノンのヒズボラに対する
秘密工作を開始したと書いている。

その秘密工作はオバマ政権下の2011年春に顕在化した。

アル・カイダ系武装集団を使ってシリアやリビアを侵略、
破壊と殺戮を始めた
のである。

ダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)はアル・カイダ系武装集団から派生した。

ウクライナではネオ・ナチを使ってクーデターを実行、
やはり多くのウクライナ国民を殺害、国土を荒廃させ、破綻国家にしてしまった。

ネオコンは1992年2月、国防総省のDPG草案という形で世界制覇プランを作成している。

いわゆるウォルフォウィッツ・ドクトリンだ。

アメリカを唯一の超大国と位置づけ、アメリカの支配層を頂点とする
支配システムを築こうといたわけである。

そこには寛容さも多様性も存在しない。

オバマはアメリカ支配層に従わない国々を恐怖で屈服させるために
アル・カイダ系武装集団、ダーイッシュ、あるいはネオ・ナチを使ってきたわけだ。

アメリカは民主主義の破壊者だ
とも言える。

こうした足跡を残したオバマだが、2008年の大統領選挙で彼が勝利した意味はある。

その時の相手はジョン・マケイン。

この人物は2013年にトルコからシリアへ密入国して
反シリア政府勢力のリーダーと会談したが、

その中にはアブ・バクル・アル・バグダディも含まれていた。

後にダーイッシュを率いることになる人物だ。

ウクライナではネオ・ナチの幹部に会い、クーデターを扇動している。

このマケインが大統領になっていた場合、
オバマよりひどい状況を作り出した可能性は小さくない。

オバマを批判するだけでは問題を解決できない。

それほどアメリカは腐敗しているということでもある。



◆http://velvetmorning.asablo.jp/blog/2017/01/11/8316797
velvetmorning blog  2017/01/11
サウジアラビアの戦闘機が1月10日、イエメンの首都サヌアの学校を攻撃し、
 生徒8人が殉教、15人が負傷 ―



ホワイトヘルメット=アルカイダ→ISIS→アルヌスラが
垂れ流す嘘情報は沢山報道するが、
なぜかイエメンの事は全く伝えないマスメディアですが、

PARS TODAYより引用

サウジアラビアの戦闘機が1月10日、イエメンの首都サヌアの学校を攻撃し、
生徒8人が殉教、15人が負傷しました。

サウジアラビアのイエメンへの攻撃が開始されて
22ヶ月が経過しようとしています。

この戦争に関して、サウジアラビア政権による人類に対する戦争犯罪の
明らかな例を挙げるのは簡単でしょう。

イエメン人1万1000人以上の死亡、3万人を超える負傷者、数百万人の難民化、
福祉・サービス・経済のインフラの80%の消失、
治安や社会面での不安定の発生、
これらがサウジアラビア政府がイエメンで行った戦争犯罪による結果です。

サウジアラビアの対イエメン攻撃でイエメン人の子供が犠牲になっていることは、
サウジアラビアの戦争犯罪の最大の悲劇といえます。

イエメンの子供たちは遺憾にも、サウジの戦闘機の攻撃の犠牲になっています。

以上引用

parstoday.com/ja/news/middle_east-i24472



そういえば、世界中の辺境を旅していた友人から
「イエメンは、すごく良いところだ」と聞かされたことがあります。

良いところ、人々が住みやすいところほど 連中は破壊していくのです。

アメリカは911でサウジアラビアのテロリストに攻撃されたから
中東の戦争を始めたはずなのに、

サウジアラビアとサウジアラビアが支援するテロリストを支援して
人殺しを行っています。

まあ、アメリカとその仲間達が犯人だからですが。

ジョージ・クルーニーは、ホワイトヘルメット=アルカイダ→ISIS→アルヌスラが
正義の映画を作るんだそうです。

メリル・ストリープは、リビアとシリアとウクライナで
ネオナチやアルカイダ→ISIS→アルヌスラを支援して人殺しを続けた
ヒラリー・クリントンは素晴らしい大統領になる」と叫んでました。

頭おかしいよね。

本当にハリウッドって狂ってますね



再掲ですが、拙作二枚目、



「道綽禅師像」です。 水彩 32cm x 40cm 紙



時代は変わるw

◆http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/52000486.html
日本や世界や宇宙の動向  2017年01月06日
田布施システム


週刊ポストがこのような記事を掲載するような時代になったんですね。

ネットを使わない人たちも田布施という町名を知ることになります。

火のないところに煙は立ちませんから
陰謀論で片づけてしまうのはどうかと思います。

日本でも、特権階級は一般庶民に真実を伝えません。

隠し事がかなり多いと思います。

彼等は一般庶民に真実を教える必要はないと考えているのです。

なせなら、一般庶民はバカだと思っているからです。

真実を教えてもらえない一般庶民は
完全に洗脳され幻想の世界で一生を終えるか、

生きている間に疑問に思うようになった時には、
世の中は謎だらけで益々混乱するでしょう。

何が真実で何が嘘か分からなくなります。

自分で調査し判断することができないと思ってしまうからです。

それでも特にネットを通して少しずつ秘密情報が漏れだしていますから、
そのうち、田布施についても、
その信ぴょう性を判断できるようになるのではないでしょうか。

明治天皇は明らかに江戸時代の天皇のラインとは違います

現代においても、日本の国会議員の多くが帰化人ですから、
明治維新から朝鮮系の支配が続いているということです。

明治維新はフリーメーソンに乗っ取られたのかもしれません。

そしてフリーメーソンの手先となった朝鮮民族或は出身者は
その時から特権階級として扱われ政界で力をふるってきたのかもしれません。

明治維新は長州藩のクーデターだったのかもしれません。

明治政府は長州人ばかり。。。



☆http://www.news-postseven.com/archives/20170106_480581.html
陰謀論の研究、日本を牛耳る田布施システムとは

今、インターネットを中心に陰謀論は過去最高の盛り上がりをみせている。

たとえば、この国の政(まつりごと)はどこで決められているか、

というテーマがよく話題になっている。永田町か、霞が関か。

否、田布施(たぶせ)である──

そう“一部の人たち”は答えることだろう。

田布施とは、山口県の人口約1万6000人の町。

安倍晋三首相の祖父・岸信介や大叔父・佐藤栄作の両元首相らを輩出した土地だが、
「この小さな町が日本を支配する」という説がまことしやかに囁かれている。

『陰謀論の正体!』の著者・田中聡氏が解説する。

「明治維新後、田布施近隣出身の伊藤博文、木戸孝允、松岡洋右
政府の要人となり、日本を牛耳っているという説で、
田布施システムと総称されます。

この説の基盤になっているのが『明治天皇替え玉説』で、
明治天皇の即位の裏には、幕末に伊藤博文らによって孝明天皇が暗殺され、
当時の周防国熊毛郡田布施村に住んでいた大室寅之祐という人物が
替え玉になり明治天皇として即位したという話です。

この田布施システムによって、現在の安倍首相も政権を維持しているというものです」

田布施システムが注目を集めたのは、昨夏の参院選だった。

東京都選挙区から無所属で出馬し、ラップを駆使して演説を行なう
「選挙フェス」で若者を中心に25万7036票を獲得した三宅洋平氏が、
この田布施システムに言及したのだ。

三宅氏は落選したものの、
25万人もの有権者が田布施システムを唱える候補者を支持する結果となった。

※週刊ポスト2017年1月13・20日号

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

参考ビデオ 

https://www.youtube.com/watch?v=BNLdWvMNSuU
偽天皇と田布施システム【The False Emperor】 鬼塚英昭




再掲ですが、拙作三枚目、



「一遍上人像 御賦算ごふさん」です。



ヒラリーよりはましw

◆http://my.shadowcity.jp/2017/01/post-10434.html#more
ネットゲリラ   (2017年1月13日)
トランプの放尿プレイ


ロシアでミスコンがあった時に、トランプがロシアに行って
地元の売春婦と「ゴールデン・シャワー」遊び、
そのビデオをプーチンが持っている、というんだが、
なんだよ、放尿プレイかよw ありそうな話だw 

プーチンに金玉握られたので、逆らえない、
という見方は、なかなか鋭いねw 
アレだけ旧弊な保守主義者のトランプなのに、
何故かロシアにだけは甘いというのも、裏があるに決まっている。
アメリカ人のロシアに対する本能的な嫌悪感というのは物凄いモノがあって、
アレだけ赤狩りに励んだ国というのも他にはないw 
トランプがプーチンに金玉握られているとしたら説明が付くw


  ☆http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/197358
  日刊ゲンダイ 2017年1月12日
  ◎トランプ初会見は防戦一方メディア総攻撃に苦しい弁明

  
まぁ、こういうネタは、ビデオなんてなくてもいいわけで、
あったとしても、トランプがションベン浴びてチンコ勃ててる映像
なんてお茶の間のTVには流せないし、そういう噂を流したもん勝ちですw 
あるんだろうけどw 真相は、「トランプにしょんべんひっかけたわ」
という娼婦からKGBが話を聞いただけかも知れないw


  -----------------------
  トランプ相場は早くも崩壊
  ドルも株も売りまくれ~wwww
  -----------------------
  敵を作ってツイッターで暴れるってのは、
  橋下君もよく使った手だ。
  -----------------------
  企業経営者なだけのクソ人間が
  大統領に選ばれる超絶な薄っぺらさ
  それがアメリカの正体だな
  ダメだろこんな社会
  滅びの道をまっしぐら
  -----------------------
  トランプは人種差別主義者で、白人以外は嫌いなんだと思う。
  黒人もアジア人もアラブ人も。
  この大統領は問題。
  -----------------------


ビデオが存在しようがしまいが、やっていたら、あるのも同然だ。
いつプーチンがビデオをネットに流すか、
トランプとしては、気が気じゃないw プーチンの顔色伺うしかないw 
トランプの、あの居丈高な会見を見ると、
「必死だなー」と言いたくなるねw


  -----------------------
  このド素人然とした
  アメリカファーストとかいう基本経済政策も
  大失敗になるのも そう時間は掛からないと思う
  驚愕の大統領途中辞任劇が もしかしたら見れそう
  前代未聞だ
  -----------------------
  ↑アメリカやEUのグローバル経済自体が前代未聞の劣化政策だよ
  だからトランプや極右勢力が前代未聞の支持を集めていると知れよ
  トランプの後はもっと怖い排外主義になるでよ

  すでに世界はグローバルからサバイバル(生き残り)に入ってる
  -----------------------
  ロシア政権は、過去少なくとも5年間にわたって
  トランプを手なずけ、支援してきた。
  プーチンの目の付け所が鋭すぎるだろw
  西側メディアにいたっては選挙当日ですら
  クリントンが勝つと言ってたのに
  5年も前からとは
  -----------------------
  支離滅裂な大統領
  経済は、米も世界も大混乱に陥りそう
  -----------------------


グローバルの次の時代はサバイバルw 良い言葉ですw 
アメリカの要人がロシアでやる事なんて、絶対に監視されているよねw 
問題のビデオは、2013年11月、
モスクワのリッツカールトンの大統領スイートでの出来事だそうで、
☆http://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-38593177
他にもサンクトペテルブルクで撮影されたモノもあるらしい。
性的な内容だとCIAも認めているとかw 
こういうネタ、存在するとしても、プーチンは出さずに
ニヤニヤしているだけw それが一番効果的なのだw


コメント


*tanuki | 2017年1月13日 | 返信

  はははは。

  司馬遼太郎の「大坂侍」ですね。
  あれも天領大坂の役人が、
  遊女のしょんべん浴びてご堪能という話でした。

  これは大塩平八郎の乱の前段でもあるんですな。
  まぢで、トランプは殺されるのかもしれません



◆http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170105-00516169-shincho-soci
デイリー新潮 1/5(木)
カジノで借金の大王製紙元会長、
 日本カジノには悲観的
 「作ってもうまく行かない


「まさか私が出所した翌日の未明に、国会でIR法案
(カジノを含む統合型リゾート整備推進法案)が成立するとはね。
よくできた冗談かと思いました」。

そう話すのは、2011年11月、特別背任で逮捕された井川意高(もとたか)・
大王製紙元会長(52)。

カジノで106億円を失った男は、なぜか日本カジノに悲観的なのであった。

 ***

井川氏は、カジノで作った借金を返済するため、
関連会社から巨額の資金を不正に借り入れた。

13年7月、懲役4年の刑が確定。

3年2カ月服役し、16年12月14日に仮出所したのだ。

以下は、井川氏の話である。

「塀の中にいる時は、差し入れなどで届けられる本や雑誌を仕分ける
図書工場で作業していました。

担当刑務官や受刑者仲間にも恵まれ感謝しておりますが、

法案に反対、ギャンブル依存症の根絶を掲げる団体などからの面会の申請
には困惑しました。

私は元々、法案に反対する人々に批判的なので、彼らに一切返事はしなかった。

世の中は、全て自己責任だと思っていますからね。

私が逮捕されたのも自己責任ですよ。

依存症だけを持ち出して、本人が破滅する、家族が悲しむなんてことで
批判するのには同調できません」

世界中を見ても、都会から田舎まで街の至る所に気軽に遊べるパチンコ店
のような遊技場があるのは日本だけ。


ギャンブル依存症の原因は、パチンコだと指摘する



取立てのリスク

その一方で、

「日本でカジノを作ってもうまく行かないでしょう」

と、持論を展開する。

カジノの経営は実に難しく、日本企業が手を出しても黒字にはならない
と見ています。

裏カジノは別ですが、世界に展開するアングロサクソン系の企業が
運営するカジノでは、1つの賭け場の周囲には10個前後の監視カメラが付いている。

そのうち半分は運営する会社、残りは政府が設置している。

政府から お金の流れが厳密に監視され、
自前の監視装置にかかるお金やディーラーなどに支払う人件費もバカになりません


カジノをする場所を“平場”“ザラ場”と呼ぶが、

「大勢の人達がバカラなどに興じるカジノでは、
賭け金は1回1000円単位と少額で大半が赤字。

実はカジノが儲けを出している場所は、過去に私がハマったように、
人目に付かない個室

そこで億単位でやってくれる顧客がいて、黒字を出すのです。

そういったVIPの扱いに日本人は慣れていない。

直ぐに誰々が来たとかバラしちゃう。

ちょっと飛行機に乗れば、マカオやシンガポールに
たくさんカジノがあるわけだから、日本のVIPは海外に行くでしょう。

また欧米人は米国や欧州のカジノを好むので、
わざわざ日本のカジノには来ないと思いますね」

とすれば、お隣、中国人のVIPが来ると予想する。

「彼らは基本的に手ぶらで来ます。最初遊んで、ある程度信用ができれば、
カジノは20億円くらいは平気で貸す。

そこで問題となるのは、彼らが負けた場合、日本人が
中国まで取立てに行かなければならなくなる
ことです。

シンガポールやマカオでは、長年の経験から
強面の人達を使ったりして取立てるノウハウがある。

カジノで遊ぶ中国の有力者は、地元の警察やらを全て押さえていますからね。

日本人が返済を迫ったところで相手にされません。

安倍総理は、そういう取立てのリスクをどこまで考えているか疑問です」

井川氏が語ると、ずいぶん説得力がある。

ちなみにご本人は、今後、カジノに行くつもりはないそうだ。


ワイド特集「夜明けの鶏(チキン)レース」より

「週刊新潮」2016年12月29日・2017年1月5日新年特大号 掲載



本末転倒w

8割日本人が入場しないと採算割れとか? ハナから無理だわw



寒波襲来Ⅲ

2017-01-12 11:09:19 | Weblog
 画は 拙作にて

  「能 老松」です。

 水彩 32cm x 40cm 紙


 老松(おいまつ)

 梅の枝には鶯が囀り、松は緑を増す、長閑な新春のある日。
 都人の前に現れたのは、道真公ご自愛の梅・松の精であった。
 梅は若い美しさをたたえ、松は長寿をことほぐ。

 江戸時代、正月の江戸城での「謡い初め」では、
 〈高砂〉〈東北〉とともに本曲が必ず演奏されていました。

 季節も初春、モチーフも梅や松といっためでたい木であり、
 現在わが国の国歌ともなっている「君が代は千代に八千代に…」の歌が
 終曲部に引かれているなど、お正月にふさわしい、祝言の曲といえましょう。


 【分類】初番目物 (脇能)

 【作者】世阿弥

 【場所】筑紫 安楽寺(現・太宰府天満宮)

 【季節】新春

 【主人公】前シテ:老人、後シテ:老松の神

 【あらすじ】

 都の西の方に住む梅津の某は、北野天満宮の夢のお告げを蒙り、
 筑紫国(福岡県)の安楽寺へ参詣することにします。

 はるばると旅をして、菅原道真の菩提寺である安楽寺へ着くと、
 老人と若い男がやって来て、梅と桜のことを述べ、花盛りの梅に垣を作ります。

 梅津の某は、彼等に言葉をかけ、有名な飛梅はどれかと問うと、
 神木であるから紅梅殿と崇めなさいとたしなめられ、
 同じく神木である老松についても教えられます。

 さらに梅津の某の頼みで、社殿の周辺の景色を述べ、
 松や梅が天神の末社として栄えていることを示し、中国では、
 梅は文学を好むので「好文木」といわれ、
 松は秦の始皇帝の雨やどりを助けたので「大夫」の位を授けられた故事
 などを教えたあと、神隠れします。

 <中入>

 おどろいた梅津の某は、供の者に土地の人を呼びにやらせ、
 その人から詳しく道真の事蹟や
 道真を慕って飛んできた梅、後を追ってきた松の話を聞きます。

 里人の勧めで梅津の某の一行は、松陰で旅寝をして神のお告げを待ちます。
 すると、老松の神霊が、紅梅殿に呼びかけながら登場し、
 のどかな春を祝って舞をまい、君の長寿を祝い、御代の永遠をことほぎます。



 仕舞〔キリ〕

 さす枝の。さす枝の。梢は若木の花の袖。これは老木の神松の。これは老木の神松の。

 千代に八千代に。さざれ石の。巌となりて。苔のむすまで。苔のむすまで、

 松竹。鶴鶴の。齢をさずくるこの君の。ゆくすえ守れと我が神託の。

 告を知らする、松風も梅も。 久しき春こそ、めでたけれ。



☆雪、真冬日。 冷え込みこの冬一番とか。

昭和天皇の大罪、

棄兵・棄民、自己保身と蓄財への執心、戦後政治への容喙、

◆http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/sinjuwankaratunagarubaikokunokeihu.html
長周新聞  2016年12月28日付



    真珠湾から繋がる売国の系譜

      なぜ320万人犠牲になったか

       米国に屈服し「国体護持」



安倍首相が、日米戦争の発端となった75年前の真珠湾攻撃の犠牲者を慰霊し、
「和解に踏み出す」といってハワイを訪れている。

アメリカは、「真珠湾への卑劣な騙し討ちを忘れるな」(ルーズベルト)と
太平洋戦争に乗り出し、沖縄侵攻から都市空襲、
さらには広島・長崎への原爆投下にいたる、
なんの罪もない老幼男女の虐殺を正当化する常とう手段として

リメンバー・パールハーバー」を持ち出してきた


それが、アメリカの単独占領から今日に至る
日本社会の屈辱的な対米隷属、そのもとでの新たな戦争への道に連なっている。

真珠湾攻撃はどのようにひき起こされたのか。

日米戦争はどのような戦争で、なんのためにやられたのか。

この機にふり返ってみる意義は大きい。

 
国民の反乱恐れた為政者ども

1941(昭和16)年12月8日朝(日本時間)、
日本海軍の連合艦隊機動部隊が真珠湾に停泊していた
米海軍太平洋艦隊と航空基地に対して、
爆撃機や戦闘機、潜航艇などによる「奇襲攻撃」をおこなった。

アメリカ側はこの攻撃を事前に察知していたが、無防備のまま開けて通した

そのため、戦艦アリゾナなど5隻が沈没、3隻が損傷を受けたのをはじめ、
多数の艦艇や飛行機とともに、2200人をこす軍関係者が犠牲を強いられた。

真珠湾を母港とするアメリカの空母2隻は、湾外に出ていたため無傷であり、
その後の海戦や、沖縄戦、日本本土襲撃で大きな役割を果たした。

ルーズベルト大統領が、日本への宣戦布告を議会に求めたのはその翌日であった。
全米に向けた演説では、
「日本は和平の継続を望むという姿勢を見せて、わが国を欺いた」というもので、

日本からこれ以上の和平交渉ができないとの公式回答があったのは、
真珠湾を攻撃した一時間後であり、
「わが国に対しておこなわれた攻撃の卑怯な性格をけっして忘れることはない」
と強調するものであった。

アメリカ政府は以後、マスメディアを動員して
有色人種による卑劣な攻撃」を許すなと戦争熱を煽り、

日本人は人間ではなく「イエローモンキー」であり、
攻撃の対象を非戦斗の国民全体に向けて、虫けらのように焼き殺していった


一方、日本の天皇を頂点とする支配層は、
真珠湾攻撃の大戦果を宣伝し「鬼畜米英」を煽ったが、

実際にはアメリカに勝てるとは少しも思わず、日本の若者の命を
みすみすアメリカに差し出した。

そして、アメリカに制海権や制空権を完全に奪われたもとでも、
「1億玉砕」を叫んで沖縄戦や空襲などアメリカの皆殺し作戦にさらしていった。

そして、広島・長崎への原爆投下によるアメリカの単独占領によって、
天皇を利用したアメリカの戦後支配を許すことになった。


先に攻撃させ国民煽動 スチムソンの文書

戦後、真珠湾攻撃の真相は長期にわたって覆い隠されてきた。

しかし、今日までアメリカの政府高官の証言も含めて暴露されてきた
多くの事実は、真珠湾攻撃がアメリカが日本に先に攻撃させるシナリオ
にそってひき起こされたもの
であり


中国における戦争の敗北の窮地に立っていた天皇制軍国主義が、
みずからの支配的地位を守るためにアメリカに身を委ねる契機となった事件
であったことが明白となっている。

当時、駐日大使だったジョセフ・グルーは真珠湾攻撃の11カ月前、
1941年1月の段階で「日本軍がハワイ真珠湾に大規模な攻撃を計画している」
「航空機の編隊で、米艦隊に奇襲攻撃をしかける」という情報を国務省に送っていた。

米海軍情報部が日米開戦までに、日本側の暗号電報を傍受、解読していた
ことはよく知られている。

アメリカはそのため1941年11月下旬、千島・択捉島の単冠(ひとかっぷ)湾に、
ハワイ攻撃にそなえる日本艦隊が集結した時点から、
その動向を的確に把握していた。

また、アメリカ政府はハワイの日本領事館に海軍から送られた工作員がいる
ことも知っており、その電報のやりとりから
日本側の攻撃目標が真珠湾であることもつかんでいた。

さらに、オーストラリア政府が、日本の機動部隊がハワイに向かっている
との情報を伝えていた。

こうしたなか、ルーズベルトは11月25日の戦時内閣で
「早ければ12月1日ごろに日本が攻撃してくるかもしれない」との見通しを語り、

どのようにして、わが国にさほど甚大な被害を招くことなく、
日本に最初に発砲させるよういかにして導くか
」について議論していた。

米陸軍長官・スチムソンは後に原爆投下計画の中心を担ったことで知られる。

「真珠湾攻撃」の10日前には、ルーズベルトの指示に従って
陸軍高級副官に当てた電報で
「日本との外交交渉が中断することは明らかであって、
日本の作戦行動が避けることができないのであれば、
アメリカは最初に明白な行動をとるべきではない」と指示していた
ことも暴露されている。

スチムソンは日記でも、「日本に最初の一発を発射させることにはリスクがあるが、
アメリカ国民から全面的支援を得るには、日本にそれをやらせ、
誰が見ても侵略者が誰なのか、少しも疑問を抱かないよう、
はっきりさせることが望ましい」と書いていた。

ルーズベルトら米政府中枢は真珠湾攻撃の14時間前には、
日本の攻撃があることをはっきりとつかんでいた


しかし、そのような重大な事実に対して鉗口令を敷き、
攻撃を受けるハワイの米太平洋艦隊に知らせなかったのは、
日本に先に攻撃させるためであった。

しかも、攻撃を受けた責任を、キンメル提督ら艦隊司令官に押しつけた。

のちに、司令官らが前日の宴会で泥酔したり、ゴルフに興じていた
という理由が事実でなかったことが暴露された。

このことは日本政府が、アメリカへの開戦通告が遅れたことを
駐米大使館員の責任にして、前日の宴会での泥酔や
電文受けとり体制をとっていなかった怠慢にあったとこじつけてきたことと
通じあうものである。

最近、九州大学記録資料館の三輪宗弘教授が、
本国からの通告の訂正電報を駐米大使館員が態勢をとって待っていたのに、

外務省が攻撃後に届くよう遅らせて発信していた記録を、
米国公文書館で発見したことも話題を呼んでいる。



再掲ですが、拙作二枚目、



「能 箙(えびら)」です。 水彩 32cm x 40cm 紙
 


経済封鎖し戦争へ誘導 米国の周到な計画

当時、ウォール街と軍需企業をはじめアメリカの財界は、
ニューディール政策の失敗から戦争を求めていた


しかし、国民の反戦世論は圧倒的に強かった。

したがってルーズベルトは「お父さん、お母さん、あなたたちの息子たちを
ヨーロッパ戦線に送ることは決してない。
わが国が攻撃されないかぎり外国と戦闘することはない」と公約していた。

アメリカ政府中枢がはりめぐらせていた謀略は、ドイツ潜水艦に
アメリカの艦船を攻撃させて犠牲者を出すことと、
ハワイに艦艇を停泊させ日本海軍に攻撃させることであった。

日本については日本を政治的経済的に極限まで追いつめ、
やむを得ぬ形で戦争に誘い込むことであった。

それは、裏口からヨーロッパに参戦するというアメリカの目的の一環でもあった。

実際にドイツとの関係では、1941年9月から10月にかけて
米軍艦が大西洋でドイツの潜水艦と衝突したとき、
ルーズベルトは「アメリカが攻撃された」といったが、
実際に挑発の発砲を加えたのはアメリカの軍艦の方だった。

また、イギリスへの武器貸与ではその護衛もしており、
実質的に戦争に加担していた。

日米開戦1年前に当時の米海軍情報部極東課長・マッカラム少佐が起草した
対日戦略文書
は、アメリカから宣戦布告するのではなく

「日本に明白な戦争行為に訴えさせることができる手段」として、
対日経済制裁を強め、日米交渉が決裂し、
日本が戦争に出ざるをえない状況をつくるための具体項目を提起していた。

アメリカは、マッカラムの文書をもとに日米通商航海条約を破棄し、
在米日本資産の凍結から航空用ガソリン、くず鉄の対日輸出禁止などの
経済制裁を加え、全面禁輸、さらには近衛文麿からの太平洋協議提案を拒否し、

最後通牒」となったハル・ノートの手交まで、
そのシナリオ通りにことを進め、
日本の真珠湾攻撃を引き寄せ太平洋戦争へと乗り出していった。

この作戦は、アメリカがすでに日露戦争後から周到に練っていた「オレンジ計画
といわれる日本侵攻作戦を継承するものであった。

アメリカは早くも日本との協調を唱えていた日露戦争の直後から
中国市場の争奪をめぐって、いずれ日本との戦争は避けられないと見て、
米海軍によって日本との戦争を想定した作戦を練りあげていた。

それは、「日本が先制攻撃で攻勢に出て、消耗戦を経てアメリカが反攻に移り、
海上封鎖されて日本は経済破綻して敗北する」という構想を基本とするものであった。

そのもとで、1909年から大規模な海軍基地建設を進めたハワイを起点に、
いったん日本軍が侵略するであろうミクロネシアの島嶼(しょ)を、
艦隊戦力をもって飛び石伝いに占領しながら反攻していき、
グアムとフィリピンを奪回するという作戦もシミュレーションしていた。

マッカラムの文書は、日本軍の不利な点として
「アジア大陸での消耗戦に150万人が投入されている」
「中国の主力軍隊が今なお日本と戦い続けている」と
中国の抗日戦争によって敗北状態にあることをあげていた。

その一方で、「(アメリカの)海軍及び海軍航空隊は現在、
この地域で長距離侵攻作戦を実施する能力がある」など、
アメリカが「きわめて有利な立場」にあると見ていた。

アメリカのこうした情勢評価は、スチムソンが40年6月までに
『ニューヨークタイムズ』に送った手紙のなかで、

「日本は中国戦線で泥沼に入りはじめた」と記し、
そのために日本政府が「中国側に有利」な和平提案をおこなっていることを
公式に認めていたことにも示されていた。

11月26日付の米政府の対日覚書(ハル・ノート)は、
日本との協議の機会を閉ざす意図をもって高圧的な態度で日本に突きつけた「最後通牒」
であった。

その最大要件は、満州を含む中国全土からすべての陸海軍、兵力と警察を引き揚げる
こと
であった。

アメリカは、日本の支配層がこれを受け入れることはできず、交渉を断念し、
アメリカとの戦争に突入することを確実視していた。


日本は中国で敗北必至 革命恐れた為政者

当時、中国本土に投入された日本の陸軍兵力は138万人で、
陸軍動員総兵力の65%
に達していた。


中国侵略を拡大していた日本の軍隊は、抗日勢力が強大化するなかで
主要都市とそれを結ぶ鉄道、つまり点と線を維持するのに精一杯で、
もはや侵攻作戦を続ける余力をなくすまでになっていた。

41年の末時点で、戦死者はすでに18万5000人を数えていた。
日本軍国主義の中国戦線における敗北は決定的となっていた。

国内での過酷な抑圧と搾取によってみんなを貧乏に追いこみ、
恐慌から中国侵略戦争と国民を動員してきた天皇制軍国主義にとって、
ここで中国の権益を放棄し撤退することは絶対にできない相談であった。

それはなによりも国体」(天皇を頂点にした支配体制)を揺るがしかねなかった。

為政者たちは中国で苦難を強いられている夫や兄弟を心配する家族に対して、
「勝った」「勝った」の大本営発表とともに、
「兵隊さんの苦労に報いる」ために痛みを分かちあうことを強要してきた。

また農村の疲弊を打開するために、「王道楽土の満州への開拓団の投入
国策として遂行してきた。

そこに、中国から軍隊を全面撤退させて中国革命を促進し、
大量の不満兵士を復員させ、開拓団を引き揚げさせれば、

なによりも国内の治安を悪化させ、
革命を引きよせることになる
ことは容易に想定できた。

すでに、1940(昭和15)年7月、枢密院議長の近衛文麿が組閣し、
仏印(インドシナ)、蘭印(インドネシア)への武力進出「南進政策」をうち出し、
9月には日独伊三国軍事同盟を締結していた。

そして、アメリカの蒋介石への戦略物資の支援ルートを断つ方向へと進んだ。
その行きつく先はアメリカとの戦争であることは明白であった。

このことは、天皇をはじめとする支配中枢が
アメリカとの戦争に窮余の一策を求めるものであった。

昭和天皇はこの時点で「アメリカに対しても打つ手がないというならば、致し方あるまい。

……自分はこの時局がまことに心配であるが、

万一日本が敗戦国となったときに、一体どうだろうか。

この如き場合が到来した時は、総理も自分と労苦を共にしてくれるだろうか」
(『木戸幸一日記』)と、

すでにアメリカとの戦争での敗戦を想定していた

日本の戦争指導者で当時、アメリカと戦争して勝てると思うものは、
だれ一人としていなかった。

真珠湾攻撃を指揮した山本五十六・連合艦隊司令長官は、
アメリカとの戦争を持ちかけられて、
「それはぜひやれといわれれば、初め半年か1年ぐらいは暴れてみせる。
しかしながら2年3年となればまったく確信はできぬ。

三国条約ができてしまったのは致し方ないが、こうなった上は、
日米戦争を回避するよう極力ご努力願いたい」と答える状況であった。

また、「アメリカと戦争するのは、ほとんど全世界と戦うことだ。
ソ連などあてにならぬ。自分は最善を尽くして長門の艦上で討ち死にするが、
その間に東京は3度丸焼けにされる。

近衛なんか気の毒だが、国民から八つ裂きにされるようなことになりはせぬか」
と吐露していた。

海軍の永野修身軍令部総長は、天皇から対米戦争で
「日本海海戦の如き大勝は困難なるべし」と問われたのにたいして、

「日本海海戦の如き大勝は勿論、勝ち得るや否やも覚束なし」と答える状況で、
敗戦は必至と見なしていた。

このように天皇制軍国主義が初めから負けるとわかりきっているアメリカとの戦争
に突入したのは、アメリカとの戦争を回避し

中国からの撤退にともなう国内の反乱よりも、
アメリカに日本民族の利益を売り渡して敗北する形を望んだことから来るものであった。

そのことは、近衛文麿が日米開戦時の企画院総裁・鈴木貞一の
「開戦は国内政治である」という言葉を引いて「なかなか含蓄あり」
といっていたことにも示されている。

その後の事態の進展は、昭和天皇が近衛文麿、吉田茂らの宮中グループを抱えて、
日本の単独占領支配を狙うアメリカに敗北することを待ち望み、

最終的に320万人もの国民を殺りくするにまかせ、
塗炭の苦しみを強い続けたことを教えている



相通じて皆殺しを実行 民族的利益売り渡す

アメリカは、日本の奇襲を待って日本との戦争に乗り出した直後には、
戦時情報局のライシャワー(戦後の駐日大使)が、
「天皇を利用した間接支配」を提言したことを受けて、

天皇を象徴(シンボル)として利用」することを対日占領政策として公式に定めた

そして空襲においては、皇居の攻撃を禁止することを厳命した。

元駐日大使・グルーらが吉田茂、近衛文麿ら日本の「和平派」とされる人脈への工作や、
ザカリアス大佐のサンフランシスコからの短波放送を通じてその方向を貫いた。

また原爆投下や空襲では年寄り、女、子どもを無慈悲に焼き殺す一方で、
三菱や軍事、金融関連など
アメリカの戦後支配や財界の利権がからむ施設を露骨に保護していった。

こうしたことは、戦前からアメリカ支配層と天皇や皇室、財閥との間に
密接な人脈が築かれていたことによって可能であった。

対日戦略文書を起草したマッカラムは、
キリスト教宣教師の両親のあいだに長崎で生まれ、
少年時代を日本の諸都市で過ごした「日本通」とされ、

昭和天皇が皇太子のときに「駐日アメリカ大使館」でダンスを教えたことで知られる。
グルーは天皇や秩父宮、ザカリアスは高松宮と昵懇の関係にあった。

昭和天皇は戦後、原爆投下について聞かれたとき、
広島市民に対しては気の毒であるが、やむを得ない」と公言した。

そこには、側近の木戸幸一が「陛下や私があの原子爆弾によって得た感じは、
待ちに待った終戦断行の好機をここに与えられた
というのであった」
と語ったような原爆投下への本能的な感謝の気持ちが充満している。

海軍大臣であった米内光政も広島・長崎に原爆が投下されてすぐの8月12日、
原子爆弾やソ連の参戦は或る意味では天佑だ。
国内情勢で戦を止めると云うことを出さなくても済む


私がかねてから時局収拾を主張する理由は敵の攻撃が恐ろしいのでもないし
原子爆弾やソ連参戦でもない。

一に国内情勢の憂慮すべき事態が主である。

従って今日その国内情勢を表面に出さなくて収拾が出来る
と云うのは寧ろ幸いである」
と言明していた。

日米戦争の最後の9カ月の間に 89万7000人、
すなわち78人に1人に当たる日本国民が殺された。

そのほとんどが非戦斗の市民
であった


ちなみに、アメリカ人は3万2000人が死んだ。

これは戦後対日占領支配をたくらむアメリカと、
天皇を中心とした日本の支配層が主従の関係にありながら、

日本国民が社会の主人公として新生日本を建設することを阻むために、
へとへとに疲れさせるという点で互いに結託していた
ことを教えている。

真珠湾攻撃と日米開戦は、そのような米日支配層の親分子分の関係を確立し、
戦後の対米従属支配につなげていく起点
でもあった。

その内実は、安倍晋三が自慢する日米同盟」にしっかりと受けつがれている。





再掲ですが、拙作三枚目、



「能 高砂」です。 水彩 32cm x 40cm 紙



無様な下痢壺、プーチンの失望と見切り、

◆http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50617
現代ビジネス  2016/12/30
日本の為政者に独立国としての誇りはあるのか?

プーチンが突きつけた問い  白井 聡



権力者のホンネ

2016年も終わろうとしているが、年末に起きたいくつかの出来事は、
いよいよ筆者が「永続敗戦レジーム」と名づけたものの
最終的な崩壊過程を告げているかのように見える。

永続敗戦レジームとは、筆者が
著書『永続敗戦論――戦後日本の核心』において詳述した
戦後日本の親米保守派による支配体制を指す

この体制は、第二次世界大戦における敗戦の意味を
出来る限り曖昧にすること
(「敗戦」の「終戦」への呼び換えに象徴される)によって、
戦前戦中からの支配体制との連続性をできる限り維持しようとした


無論その過程には、東西対立における米国陣営への日本の引き込み
という米国の強い意思が介在しており、旧支配層は、
アジア地域における米国の最重要のパートナーとなることによって、
戦後も支配的立場にとどまることに成功した。

言い換えれば、アメリカの属国になることを受け入れることによって、
日本国内での支配権を維持した
のである。


この体制は、米国の庇護の下での復興、経済発展という点では
多大の成功を収め、戦後日本は「平和と繁栄」の時代として記憶される
ことになったが、東西冷戦構造の終焉とともに、その土台は失われた。

米国が日本を「庇護」する動機はなくなり、グローバル化の掛け声の下で、
むしろ
収奪の側面が強くなる


関係当事者たちが「世界史上稀に見る長期的で深い友好関係」と
自画自賛する日米関係の実態は次のようなものだ。

つまり、権力者たちが対米従属以外の方針をあらかじめ排除する
ことによって権益やポストを保持している
のだ。

この構造を劇的に表面化させたのは、沖縄・普天間基地移設問題をめぐって
発生した民主党鳩山政権の退陣劇であった。

この過程では、「米国との約束」を金科玉条、「錦の御旗」として奉じる
政治家や官僚が、米国の意思を過剰に忖度することによって、

沖縄県人の思いに正面から向き合おうとした鳩山氏を
「日米関係を危機に陥れる」と糾弾し、引きずり降ろしたのである。


惨めで哀れな民主主義

永続敗戦レジームのもう一つの致命的欠陥にも言及しておく必要がある。

それは、戦後民主主義の底の浅さを形づくっているということだ。

A級戦犯の一人に指名された岸信介の首相就任に代表されるように、
レジームの支配的中核部に「民主主義的精神を十分に持たない」と
戦後直後には指弾された勢力がとどまったという事情は、

社会の民主化に自ずと限界を設けることに帰結したが、
この現実を劇的に露呈させたのが3.11の福島第一原発事故にほかならなかった。

こと「原子力の推進」という国策をめぐっては、
国家とその追随者(代表的には大資本)によるあらゆる専横がまかり通ってきた
ことに、あらためて注目が集まったのである。

かくして、「失われた20年」によって経済的繁栄のメッキを剥落させた日本は、
不徹底な自由民主主義と
不健全な対外従属によって蝕まれた惨めな正体
をさらけ出した。

この状態を指して、筆者は永続敗戦と名づけたのである。

それは、あの敗戦の事実を正面から受け止めないがために
敗戦状態が終了せずにダラダラと永続していることを指している。

そして、いわゆる政権交代の実質的な無意味性を証明した
民主党野田政権の後を襲って成立した第二次安倍政権は、
かかる状態に対する一種の開き直りを基盤としている。

ゆえにその方針は、「戦後レジームからの脱却」の掛け声とは正反対に、
その実態において、永続敗戦レジームとしての戦後レジームの死守
であると規定するほかない。

しばしば指摘されている安倍政権の政治手法の強引さは、
すでに基盤を失ったレジームをさらになお継続させようとする無理から生じている。



なに一つ日本のためになってない


以上のような視角から安倍政権を観察してきた筆者にとって、

露プーチン大統領の訪日は、きわめて興味深いイベントであった。

第二次安倍政権の主要政策は、その必然性を『永続敗戦論』一冊で
すべて説明可能である
(その具体的展開は2015年刊行の『「戦後」の墓碑銘』を参照のこと)。

しかし、北方領土問題の解決に道筋をつけて日露平和条約締結へと踏み出す
のだとすれば、それは『永続敗戦論』の図式によって説明できない事象が
同政権下で初めて発生することを意味するのだ。

また、そのような方向性が打ち出されることを筆者は期待してもいた。

筆者は安倍政権に対して原則的批判者としての立場をとってきたが、
それはもちろん「批判のための批判」をしたいがためではない。

『永続敗戦論』では、北方領土問題の解決のためには、
四島一括返還などという要求は引っ込めざるを得ない
つまりは妥協するほかないことの歴史的背景を説明した。

だが、対外問題、特に領土問題のような
ナショナリズム感情を昂進させやすい問題において、妥協の決断を担えるのは、
リベラルな政権ではなく、保守政権であることは、歴史がしばしば証明している
(仏ド・ゴール政権におけるアルジェリア問題、米ニクソン政権におけるベトナム戦争など)。

ゆえに、筆者は安倍政権に対して、一日も早い退陣を願いながらも、
それが存在している以上、一つでも
肯定的な財産を残してほしいと期待してきたのである。

しかし、このような期待が、永続敗戦レジームを死守せんとする政権によっては
そもそも実現されるはずがなかったことを、今回あらためて思い知らされた。

その上、訪日直前および訪日時のプーチン大統領の領土問題についての発言の
踏み込み具合には、驚かされた。

だが、以下に見るように、少し考えてみれば、
それらの発言は道理に適っているのである。


プーチンは何を言ったのか


経過を振り返ってみよう。

12月のプーチン訪日が決まった当初(9月頃)、日本の報道機関(特にNHK)は、
「今度こそ本当に大きな動きがありそうだ」という雰囲気を漂わせた。

また、ロシア政府とつながりを持つと思われるニュース・ウェブサイト
「スプートニク日本」も同様の趣旨のコラムを掲載していた。

包括的経済協力のプランをテコとして、領土問題の原則的解決=平和条約締結へと
両国政府が本気で歩み始めていると推測させる報道が相次いだのである。

しかしその後、交渉成果の見通しについての観測は揺れ動き、
11月の米大統領選あたりからは、悲観的な論調がはっきりと支配的になった。

訪日直前期に至っては、むしろ「何か一つでも出て来くるのか」が
議論の焦点となった感すらあった。

そのなかで、ダメを押すがごとく出現したのは、
「朝日新聞」12月14日付の次の報道である。

11月に訪露した、安倍首相の側近中の側近である谷内正太郎国家安全保障局長は、
パトルシェフ安全保障会議書記が、
日ソ共同宣言を履行して2島を引き渡したならば「島に米軍基地は置かれるのか」
と問い掛けたのに対し、
「可能性はある」と答えたという。

時期と内容に照らせば、ロシア側の熱意が急速に冷めていった最大の要因は、
谷内氏のモスクワでの発言に違いないとの観測は成り立ちうるであろう


常識的に見て、
自国に武器を向けてもらうために領土を譲渡する国などあるわけがない


とはいえ、日米安保条約は地域的例外を認めていない以上、
歯舞・色丹が日本領となった時点で、
そこに米軍基地が置かれる可能性は論理的に発生する。

おそらくは、パトルシェフ氏の問い掛けは、文字通りの問いであるよりもむしろ、
日本の独立国としての意思の有無を問うものであった。

なぜなら、日米が対露戦力の増強を本気で図りたいのならば、
北海道に米軍基地を新設することも可能であり、
これを阻止する絶対的な手段をロシアは持たないからである。


してみれば、ロシア側が知りたかったのは、
安倍政権が真剣に交渉する相手に値するか否かということであり、
彼らは「値しない」という結論を得たに違いない。


このことは、プーチン大統領の訪日直前の「読売新聞」と日本テレビによる
インタビューでの発言が裏書きしている。

プーチン氏の次のような言葉は、国家元首の発言として相当に踏み込んだもの
であることには、注目されねばならない。

「日本が(米国との)同盟で負う義務の枠内で、露日の合意がどれぐらい実現できるのか
見極めなければならない。日本はどの程度、独自に物事を決められるのか。

我々は何を期待できるのか。最終的にどのような結果にたどり着けるのか」



「日本には同盟関係上の何らかの義務がある。
我々はそのことを尊重するのはやぶさかではないが、

我々は日本がどのくらい自由で、日本がどこまで踏み出す用意があるのか
理解しなければならない。

日本がどこまで踏み出すかを明らかにすることが必要だ。

これは二義的な問題ではない。平和条約署名という最終合意のために、
何を両国間の基礎とするかによって、結果は違ってくる。

これが、現在の露日関係と露中関係の違いだ」


あからさまに言えば、これは一体あなた方に独自の意思というものはあるのか? 

現に独立国でなく独立国たろうという意思すらも持たない国とは、

真面目な交渉はできない
というメッセージであり、

さらには「中国は独立国だが、日本はそうではない」とも示唆しているわけである。


訪日時の共同記者会見では、プーチン氏はさらに踏み込んで
1956年の日ソ共同宣言の直後に起きたダレスの恫喝に言及した。

これは、日本が(四島ではなく)二島返還でケリをつけて
日ソ平和条約締結へと進むのならば、沖縄の返還はしない

という圧力を当時の米国務長官ジョン・フォスター・ダレスからかけられた事件だ。

この事件は、戦後日本の外交が主体性を持ち得ず、
舵取りの最終審級を米国に握られてきたこと
(より正確に言えば、米国の意思を過剰忖度することによって
自ら主体性を放棄してきたこと)の象徴である。

無論、日本政府は、この事件の存在を公式に認めていない。

してみれば、このプーチン氏のメッセージを
ここでもよりあからさまに翻訳するならば、それは次のようになるだろう。


「あなた方日本政府のエリートたちが領土問題に関して
日本国民に隠している重大な事柄について、我が方は百も承知である。

約60年前にあなた方が米国から受けた屈辱のなかに、
さらになおあなた方は進んでとどまるつもりなのか? 

そのような誇りなき人々と交渉する意味はない


これではただの「ガキの使い」

果たして、日本のなかの一体誰が、プーチン氏のこれらの発言を
非礼で不条理なものとして非難できるだろうか。

『永続敗戦論』では、「ダレスの恫喝」が発生した経緯、
東西対立の構造と当時の日米の国力格差から
この恫喝に日本側が屈するほかなかった事情、

そして国際関係も国力格差も大幅に変容したにもかかわらず、
現在もなお
、日本政府の北方領土問題への対応が
これによって呪縛されている様
を詳述した。

これらの歴史を踏まえると、プーチン氏の至極当然の苛立ちが見えてくる。

安倍首相はプーチン大統領との親密な関係を繰り返しアピールし、
ウクライナやシリアの情勢をめぐって米露関係が緊迫するなかで、
あえてロシアとの接近を図った。

ロシア側からすれば、こうした動きは、語の真正な意味で日本が
戦後レジームからの脱却」(すなわち、対米従属の相対化を模索している
サインに見えたかもしれない。

それだけに、先に見た谷内氏の発言以降、失望の色を隠せなかったのである。

しかし、ロシア側が見落としていたのは、
永続敗戦レジームのエッセンスのごとき安倍政権が、

文字通りの「戦後レジームからの脱却」などそもそもできるはずがなかった、
ということではないか。

プーチン当局としては、一旦は本気になったがゆえに、徒労感は強いであろう。

しかし彼らは、3000億円の投資を呼び込むことで、
授業料はきっちり回収したのである。

翻って日本側はどうか。

米国自らが「世界の警察官役を降りる」と宣言した世界において、

「ワシントンに聞かないとお返事できかねます」としか言えない「ガキの使い」では、
もはや世界の誰も
まともに取り合ってくれないという事実を学んだ(はずである)。

その授業料は3000億円だった。

日露間で何かがともかく前進しているという体裁を取り繕うために、
それは持ち出されなければならなかった。

その原資は血税であるが、いまだ永続敗戦レジームを支持し続けている無知未熟な者は、
「独立国ごっこ」に興じ続ける限り、
高い授業料を破産するまで払い続けなければなるまい。


▼http://gendai.ismcdn.jp/mwimgs/0/e/250/
 img_0e0d7b25c1114b90057c453629d8931e22355.jpg



下痢壺は伊藤俊輔(博文)を気取っておるのでは?

成り済まし明治帝・大室寅之祐は奇兵隊の分隊の一つ、「力士隊」隊士。

隊長は下忍といはれる伊藤俊輔。 桂小五郎は上忍らしい。

当時の力士は身分です。 田布施は鮮人。

下痢壺が今上の意向など聞く耳持たぬのは

伊藤俊輔(博文)を気取っておるからでしょう、オレが上だとね。


寒波襲来Ⅱ

2017-01-11 10:43:41 | Weblog
 画は タンカ(ཐང་ཀ་, Tanka)

  「阿彌陀如来」です。


☆雪、予報どうり寒波襲来、真冬日です。

さて、

今日は、3.11のご命日です、                                   合掌

避難生活を余儀なくされておられる皆々様に、衷心よりお見舞い申し上げます。

5年と10ヶ月が経ちました。


キーマンはプーチン、トランプなどではない、

◆http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201701110000/
櫻井ジャーナル 2017.01.11
ロシアの高性能な地対地ミサイルがシリアへ配備され、
 イスラエル全域が射程圏内に入った影響



イスラエルの偵察衛星が シリアへロシアが提供したミサイルの施設を発見、
その中にはマッハ6から7で飛行する地対地ミサイル
イスカンダルが含まれているという。
☆http://www.jpost.com/Israel-News/Report-Israel-spy-satellite-
 discovers-secret-Russian-missile-cache-in-Syria-477667

射程距離は280から500キロメートルで、Mタイプの場合、
その命中精度は5から7メートルだと言われている。

このミサイルは移動式で、衛星、航空機、地上基地などから
目標を指示できるだけでなく、搭載されたコンピュータに
ターゲットの映像を記憶させて目標の位置を特定させることもでき、

しかも電磁パルスを使って敵のレーダーを攪乱させたり、
オトリを放出することもできる。

西側の防空システムは対応できないと考えられている

シリアに配備されているということは、イスラエル全域が射程圏内に入っている
と考えて良いだろう。

すでにロシアはシリア政府軍を守るため、
防空システムのS-300やS-400をシリアへも配備しているが、
状況によっては攻撃国を直接叩くことも可能になった。

核弾頭も搭載できるというイスカンダルの存在は
イスラエルの動きを拘束するとも見られている。

シリアだけでなくイランを攻撃することも難しくなった

こうした状況がイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ政権をロシアへ接近させ、
ネオコンとの間に亀裂を入れた可能性もある。

アメリカとイギリスの電子情報機関、つまりNSAとGCHQが組織しているUKUSAは
イスラエルの電子情報機関8200部隊に協力する一方、
ネタニヤフ首相の電話を盗聴するなど政府の動向を監視していると言われ、
☆http://www.lemonde.fr/pixels/article/2016/12/07/
 britain-has-spent-years-spying-on-israel-s-leaders_5044899_4408996.html

その関係には微妙なものがある。

その微妙な部分の隙間が開いてきたのではないか、ということだ。

ロシア政府はシリアの防衛体制を強化する一方、
シリア沖からアル・カイダ系武装集団や
そこから派生したダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)を攻撃していた
重航空巡洋艦(空母)クズネツォフ提督を他の艦船とともに引き揚げさせるつつある。

ロシア軍を長期にわたって貼り付けないようにしているのだろう。

そうした引き揚げがあっても、ロシア軍はカスピ海から巡航ミサイルを発射して
シリアのターゲットへ正確に命中させることができる。

これは実証済みであり、
潜行中の潜水艦から発射されたミサイルによる攻撃も行われてきた


とりあえず、空母を引き揚げても大丈夫だとロシア政府は判断したのだろう。



◆http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/52000724.html
日本や世界や宇宙の動向 2017年01月10日
ペルシャ湾、ヨーロッパ、ウクライナ国境沿いが 
 益々きな臭くなってきました



東シナ海での中国の挑発行為が目立つ中で、
ペルシャ湾ではイランの船舶対米軍艦が、ウクライナ国境沿いではロシアが、
ドイツ、ポーランドではアメリカ

大量の武器、兵器、装甲車両、その他を配備しています。

オバマは期限ぎりぎりになってもロシアとの戦争ゲームを始めたいようです

ロシアも戦う気満々ですし、イランもアメリカを挑発しています。

また、中国はアメリカに対する大規模サイバー攻撃を始めたようです。

イルミの計画通りに世界中で戦争ゲームが始まるのでしょうか。

このきな臭さはいつ消えるのでしょうか?

尖閣も危ないです!

http://beforeitsnews.com/war-and-conflict/2017/01/
war-provocations-uss-mahan-fires-warning-shots-at-4-iranian-vessels-
over-a-thousand-russian-tanks-military-vehicles-
bordering-ukraine-more-videos-2464621.html

(概要)

1月9日付け

イスラエル・ニュース:


日曜日(8日)、米船舶をガードしながらオマーン湾~ペルシャ湾を通過
していた米軍艦(Mahan デストロイヤー)は、
米海軍に高速で(800mの距離まで)接近してきた3隻のイラン船舶を
4度にわたり狙撃しました。

米軍艦はイラン船舶に対し無線で速度を落とすよう要請しましたが、
イラン船舶はその要請を無視しました。
米軍艦は警告狙撃を複数回行いイランの船舶が接近するのを阻止しました。

イランは船舶を急接近させてアメリカの出方を見ようとしていたのでしょうか。
それにしても、このようなやり方は挑発行為です。
この結果、緊張が一層高まることがないことを願っています。


ウクライナの国境近くにロシア軍基地がありますが、
そこには1000台以上の軍用車両、戦車、その他が保管されています。

ロシアは攻撃モードに入っていないようですが、ウクライナ東部に対する
キエフの猛攻の中で分離派を直ちに援護するのは難しくないようです。

オバマは合計1500以上の武器や兵器、戦車、ジープ、その他を(鉄道で)
ドイツやポーランドに送りこみました。
その理由はウクライナを援護するためでしょう。

ロシアもまた75機のヘリコプター、その他をウクライナの国境沿いに配備しました。
ロシア軍基地をグーグルサテライトで確認することができますが、
ここには戦争に必要な全ての装備品が保管されています。


ロシアはこの1週間でもう一人の外交官が不審死を遂げました。
死亡した外交官はギリシャの総領事館のAndrei Malanin 領事55歳です。

領事官関係者によると、領事はこれまで健康問題について訴えたことは
一度もなかったとのことです。
アスリートだった領事は趣味のランニングを楽しんでいました。

地元当局によると、領事はアパートで遺体となって発見されました。



往生際の悪い偽ユダ・黒んぼ=3.11テロの最高司令官、

日本の仇敵=バラク・オバマ。



タンカ、二枚目、



「釋迦牟尼 征服魔道六師」です。



右往左往せぬことですw

◆http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/196463/1
日刊ゲンダイ  2016年12月24日
田岡俊次氏 「アメリカは中国にケンカを売れない


2017年の世界を揺るがす第一の出来事が、
1月20日のトランプ政権の発足であるのはもちろんだ。

国防長官にJ・マティス海兵大将、国土安全保障長官にJ・ケリー海兵大将、
安全保障担当の大統領補佐官にM・フリン陸軍中将を指名したが、
国防の要職を将軍で固めることに批判も出る。

文民統制維持のため、本来軍人は退役後7年間は国防長官になれない規定なのに、
3年前に退役したマティス大将を任命するには法改正が必要で、
議会はもめそうだ。


トランプタワー20階に中国工商銀

トランプ氏は、イランの核平和利用を認めた2015年7月の「イラン核合意」
(米、英、独、仏、中、ロとイランが合意)の破棄か見直しを唱え、
露骨な反イスラム観を示す将軍を登用した。

事実上のファーストレディーとなる長女イバンカの夫、J・クシュナー氏は
厳格なユダヤ教正統派で、イバンカ夫人もユダヤ教に改宗した。

米国の財政から見て、中東に新たに軍事介入する可能性は低いが、
一層イスラエル右派に傾く政策で緊張が高まりそうだ。


ロシアも「イスラム国」やアルカイダ系武装集団を相手に、
シリア政府を助けて戦ってきたから、トランプ氏や将軍らは親ロ的で、
国務長官に指名されたR・ティラーソン氏(エクソンモービルCEO)は
ロシアから友好勲章も受けている。

米国の中国との貿易赤字は年間2500億ドル余(約30兆円)で
深刻な問題だから、台湾との接近の可能性も示して牽制、有利な取引を進めたいだろう。

だが中国製品に高率の関税を課したり、輸入量を制限すれば、
米国の中間層以下の消費者や流通業界には打撃となる。

対中輸出を増やそうとしても、大豆や旅客機などは十分売っているし、
米国系メーカーの車も15年に260万台が売れた


競争力がありながら中国に輸出していないのは武器ぐらいだから
貿易収支の改善は容易ではない。

トランプ氏は中国に厳しい姿勢を示すが、
世界最大の銀行、中国工商銀行の米国本部はトランプタワーの20階にある。

中国は3兆ドル(約350兆円)の外貨準備の大半をウォール街で運用し、
米国の金融・証券業界の最大の海外顧客。

彼の事業も中国系資本の融資、投資を受けていると伝えられる


中国との決定的対立は避けざるを得まい。


日本に対してもTPPに代わる2国間交渉で「米軍撤退」をちらつかせつつ
激しい要求をしそうだが、


米海軍が世界的制海権を保つには、
横須賀、佐世保は不可欠で、日本はコケ脅しに屈すべきではない


シリア反政府軍の拠点だったアレッポは今月13日に陥落、
同様にイラクのモスルでも政府軍が攻勢を強め
「イスラム国」は崩壊に向かうが、
かえって残党が世界各地に散り、テロに走る危険がある。

米国、欧州で移民排斥の風潮が高まり、それに乗じる政治家が勢力を強め、
失業し絶望する移民が増えればテロの温床となる。

この点では来年の状況は悪化しそうだ。

(12月15日寄稿)




タンカ、三枚目、



「ツオクシン(諸尊樹・集会樹) 観請上師 圖」です。



北鮮の影、

◆http://blog.goo.ne.jp/duque21/e/4f9bea04fbf52cdec8954f88e5bc8ed3
伏見顕正(あきまさ)の「時を斬るブログ」2017-01-1
【ダヤン氏寄稿】国交断絶も視野に入った日韓関係


より抜粋、

伏見様及び読者の皆様:片目のダヤンです。

(中略)

でも、このへんのアタマの切り替え(発想の転換)は、
有史以来朝鮮人の不得意分野。

だから、朝鮮人にノーベル賞の「サイエンス部門」受賞者は、誰一人もいないし、
イグノーベル賞の受賞者もいない。只のお笑いレベル。

そして、駐韓大使と釜山総領事の一時帰国で見えてくる「点と線」。

読者の中には、この事実を把握している方もいると、思います。

実を言うと、日本と韓国の経済関係は未だ、

日本からの
一方的な援助関係で成立している

オヤジとオネーチャンの愛人関係、顔負け。

例えば、みずほホールディングからサムソン電子への
2兆円を超える巨額融資。

そのサムソン電子には、富士フィルムが携帯液晶パネルの巨大輸出。

これは富士フィルム全体売上の6割以上を占める。

また、みずほホールディングはロッテグループへの
5千億円以上の融資を含め、韓国財閥企業に多額融資。

これは、韓国から欧米主要金融機関が数年前に撤退したから。

やっぱり、アングロサクソン系企業は、逃げ足が速いかも。


ここから見えてくること。

韓国経済が破綻すると、日本企業も火傷や風邪では済まない。
経営破綻する日本企業も今後、出て来る。

そうすると、日本企業の一部が倒産しても

韓国とは 永遠に縁を切る近未来の座標軸が見えてくる

この座標軸の水平線上の彼方には、こんな図式があるかもしれない。


  ①国際金融危機下の日韓による「通貨スワップ取引」再開は、
   永久にない。

  ②在日朝鮮人に「参政権」を与えることは、永遠にない。

  ③「竹島」を将来的に韓国から奪還して、直接統治下にすること。

  ④ 対馬海峡に位置する「対馬」に生息する朝鮮人を永久に追放すること。

  ⑤朝鮮半島有事の際、在日朝鮮人の「収容所」(刑務所併用と同時に)
   が建立されること。

  ⑥竹島奪還は、2020年前後に履行され、
   同時に韓国のミドコンドリア型の島である「済州(チェジュ)島」を
   占領・支配する可能性もある



と、私は観る。

何故なら、肩の風を切って日本で生息する在日朝鮮人の6割強が
このミトコンドリア島出身者
だから。

移民を根元から絶つには、この島を
日本の特別行政支配区域にするのが一番。

そして、残念なことは未だ、このミトコンドリア島から
神戸港・大阪港直行のフェリーが運航していること。

だから、日本への朝鮮不法移民は一向に減らない。

そして、日本で未解決殺人事件の首謀者も
この済州島出身者が多いことは、あまり知られていない


また、朝鮮人のことだから、こんな「脅し文句」を言うかもしれない。

「我が大韓民族は2020年の東京オリンピックには参加しない」と。

でも、こんな時は沈着冷静にこの一言で十分。

「日本の技術をもって、オマエの平昌(ピョンチョン)オリンピック
(2018年開催予定)の際には一切、雪を降らせない。
泥とキムチの祭典にしろ」と。

それと、今回の事例で朝鮮人盗賊小和田恒のスイス・バーゼルでの軟禁に関して。

安倍政権が一切、関与しないことが明確になりましたネ。

私がこの輩にご進呈する戒名は、「朝鮮盗賊セコ終身居士」。

無料で進呈します。かしこ。  では、片目のダヤン


http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/df/384b334edfc418cc9e3261f4d4755a83.jpg
写真は朝鮮半島有事の際に重要な地理的ポイントとなる済州島、
古来からの朝鮮半島の「」「流刑地」として有名。



◆http://my.shadowcity.jp/2017/01/post-10420.html
ネットゲリラ  (2017年1月10日)
支持率下がるとサンドバッグ叩く


支持率下がると、外国を非難して大騒ぎというのが朝鮮人の
いつものパターンで、それを考慮すると、
アベシンゾーの支持率がヤバいんだろうねw 公明党が離れそうだしw 

公明党が離れたら、自民党のために熱心な選挙活動をしてくれる人がいなくなる。
いくらマスコミを恫喝してチョーチン記事書かせても、知ってる人は知ってるわけで、
失敗続きの内政、経済、外交、どれも手柄がひとつもない

韓国を敵視して叩けば、少なくともネトウヨだけは褒めてくれるw 
韓国側も同じw 日本を敵視して叩けば、アタマの悪い愚民が拍手喝采w 
ユダ菌の植民地どうしでいがみ合い、ののしり合い、
美しい国・日本、美しい国・韓国ですw


  ☆http://s.japanese.joins.com/article/450/
   224450.html?servcode=A00§code=A10
  中央日報日本語版 2017年01月09日
  ◎バイデン米副大統領が安倍首相に話した内容を日本政府がわざと削除?

  6日、ジョー・バイデン米副大統領と安倍首相の電話会談で、
  バイデン副大統領が現在の韓日関係を悪化させないように
  呼びかけたことが分かった。
  韓国メディアの聯合ニュースによると、韓国の外交消息筋は8日、
  「日本側が釜山(プサン)の日本総領事館前の少女像の設置に
  抗議して駐韓日本大使の一時帰国などの対応措置を公式発表する前に、
  バイデン副大統領が安倍首相に電話をした」とし、
  これは「釜山の少女像の設置に関連した日本の措置計画に対して
  状況の悪化を避けるように呼びかけようとしたもの」と伝えた。


バイデン副大統領はアベシンゾーに何と言ったのか? 
まぁ、ひと言で「いい加減にしろ、バカども」だろうw 
アメリカの立場としては、双方に自重をうながすしかないしw 
日本の方が忠実な子分だから、日本は叱られない、韓国が叱られた、
とネトウヨは思いたいんだろうがw


  -----------------------
  米国「日本は韓国のお兄ちゃんなんだから、
  お前が我慢して仲良くしろ」

  簡単に言えばこれが米国の日韓外交スタイル。
  日本が我慢すれば丸く収まるから我慢しろばかり。
  -----------------------
  オバマ政権はもう終わるから知らねーよ。
  -----------------------
  国内向けもクソもない 50年以上ずーーーーーと
  韓国がワガママを言っても日本が我慢しろってのが
  米国のスタンス

  「米国に対して」日本がそれを拒否しない限り変わらない。
  -----------------------
  田布施朝鮮人の清和会と 本国朝鮮人の朝鮮プロレスだな
  少女像と10億とか どーでもいいことで大げんかのパフォーマンス
  -----------------------
  韓国の頭の中では、
  日本は常に道徳的に劣るから、世界中から非難されてるはずだ、
  って妄想に囚われてる
から、
  きっとバイデンはそう言ったに違いないと書けるんだよw
  -----------------------
  そもそもアメリカ立ち会いの下での合意だろうに
  チョンの記憶は一年も持たないのか
  -----------------------


アベシンゾーも追い詰められているので、韓国叩くくらいしか手柄を立てられない。
あんなのイジメて手柄と言えるかどうか疑問だがw 

つうか、韓国とケンカして、ネトウヨ以外の日本国民が嬉しいのか、疑問ですw 
従軍慰安婦なんて、おいら関係ないしw


コメント


*noname | 2017年1月10日| 返信

  せっかく安倍チョンに安保法制変えさせて
  朝鮮戦争が再開したら自衛隊を米軍の露払いに使えるようにしたのに、
  今のままじゃ自衛隊が参戦しない可能性が出てしまうから
  米軍関係者は困っているでしょうねw

  >半島の紛争(戦争)に巻き込まれないようにするのが日本の国益。

  これには大賛成なので、ずっともめたままで行きましょう。






キ印民族=半島人=劣化DNA。

戦後生まれが95%以上なんで、従軍慰安婦?=追軍売春婦? など、

知らんがな、いい加減に晒せ!

これが日本人の通常の認識なのでは?

現代の日本にも韓国人売春婦が溢れ、それを手引する在日が跋扈しておる。

これが本質を表しておるのでは。




寒波襲来

2017-01-10 10:21:45 | Weblog
 画は 拙作にて

  「オーソドックス 真宗 カトリック」です。

 油彩F10号

 2017年の鍵は、昨年同様プーチンのロシアでしょう。


☆雪、今夜から強い寒波襲来、いよいよ冬本番です。

年頭にあたり、いい記事だと思います、

ユダ米=米帝の解体は「歴史の必然」ですよ、

それをトランプが加速させる、

◆http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/beikoku1kyokusihaisyuuenngonosinjidaihirakuundounotenbou.html
長周新聞  2017年1月1日付


    米国一極支配終焉後の

   新時代拓く運動の展望

                 
      年頭にあたってのご挨拶 


2017年の新年を迎え、読者・支持者のみなさんに謹んでご挨拶を申し上げます。

1917年のロシア革命から100年を迎えた世界は、
その後の資本主義体制や屈折した社会主義体制のなかを
各国人民が2代、3代にわたって生きてきたもとで、歴史的な転換期を迎えています。

社会は誰のために存在するのかが、どの国でも階級矛盾の激化のなかで鋭く問われ、
まともな社会にせよと大衆的基盤を持った反撃が始まっています。

資本主義が滅びゆく激動の時代にあって、破壊や戦争の道ではなく、
より平和で豊かな社会の展望を切り開いていくことが
差し迫った課題となっています。

資本主義世界はリーマンショック以後、その抜け道を求めて
各国で中央銀行による量的緩和や金融資本救済を実施してきましたが、

それは各国の人民にとって何ら生活を上向かせるものではなく、
もっぱら一握りの金融資本や富裕層に富を集中させ、
彼らが支配的な力を振るう体制を死守するものに他なりませんでした。

人人の暮らしや社会全体の利益を優先させるのでなく、
どこまでも資本を有する者が被支配の側から富をはぎとって
強欲に利潤を貪っていく、そのために国家を従え、政治や統治機構が機能する
というむき出しの支配構造をさらしてきました。

社会の上澄みには資本があり余るほどあふれ、
タックス・ヘイブン
(租税回避地)に隠匿されたり、


あるいは実体経済をはるかに上回るほどの資金がマネーゲームに注がれ
グローバル化と相まって世界中を徘徊して焼け太りしてきました。

これらの企業及び金融資本がもうける源泉は
各国の労働者を徹底的に搾取する以外にはありません。

こうして一方が空前の利益を懐にしまい込んでいくのとは裏腹に、
世界各国で人民の側には失業と貧困が押しつけられてきました。

この富の私物化こそが資本主義の本質であり、
それ自体ますます熾烈な競争をくり広げながら保護主義に傾斜したり、

覇権争いやその代理戦争を激化させ、
アメリカ一極支配が崩壊しつつあるなかで
混沌とした世界情勢をつくり出しています。

18世紀に台頭した資本主義社会は20世紀初頭には帝国主義段階に進み、
その不治の病である過剰生産恐慌に苦しみながら
植民地争奪の第1次大戦、第2次大戦を引き起こしました。

これらの戦争で破壊し尽くすことによって復興需要をつくり、
その後の資本主義の相対的安定期をもたらしました。

資本主義の危機を打開するために最終的に破壊、戦争を渇望する資本の本質
今日も何ら変わりないものです。

戦後の世界は資本主義各国が疲弊しているもとで
アメリカが覇権を握ってきましたが、
70年以上を経てこの一極支配が終わろうとしています


アメリカはベトナム戦争によるドル垂れ流しなどによって
71年にはニクソン・ショックとなり、金ドル交換停止に追い込まれ、

その後は危機を乗り切るためにグローバル化・新自由主義を唱えて
市場原理主義によって一極支配をはかっていきました。

しかし、半世紀近くを経た今、そのグローバル化・新自由主義の総本山である米英
でこそ 階級矛盾が先鋭化し、足下から大衆的な反撃の狼煙が上がっていることを、
イギリスのEU離脱や
米大統領選におけるサンダース・トランプ旋風は示すものとなりました。

為政者の思惑を突き破って大衆世論が動き、
抑圧・支配してきた側が迎合を余儀なくされたり、

あるいは目前を欺瞞して首の皮をつないだ格好であっても
段階を経ながら打倒されていく。

それが自然発生的で限界性があるにせよ、
社会の本質に目を向けて動き出した人民を押しとどめることなどできない
ことを各国の事例は物語っています。

エスタブリッシュメント(既存の権威)が力を失う過程で、
大衆的な要求を掲げて新しい政治勢力が、台頭し始めているのも特徴です。

そして、人民の側の国境をこえた連帯が強まっています。

100年前の歴史が教訓として示していることは、
戦争の危機、すなわち資本主義の危機のなかから

人類社会の発展にとって桎梏となっている帝国主義を打倒し、
それに成り代わる生産人民こそが主人公となる社会をつくり出すことは可能である
という事実です。

世界各国で資本と労働の矛盾、帝国主義と人民の矛盾が激化し、
さらに帝国主義国同士による市場争奪も激しいものになっています。

こうした情勢のなかで、もっぱら自分だけがもうかればよいという
強欲な資本のイデオロギーに対して、

その他の圧倒的な大衆の側のよりよい社会にせよという本質的な要求を束ね、
労働者が社会の主人公としての自覚にたって立ち上がるなら、

資本主義のもとでくり返される貧困、失業、戦争の連鎖を乗りこえ、
それに成りかわる次の社会への展望を切り開くことは疑いありません。


激動する世界のなかで、

日本社会は世界でも稀なるアメリカの隷属国家に成り下がり、
まともな独立国としての体を成していない
ことが
誰の目にも明らかなものとなってきました。

TPP、原発再稼働、日銀による異次元の量的緩和、軍事政策や外交に至るまで
みなその指図で事が動き、売国的な為政者が民族的利益を差し出していく
ことによって社会を崩壊させてきました。

パクスアメリカーナの終焉が叫ばれる世界にあって、
一方ではフィリピン大統領のドゥテルテに代表されるような
アメリカ離れが顕在化し始め、

台頭する中国やロシアをはじめ多極化する世界とどう向きあっていくのかが
各国にとって抜き差しならない問題となっています。

このなかで、米国追随一辺倒できた日本の為政者が
情勢の変化についていけずに弄ばれ、

トランプ詣でやその直後の米国のTPP離脱表明、日ロ首脳会談など、
事ある毎に無様な振舞をして 民族的地位を辱めてきました


首相の素質以上に、そのような人物が祭り上げられ、
何につけても暴走する使い勝手が良い存在として
背後勢力から支えられている関係を見ないわけにはいきません。

日銀の量的緩和によってもたらされたアベノミクスは、
4年を経て破綻が隠しようのないものになっています


東証一部上場企業のうち四社に一社は日銀やGPIF(年金基金)が筆頭株主となり、
こうした官製相場に金融資本が群がり、踊り場を楽しんだだけでした。

そして緩和マネーは大統領選後の米国における株価バブルの原資となっています

大企業は多国籍企業化して いまやどこの国の会社かわからないものになり、
狭隘化した日本市場に見切りをつけ、

労働者を路頭に放り出しながら海外に覇権を求めて出て行きました。

そうした進出地域の基盤を整備するためにODA(政府開発援助)による
野放図なバラマキ外交がくり返され、国民生活をますます窮乏化させています。

一昨年に安倍政府は安保法制化を強行して自衛隊の武力参戦に道を開き、
何ら国益や邦人の生命など関係のない南スーダンに自衛隊を派遣しました。

軍事的には、米軍の下請化が進み、さらに大企業は民需が乏しいなかで
軍事兵器の生産に活路を求め、

大学を兵糧攻めにしながら軍学共同を進め、
成長戦略の中心は軍需生産や原発輸出に傾斜しています。

そして農漁業生産、医療・福祉、社会制度に至るまで
アメリカ多国籍企業に丸ごと売り渡す企みが進行しています


TPPが破綻した後も国会は批准を強行しましたが、
トランプ就任後に想定される日米FTA交渉において、
それ以上の譲歩を国際公約するものにほかなりません。

こうした売国政治が国民の生命や安全、財産を脅かしています

東日本大震災から六年を迎える三陸や 地震に見舞われた熊本は、
その後も冷酷なまでに棄民状態に置かれたままです。

誰のために政治や統治機構が機能しているのかを最も端的に示すものです。

活動期に入った地震列島において、第二の福島事故すら厭わぬ
無謀なる原発再稼働を強行しているのも、
みなアメリカの核戦略の肩代わりに他なりません。

戦後72年にわたって沖縄や岩国、首都圏など全国各地に米軍基地が置かれ、
アメリカによる植民地状態が続いてきました。

その軍事力は「日本を守る」ためではなく、
占領したうえで独占企業や統治機構を目下の同盟者として従え、
アジア侵略の拠点にするためだったことは歴然としています。

終いには日本の若者を米軍の鉄砲玉として駆り出すところまできました。

諸悪の根源である日米安保と対米従属の鎖を断ち切らない限り、
どこまでも民族的利益をむしりとられることは疑いありません。

落ち目のアメリカに抱きつかれて共に沈んでいくのか

真に独立と平和を勝ちとり、平等互恵の関係をもとに国際社会と渡りあっていくのか

日本社会にとって命運がかかったものになっています。


社会の針路をかけて かつてなく大衆的な行動機運が高まっています。

沖縄では復帰斗争以来ともいえる島ぐるみの基地撤去斗争が発展し、
本土との連帯を強めつつ揺るぎない力を示しています。

一昨年の安保法制に反対する全国的な立ち上がりを契機に、
TPP・原発再稼働反対、米軍基地撤去はじめ各分野で、
引き続き大衆そのものの行動が熱を帯びています。

小さな個人が何かを努力して自分だけが報われたり、
あるいは個別の経済利害だけを追い求めるのではなく、

社会全体がよくなる方向を見据え、下から大衆的な力を束ねなければ
支配構造を突き動かすことなどできない
という厳然たる事実に
多くの人人が目を開き始めています。

しかし一方で、人民大衆の側を代表する政治勢力が
国政政党を含めて見当たらず、
そうした立ち上がりは知識人を介在した形であったり、SNS経由であったり、
自然発生性に委ねられているのが現状です。

旧社会党であれ「日共」集団であれ、戦後アメリカを平和と民主主義の進歩勢力
とみなした親米潮流が大衆から見離され、

支配の枠の中で為政者に施しを求め安住してきた勢力は消滅の道を進んでいます。

大衆蔑視を基本にした干からびた主義主張や、
既にくたびれて生命力を失ったセクトのイデオロギーには何の力もない
ことを証明しています。

こうした戦後社会の産物と一線を画して、真に人民に奉仕する思想に徹した
新しい政治勢力を台頭させることが切実に求められています。

アメリカをはじめとした帝国主義陣営は乱れています。

かれらは一方ではいつ襲ってくるかも知れぬ大恐慌に脅え、

他方では全世界人民の帝国主義に反対する斗争の高まりに脅えています。

日本人民の斗争はこれら世界人民の斗争と呼応しあって、
新たな世界戦争を引き起こそうとする野望を打ち破るに違いありません。

この情勢のなかで、今を生きる人間はどう進んでいくのか。

長周新聞の勤務員は人民に奉仕する思想、自力更生刻苦奮斗の精神を貫き、

独立、平和、民主、繁栄の新しい日本を実現するために奮斗する

ことをお誓いして、新年のご挨拶といたします。

                        2017年 元旦 



再掲ですが、拙作二枚目、



「雪の公会堂(ヴラマンク風)」です。 油彩F8号



子供が支持する下痢壺w

◆http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50600
現代ビジネス  2017/01/03
浮かれてる場合じゃない! 「どアホノミクスで今年ついに起きること
 佐高 信, 浜 矩子



安倍首相、黒田日銀、御用学者たちによる「チーム・アホノミクス」は、

この国をどうしようと目論んでいるのか。

大メディアの記者たちは、その目論みに気づいていて報じないのか、

それとも気づいていないのか。 二人の辛口論客が徹底討論!



安倍の本当の狙い


浜矩子:アベノミクスは、すでにして行き詰まっていると言えます。
    屋上屋を重ねるように場当たり的な金融政策を続けているわけですが、
    いつそれが崩壊してもおかしくない。

    「アホノミクス」、いや「どアホノミクス」と言うべき状況です。

佐高信:事実、日銀の黒田東彦総裁は、すでに9月21日、
    アベノミクスの「総括的な検証」の記者会見で、
    「(金融緩和を)さらに強化して長短金利操作付き量的・質的金融緩和にした」
    と発言していますね。
    これは安倍政権の金融政策を抜本的に転換する発言で、
    端的にアベノミクスの失敗を意味している。

    しかし、安倍総理はむろんのこと、黒田総裁自身も
    そのことを理解しているとは思えません。

浜:おっしゃる通りです。もはや日銀は「チームアホノミクス」の中央銀行支部
  になっていると言わざるをえません。
  日銀が中央銀行の本来の役割を放棄してしまっているので、
  金融政策と現実の辻褄がどんどん合わなくなってきている。

佐高:安倍総理や黒田総裁がよく使う「マーケット」という言葉も、
   変な言葉だなと感じます。

浜:あたかも「マーケットさん」や「市場さん」という人がいるかのごとく、
  「マーケットが求めている」「マーケットの言うことを聞かなければ」
  という言い方がなされていますが、危険な言葉ですね。
  「マーケット」という言い方をすることで、金に人格を与えてしまう。

  安倍政権は、「自分たちは市場との対話の達人だから、
  自分たちの思惑通りに株も上がれば円も下がるのだ」と思いこんでいる。

  しかし現実には、国民はマイナス金利政策が導入された途端に
  金庫を買って、そこに現金を詰め込むという自己防衛手段に出ています。
  株価と実体経済がまったく連動していないのです。

佐高:安倍総理が「デフレを打開するため」と言って掲げた、
   「一定の物価上昇率を目標として金融緩和を行う」という
   インフレターゲット論にも、私はそもそも疑念を抱いています。

浜:安倍政権は'13年4月に一度掲げた2%の物価上昇率目標について、
  「2年程度での実現」という方針を取り下げましたが、
  そもそも当初から本気でやる気があったのかどうか、私ははなはだ疑問ですね。

  できもしない目標を掲げて、日銀による財政ファイナンス
  (政府の借金を引き受けること)を正当化する。
  そこに本当の狙いがあったのではないかと感じます。

佐高:それはズバリ、政権が触れられたくないところかもしれません。
   彼らは「自由主義」と言うけど、2%目標というのは完全に統制経済です。

浜:このところ、そうした統制的な考え方が
  多方面でまかり通っているように感じます。
  女性の役員比率などもお国が決めていく。
  「2020年までにGDP600兆円」というのは、今と比べて2割増えるわけですが、
  これは明らかに、そうすれば国防費を増やせるという算段でしょう。

  自分たちの目的を達成するために、美味しそうなことを言って
  人を引き寄せる。
  その種の人々が本当は何を狙っているかを、我々は見透かし、
  見据えていく必要がある。
  国民には、安倍総理にすっかり安心して委ねてしまっている人が多い
  のが深刻なのですが。

佐高:安倍総理を支えている人の中には、
   経済が政治や社会とは別に自立していると錯覚している人
   も多い気がするんです。

   安倍総理のブレーンである竹中平蔵(慶應義塾大学名誉教授)などは
   「経済は難しいものだから、自分たちにしかわからないんだ」
   という言い方をしますよね。
   専門性を強調して人々を寄せ付けず、好き勝手なことをやる。

浜:実はすごくシンプルな話でも、簡単にわかられては困るから
  複雑怪奇に見せる。日銀の記者会見なんかを見ていると、
  メディア側の責任もかなりあると思います。

  説明を聞いて報じる側までもが、相手の繰り出した
  訳のわからない言葉で話してしまう。
  「フォワード・ルッキング」だとか
  「オーバーシュート型コミットメント」だとか。

  記者たちは一般の人の代理として質問をぶつける役割がある。
  どうして「そんな言われ方をしてもわかりませんよ」
  と言わないのでしょうか。


落とし穴が待っている

佐高:経営者が本を読まなくなり、哲学を持たなくなったことも、
   問題だと思います。

   私は日本興業銀行のトップだった中山素平が好きで、何度か取材しました。
   中山さんは昭和2年の金融恐慌を見ていて、
   ああいうことを二度と起こしてはならないという思いが彼の原点にはあった。

   危機の時代には哲学が必要なのだとわかっている人でした。
   それがわからない今の経済学者や経営者は危うい。
   彼らはアホノミクスに期待し、すりよってしまう。

浜:こんな情況になってしまったのは、ビジネススクールの存在が
  良くないのかもしれない。リーマンショックの後、
  ハーバード大学などは反省して、経営倫理をしっかり学んでもらう必要がある
  と言い出しました。

  しかし日本では、いまだに大学や高校での文系不要論がまかり通り、
  権力側は、さらにテクニックばかりを教える方向に持っていこうとしています。
  この傾向が進めば進むほど、技術は知っているけれど
  頭のなかは空っぽという人が増えていく。

  実はそれは国家権力が望むところです。
  今の経団連の役員クラスに名を連ねている経営幹部たちにも、
  理念や倫理から発言する人がもういなくなってしまった。

佐高:今の日銀と安倍政権の関係で言うと、
   日銀は、小手先のテクニカルなことばかりやろうとしている。
   それが日本経済を殺すようなとてつもない結果をもたらす策であるわけですが、
   安倍総理がそのテクニカルなことの本当の意味がわかっているのかというと、
   まるでわかっていない。

浜:知的貧困が加速度的に進み、そこに悪い奴らがつけ込んでくる
  知的貧困のどこにどうつけ込めばいいかということへの嗅覚を持っている人たちが、
  「三本の矢」などと言い出すわけです。

  安倍政権は男性の支持、特に10代、20代の男子の支持が強い
  という調査結果があると聞きました。
  実際にそうなのだとすれば、それは彼らがいちばん自信をなくしていて、
  いちばん方向感を失っていて、いちばん不安感で一杯な層
  だからだと思うのです。

  そういう不安でいっぱいの男子たちが、
  強い日本を取り戻すなどと威勢のいいことを言われると、
  強さと力を掲げるメッセージに酔いしれてしまう。

佐高:アホノミクスは富国強兵の「国」を「会社」に変えましたが、
   しかし人々に尽くさせるスタイルは変わっていません。
   ただ反面、人々のほうでも忠誠の対象を求めているようにも感じます。

浜:安倍総理は大日本帝国会社の総帥になった気分でいるでしょう。
  しかし、このまま現実から目をそらし続けていると、
  日本全体が、近い将来とんでもない落とし穴にはまってしまうでしょう。





◆http://kaleido11.blog.fc2.com/blog-entry-4753.html
カレイドスコープ・万華鏡  Fri.2017.01.06
1月15日から20日に起こる出来事が 世界の運命を決定づける


より抜粋、

米国のオバマ政権と欧州によって追い詰められたイスラエルの暴発を、
親イスラエルのトランプが阻止できるか。


☆2017年は失望と悲観の年になる

☆パレスチナの『土地交換』が新たな中東紛争を引き起こす

☆東エルサレムがパレスチナ国の首都になる!?

☆第五次中東戦争を
 第三次世界大戦に拡大させようとしている闇の勢力

☆オバマのイスラエルへの強い憎悪

☆パレスチナの民こそが本当のユダヤ人


2017年は、米国の都市で暴虐が荒れ狂う

・・・シオニスト・ユダヤ人は、
米国のありとあらゆる政府機関、民間組織に入り込んでいます。

米議会、連邦準備制度理事会(FRB)、外交問題評議会(CFR)、
ゴールドマン・サックスに代表されるウォール街の金融機関、

もちろん、国際組織の国際通貨基金(IMF)、世界銀行、そして、
新聞・テレビ界の多数のマスコミ人。

欧州中央銀行(ECB)、国際決済銀行(BIS)、
そして国連など枚挙にいとまがないほどです。


しかし、ハルマゲドンを引き起こして第三次世界大戦を惹起させた後、
ロスチャイルド
(自分だけはニムロドの子孫で、真正ユダヤであると自称しているが)や、

英国王室に代表されるシオニスト・ユダヤの血流
(いわゆる、13血流とか、12血流とか言われている貴族の子孫)
を引く世襲貴族たちによる世界政府(エルサレムにできることになっているが・・・)

を樹立する計画は、彼ら自身のずさんさと無能さゆえ、失敗続きです。


そこで、これらを調整すべく、キッシンジャーなどのグローバリストによって
第45代米国大統領に据えられたのが、
ドナルド・トランプという親イスラエルの男です。

目下のところ、シオニスト・ユダヤの街、ウォール街最大の関心事は、
トランプがイラン核合意を破棄するかどうかです。


1月15日から20日の出来事によって世界の将来が決まる

・・・1月15日のパリ首脳会議の流れを汲んで、

1月20日までに国連安全保障理事会が正式にパレスチナ国家を認める
ことを可決するならば、米国に地獄が訪れるでしょう。

日本の私たちには理解しがたいことですが、

米国の人々は、トランプの采配を固唾を飲んで見守っているのです。

しかし、私には、言われてきたようなトランプ暗殺より、
オバマ暗殺のほうが、より現実的に見えますが・・・

なぜなら、国際世論はいっせいに犯人捜しに血道を上げて、結果、
イスラエル犯人説を喧伝するでしょうから。

そうなれば、いくら“イスラエル命”のトランプが、

声高にイスラエルを擁護しようとも、彼の叫びは

欧米の主流メディアの喧騒の中にかき消されてしまうでしょう。

そして、第三次世界大戦を、より近づけることになるのです。

そのとき、オバマは本懐を遂げることができるというわけです。


戒厳令の準備は解除されない


このように、1月20日までの残り2週間で、

米国、そして世界の運命が決まるといっても大げさではありません。

オバマの残り少ない任期が、

最悪、世界中の何億人もの人々を殺すロシアとの大戦を引き起こす

ことになるかも知れない
からです。

これが、オバマの背後にいるグローバル・エリートが、

やろうとしていることです。


・・・彼らが苦悩に満ちた表情で演技しながら、

世界の未来を憂いているポーズは見飽きたのです。

それこそ、“下手の考え休むに似たり”です。

では、私たちが、その差し迫った危機を察知する術はあるのでしょうか?

すでに市場には、株価、為替ともに反転の兆しが出ていますが、

1月14日あたりから、NYダウと米ドルの為替は、さらに動くことが予想されます。

それは、オバマとトランプの動向次第です。

少なくとも言えることは、オバマが準備してきたように、

トランプでさえ戒厳令を想定しているということでしょう。




トランプは米国解体を加速させる。

欧州の食い詰め者・流れ者が、鉄砲で でっち上げた人造国家U.S.A.、

WHITE ONLY では内戦になる。 嘘でも人権を言わないとw

官民の内外債務・2京円=2万兆円、何をやってもToo Late さ。

在米投資の見直しの時期だし、撤退を始めるべきでは?






謹賀新年

2017-01-01 09:00:01 | Weblog
 画は 豊原 國周

  「七福神宝の酒盛、より、

  「訥升 ほてい」 「彦三郎 寿老神」 「友右衛門 大こく」

  「菊五郎 蛭子」 「田之介 弁てん」
 
  「三升 福録寿」 「芝翫 毘沙門」 です。


☆晴れ。

皆様 あけまして おめでとうございます

本年も 相変わりませず 何卒宜しくお願い申し上げます



二枚目は、歌川 芳艶


 「権十郎」 (初代 河原崎権十郎)です。



三枚目は、初代 歌川 豊國



「初夢や」です。



よい初夢を!



 

晦にⅢ

2016-12-28 11:01:05 | Weblog
 画は 歌川 廣重 (安藤 廣重)  

 寛政9年(1797年) ~ 安政5年(1858年)  

 号は 一立齋(いちりゅうさい)           作


  「江戸名所 洲崎はつ日の出」です。


☆晴れ、冷え込む。

さて、当ブログ、年内は勝手乍ら本日まで、とさせていただきます。

年明けは10日頃、再開の予定です。

今年一年のご来場、ご観覧、心より感謝申し上げます。

皆様、どうか良いお年をお迎えください、来年も何卒宜しく。


荒れ模様の年明け以降ですなぁ、

◆http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2016/12/post-bde3-1.html
マスコミに載らない海外記事 2016年12月27日 (火)
貿易戦争のためのトランプのホワイト・ハウス新組織


☆http://www.wsws.org/en/articles/2016/12/24/trad-d24.html

Peter Symonds  2016年12月24日


次期大統領ドナルド・トランプが新たに国家通商会議を設置する
という水曜日発表は、彼の政権が、
約束していた貿易戦争措置を急速に推進するという兆しだ。

カリフォルニア大学教授で、とりわけ中国に対する攻撃的貿易政策と戦争挑発
を主張することで悪名が高い、トランプ選挙運動と移行チームの重要メンバー
であるピーター・ナヴァロがこの新会議を率いることになる。

トランプ移行チームは、この会議は、
大統領に“貿易交渉における革新的戦略”の助言を行い、

アメリカの“製造能力と国防産業の基盤”を評価するのに
他の省庁と調整すると述べた。

選挙運動中、トランプは、世界貿易機関(WTO)を離脱し
アメリカ経済にとって有害と彼が考える、
北米自由貿易協定のような貿易協定を破棄すると脅していた。

彼は、大統領就任初日に、アメリカの環太平洋連携協定(TPP)からの撤退
開始するつもりだと宣言している。


TPPは、自由貿易協定ではなく、
貿易や投資に対するアメリカ政府の要求を受け入れるよう、
北京に圧力をかけるため 中国を排除したアメリカが率いる経済圏だ。

TPPは、アジアにおけるアメリカの卓越を確保することを狙った
アジア太平洋全域における攻撃的な外交作戦と、軍事力強化も伴う
オバマ政権の“アジア基軸”における、経済上の急先鋒だった。

TPPを脱退するというトランプの決定は、オバマの対中国対決政策からの後退ではなく、
あらゆる面での著しい強化なのだ。

トランプは選挙運動中、再三不公正な貿易慣行を非難し、
中国は通貨操作をしているとレッテルを貼り、
中国の対アメリカ合州国輸出に対しては45パーセントの関税をかけると脅した。

オバマ政権は既に、貿易上の懲罰的措置をとっており、
関税の大幅引き上げを含むある種の中国鉄鋼では、
522パーセントにまで、また一部の中国製鉄企業に対しては、266パーセント。

オバマ、少なくとも名目上は、既存の国際貿易の規則内で動こうとしてきたが、
トランプは、アメリカに対するWTO訴訟と、報復行為という結果をもたらすであろう、
あからさまな保護主義的措置を計画している


ナヴァロを国家通商会議のトップに任命したことは、それが実質的には、
国家貿易戦争会議であることが明らかだ。

ナヴァロは学問的な経済学者というよりは、反中国イデオローグだ。

億万長者の大企業乗っ取り屋で、次期商務長官のウィルバー・ロスとともに、
ナヴァロは、トランプの貿易に関する“アメリカ・ファースト”扇動の宣伝屋
として働いていた。

10月の“トランプへの一票は、成長への一票”と題する
ウオール・ストリート・ジャーナル論説記事で、

二人は“抜け目ない、厳しい交渉”がアメリカの貿易赤字を無くすと主張し、
“貿易戦争論”に関する警告を切って捨てた。

ナヴァロとロスは“[彼らは]我々が、彼らの市場を必要とするよりも
遙かに我が国の市場を必要としている”と述べて、

中国、ドイツ、日本、メキシコと韓国を標的にしている。

現実には、トランプ政権による高圧的戦術や、懲罰的な貿易措置という脅しは、
報復を引き起こし、
世界貿易とアメリカ合州国を含む経済成長を損なう
のはほぼ確実だ。

木曜日、CNNは、トランプ移行チームは、既に輸入関税を10パーセントにする提案
を検討していると報じた。

アメリカ企業の一部はこれに警戒を示している。

ある組織は、CNNに、トランプの“貿易政策大鉈(ママ)”は

“アメリカ経済、とりわけ製造業部門とアメリカ人労働者に大きな代償を押しつける”
ことになろうと述べた。

世界中の製造業者同様、アメリカの製造業者は
関税で影響を受けるグローバルなサプライ・チェーンに依存している

貿易戦争は必然的に戦争になるという事実をナヴァロは具体化している。

対中国懲罰的貿易措置に関する彼の露骨な主張は、
紛争に備えよという呼びかけと密接に結びついている。

著書に『米中もし戦わば: 両国はどこで戦い、どうすれば勝てるか』、
『Death by China: Confronting the Dragon-A Global Call to Action』と
『Crouching Tiger: What Chinese Militarism Means for the World』などがある。
後者二冊は映画化されている。

トランプ移行チームは、“軍事的、経済的な力による平和と繁栄”という
次期大統領のスローガンを実施するため、

新たな貿易会議は、国家安全保障会議や他のホワイト・ハウス機関と協力すると述べた。

ナヴァロと、もう一人のトランプ顧問アレクサンダー・グレイは、
このキャッチフレーズが一体何を意味しているかを、
11月7日「外交政策」誌の“ドナルド・トランプの力によるアジア太平洋平和構想”
と題する長い論説で詳しく説明している。

中国と十分積極的に対決し損ね、アメリカ軍の規模を縮小したとして、
オバマのアジア“基軸”や“リバランス”に、二人は批判的だ。

アジア基軸は、“地域における攻勢と不安定の静まりではなく、
高まりをもたらしてしまった、強気の発言をしながら、十分な武力を用意していない
無謀なやり方の一例”となってしまったと、ナヴァロとグレイは述べている。

彼らの処方箋は、保護主義的措置を、アメリカ軍、特に海軍の大幅な拡大と、
“我が国の製造基盤と、我々と同盟諸国を守る能力を弱体化するだけ”のTPP
のような貿易協定からの撤退と結びつけるものだ。

力による平和は平和の処方箋ではなく、戦争の処方箋だ。

重要な点は、ナヴァロが、1979年以来、アメリカ-中国関係の基礎である
一つの中国政策放棄し、
台湾とのより密接な関係の醸成をあからさまに主張していることだ。

北京が全中国で唯一正統な政府と認める一つの中国政策のもとで、
アメリカ政府は台湾との外交関係を終わらせた。

今月始め、“貿易を含む他の物事に関係する取り引きを、中国とできない限り”
それに拘束される理由がわからないと発言して、
トランプは、一つの中国政策を巡って、既に疑念を表明している。

蔡英文総統からの電話を受けて、トランプは、この三十年間以上で、
台湾総統と直接話した最初のアメリカ大統領になった。

7月の“アメリカは台湾を放棄できない”と題するナショナル・インタレスト誌記事で、
ナヴァロは、台湾とアメリカのより緊密なつながりが、
中国との紛争への準備と密接に関係していることを明らかにしている。

“益々軍国主義化する中国の勃興に、戦略的に釣り合いを保つには、
台湾を独立した親米同盟国として維持することが絶対に重要だ”
と彼は発言している。

台湾を訪問したばかりのナヴァロは、台湾が中国の支配下に入るのを認める
軍事的危険性を警告している。

中国基地は、中国潜水艦が太平洋に直接出られるようになり、
中国空軍の航続距離を拡大する。

彼はアメリカが、台湾の軍事能力を強化する措置をとるよう要求している。

しかしながら、台湾とアメリカ軍のより強いつながりは、
中国にとって直接の脅威となり、即座にワシントンと北京間の緊張を高めることとなる。

ペンタゴンは、台湾海峡の一番狭い所では、中国本土からわずか130キロ
という台湾の軍事的価値をずっと昔から認識している。

アメリカのダグラス・マッカーサー将軍は、台湾のことを、
太平洋における“不動空母”と表現した。

トランプが進んで、一つの中国政策を破棄し、
台湾を奉じると脅すことの意味はただ一つ。

あらゆる方法で、外交的、経済的に、そしてもし必要とあらば戦争により、
積極的に中国と対決する準備




◆https://richardkoshimizu.wordpress.com/
richardkoshimizu  2016年12月28日
トランプ大統領アーミテージ・グリーン」両氏 〝粛清


【無料記事】トランプ大統領「アーミテージ・グリーン」両氏〝粛清〟
| イエロージャーナル】

☆http://www.yellow-journal.jp/overseas/yj-00000413/

《抜粋》

アメリカでトランプ政権の人事が進み、ワシントンで異変が起きている。  

これまで日本の政財界の要人、関係者がワシントンを訪れると、必ず〝参詣〟した
リチャード・アーミテージ元国務副長官、
マイケル・グリーン元NSC(国家安全保障会議)上級アジア部長、

この2人の存在感が、急速なスピードで消滅しているというのだ。

ついこの間まで日本の裏首相だったタコ禿とグリーンバーグ・ユダヤ人ですが、
ヒラリー落選の実況特番に登場して周章狼狽ぶりを曝け出して以来、
完全に表舞台から消えました。

この2匹の「失脚」は、日本の飼い犬、飼い豚にとっても大きな衝撃です。

全ての「ヒラリー起死回生」策は失敗し、トランプ氏の大統領就任は確定してしまった。
日本だけは、1%オリガーキ尻舐め態勢がいまだに継続しているように見えますが、
やはり、少しづつ、裏社会勢力の衰勢が見えてきています。
裏社会の動揺は、隠しようがない。シャブ中特権も近いうちに消えることでしょう。


何とも清々しい年末です




廣重、二枚目、



「東海道五拾三次 藤川」です。



「田布施システム」のゾンビ=下痢壺、大室天皇家・不忠の逆臣、

◆http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/36434771.html
新ベンチャー革命 2016年12月26日 No.1568
安倍氏は首相という地位を利用して 真珠湾訪問を強行:
 日本人を故意に貶めようとする行動ではないかと疑われる



1.何度でも言う:安倍氏は独断で真珠湾訪問してはならない!
  事前に日本国民の承認が必要


安倍首相が2016年12月26日の今夜、ハワイに向けて出発するようです。
ハワイで休暇を取っているオバマと会談する名目で真珠湾慰霊訪問するためです。

マスコミ報道では、今年5月、オバマが広島を慰霊訪問したので、
そのお返しのような形となっています。

本ブログでは、安倍氏の真珠湾訪問についてすでに取り上げています。

安倍氏は日本国民からの直接投票で首相に選ばれた人ではないものの、一応、
間接的に国民総選挙で選ばれた日本国民の対外代表ですから、
日本国民の代表・安倍氏による真珠湾訪問にて、

米国人を含む世界の人々は、日本人全体が、旧日本軍による真珠湾攻撃は、
日本国の国家犯罪だったと認めて懺悔していると解釈するでしょう


ところが、旧日本軍による真珠湾攻撃については、
日本人全員がその国家犯罪性を認めているわけでは断じてありません


だから、安倍氏は日本国民全員の承認なく、勝手に自己判断で、
日本を代表して真珠湾訪問をすべきではないのです。

どうしても行きたいなら、首相の座を降りてからにして欲しい。

今の日本国民にとって最大の不幸は、日本が民主主義国家であるという現実を
まったく理解できていない反民主主義者の典型である安倍氏を、

よりによって民主主義国家・日本の代表に据えているという事実にあると、
本ブログでは観ています。

このことを指摘するマスコミは皆無であることも、
ほんとうに情けない日本だと思います。


2.安倍氏は本音では戦前回帰を志向していながら、
  戦前の日本はテロリスト国家だと認めるつもりか


安倍氏が個人的にもっとも尊敬してやまない人物は、彼の母方祖父・岸信介です。

本来、A級戦犯だった岸信介は、米国戦争屋CIAと司法取引して、
CIAエージェントとなって処刑を免れた人物
ですが、

安倍氏にとって、戦前日本を否定することは、戦犯であった岸信介を否定する
ことになります。

その結果、安倍氏は個人的に、戦犯にされた岸信介の名誉を守るために、
本音では戦前の軍国日本を肯定しているのです。

その証拠に、天皇退位の問題も、天皇の意向を無視して特例法で
ごまかそうとしています、なぜなら、安倍氏は本音では戦前の天皇制を肯定し、
天皇を神格化して利用しようという魂胆が丸見えなのです。


ここではっきり言っておきますが、安倍氏にとって、
本心から天皇を敬う気持ちはさらさらなく、
天皇は自分たちが利用する対象に過ぎないのです。

天皇退位の問題への安倍氏の姑息な取り組みから、安倍氏の本音が透けてみえます。
そして天皇も安倍氏の魂胆を先刻ご承知でしょう、
天皇は本心では、安倍氏の顔も見たくないはずです。

このような安倍氏は、日本人の代表として真珠湾訪問する行為が
何を意味するかわかっていたら、到底、真珠湾訪問などできないはずです。


3.米国民は、戦前日本はテロリスト国家と思っているが、
  安倍氏は自ら、それを認めているに等しい、何と愚かな行為か


戦前、日米太平洋戦争を仕掛けた黒幕は、旧・米戦争屋CIAネオコンにつながる
戦前米国の戦争勢力であると本ブログでは観ています。

彼らの常套手段は、かつての米国製西部劇でよくみられたように、

敵を挑発して先制攻撃させて、それを迎え撃つ戦法なのです


彼らは戦争を実行する際、必ず、自分たちは正義の勢力であり、

敵を悪の勢力に仕立てるのです。

日米開戦に関しても、彼ら米国戦争屋は、
悪の敵である日本軍に先に攻撃させたにすぎません。

そして、当時の日本軍は、彼らのワナにまんまと嵌ったのです。

ハーバード大に留学経験のあった山本五十六(真珠湾テロ攻撃の責任者)は
知り合いの米国人の口車に乗ってだまされた可能性すらあります。

そして、戦前の米国戦争屋は、戦前日本を今のイラクや北朝鮮同様に、
悪の枢軸国に仕立てたのです。

こうして、日本は、米国人の深層心理では、テロリスト国家としてインプットされ、
今もそれは変わっていない
でしょう。


4.穿った見方をすれば、安倍氏は故意に日本人を貶めようとしているのか

今回の安倍氏の唐突な真珠湾訪問によって、米国民の深層心理では、
日本人=テロリストとして、改めて脳裏にインプット
されます


なぜなら、旧日本軍による真珠湾攻撃は、米国民にとって依然として、
許されざる国家テロ犯罪なのです。

その結果、米国民の深層心理では、日本人を代表している安倍氏の真珠湾訪問によって、
現代の日本人の品性までもが貶められます。

このことを安倍氏もわかっているはずです、にもかかわらず、
強引に真珠湾訪問するということは、もう、故意に
日本人を貶めようとしていると解釈せざるを得ません。

安倍氏には、日本人としても矜持も誇りもないことがよくわかります。

こんな人が日本国首相とは、ちょっと信じられません。

ところで、安倍氏は山口県を選挙地盤(安倍晋太郎の選挙地盤)としていますが、
筆者個人も山口県生まれです。

ここは半島と近く、筆者が子供の頃は人種差別が強い土地柄でした。

このことが、安倍氏の今回の行動(日本人を貶める行為)
に影響を与えているのでしょうか、そう疑わざるを得ません。



◆http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/36436551.html
新ベンチャー革命  2016年12月27日 No.1569
天皇と安倍氏の確執が遂に表面化した:
 真珠湾訪問を強行した安倍氏はほんとうに靖国信奉者なのか



>1.尋常ならざる事態発生:天皇と安倍首相の確執が表面化しつつある

本ブログ前号にて、まったく一貫性のない行き当たりばったりの外交
を展開している安倍首相は日本人を故意に貶める行動を取っているのではないか
と指摘しました。

もっとズバリ言うと、安倍氏は日本人としてのホンモノの愛国心
を持っているのかどうか、非常に疑わしいということです。

今の日本でもっとも愛国心が強いと思われるのはやはり、
今の天皇ではないかと筆者個人は思っています。

そして、ホンモノの愛国心にあふれる天皇は、日本の代表としての安倍首相が
密かにもつ価値観が、日本を代表する人間として不適なのではないかと気付かれ、
強い懸念を抱いておられるような気がします。

その証拠に、12月19日に予定されていた天皇と安倍氏の昼食会が
カゼを理由にドタキャンされています。

さらに、12月26日、今度は、毎年恒例の天皇の新年のご挨拶を、
今後、取りやめると決められたようです。

そして、毎日新聞がスクープ記事を載せました、それは、
天皇の生前退位の意向はすでに、2015年秋に官邸に伝えてあったのに、
ずっと、官邸はこれを握りつぶしていたそうです
、もう唖然です!

上記の動きから、天皇と安倍氏(背後に日本会議)の確執は決定的になりました。

天皇が真に問題とされているのは、生前退位の問題というより、
安倍氏を含む親米似非右翼の連中が、

平和憲法で定められている今の天皇制を戦前に引き戻し、
日本を戦前回帰させようとしている動きそのものなのではないでしょうか。

彼ら似非右翼は、天皇を絶対化して、彼らの対日支配に都合よく利用しよう
としているに過ぎません。

今の天皇がこの動きを強く警戒されるのは当然です。


2.安倍政権を含む自民党を根底から親米似非右翼集団に替えた元凶は、
  日本を乗っ取る米国戦争勢力


本ブログの見方では、今の自民党は2001年に誕生した小泉政権以前の自民党とは
似て非なる政党に変貌しています。

それまでの自民党は非・親米派の経世会と対米隷属の清和会が混在しており、
以前は経世会の方が優勢したが、
旧・米国戦争屋CIAは、小泉政権誕生以降、経世会議員を全滅させてしまい、
今の自民は清和会系の親米派しかいません。

ところで、安倍氏一行は、昨日12月26日(ハワイ時間)に
えひめ丸沈没慰霊碑を訪問していますが、

このえひめ丸沈没事件(故意の撃沈疑惑)こそ、自民党が親米一色になるトリガー
だったと本ブログでは観ています。

ちなみに、ここで言う親米とは親・旧米戦争屋を意味します。

こうして、今の安倍自民政権は、旧・米戦争屋の意向に従って、
日本の憲法を改悪し、自衛隊を韓国軍同様に、米軍の傭兵にして、
旧・米戦争屋の仕掛ける戦争に派遣させようとしている
のです。


3.日本の自衛隊を米軍傭兵に利用したい旧・米国戦争屋はなぜ、
  安倍氏を二度も、首相にしたのか


日本を乗っ取る旧・米戦争屋は、すでに自民を完全に乗っ取っていますから、
誰を自民総裁にするかを、総裁選に介入して自由に決められます。

そして、安倍氏は旧・米戦争屋の意向で自民総裁となって
自動的に首相の座に就いているに過ぎません。

ところで、あの安倍氏は、元々、愛国右翼の故・中川昭一氏の思想に
近かったのですが、二度目の首相にしてもらう際、旧・米戦争屋に対し、
親米右翼に転向すると誓い、再度、首相をやっているわけです。

なぜ、旧・米戦争屋は二度も、安倍氏を首相にしたのでしょうか、

本ブログの見方では、安倍氏が個人的に、旧・米戦争屋CIAのエージェントであった
祖父・岸信介に心酔している点が、
旧・米戦争屋にとって安倍氏は利用価値のある政治家だとみなされた理由と思われます。

そして、安倍氏は旧・米戦争屋の指図通り、日本を親米右翼化しているのです。

そのことを天皇は強く懸念されているのです。


4.安倍氏が日本を乗っ取る旧・米戦争屋から気に入られている隠された理由とは

安倍氏が日本を乗っ取る旧・米戦争屋から気に入られている
もう一つの隠された理由があると、本ブログでは観ています、それは、

安倍氏には日本人としてのホンモノの愛国心が欠如していると疑われる点です、
だから平気で日本人を貶める行為ができるのではないでしょうか。

その意味で、安倍氏は、旧・米戦争屋にとって極めて好都合な
稀有の日本国首相であって、日本国民にはまったく好都合ではない日本国首相なのです、

だから彼は、まったく日本国民のためにならないアベノミクス(米国を利する政策)
を平気で続けることができるし、日本国首相であるにもかかわらず、
日本国民に平気でウソをつくことができるのではないでしょうか。

彼はそのとき、そのときで、その場しのぎの適当な答弁を繰り返しても
ケロっとしておれるのです、ほんとうに信じられませんが・・・。


ここで気になるのは、2006年に韓国の中央日報が報じたある記事があります。

安倍氏の父・安倍晋太郎が自分は朝鮮人だと告白したという記事です。

もし、この記事が事実なら、
安倍氏に日本人としてのホンモノの愛国心が欠如することは十分にあり得ます。

さて、安倍氏の実父・安倍晋太郎の父は安倍寛(安倍氏の父方祖父)ですが、

安倍晋太郎の出生の大きな謎、それは、晋太郎が生まれてすぐ、

安倍寛は離婚しているという点です。

したがって、晋太郎は生みの母を知らないという境遇の持ち主
なのです。



5.安倍氏にはなぜ、天皇に対する敬いの気持ちがないのか

本ブログでは、安倍氏の天皇に対する態度から、
安倍氏の深層心理には天皇を敬う気持ちがまったくないと観ています。

安倍氏は元々、靖国信奉の右翼なのに、なぜ、
天皇に対する敬いの気持ちが欠如しているのか、前々から疑問でした。

安倍氏が信奉しているはずの靖国神社には、本来の太平洋戦争史観
(今は旧・米戦争屋から変更するよう強制されているが・・・)があり、

日本軍は米国の謀略によって先制攻撃させられたという考えが根底にあります)。

でなければ、靖国の英霊は単なるテロリストに成り下がるのです。

もし、安倍氏がホンモノの靖国信奉者なら、絶対に、真珠湾慰問はできないはずです。

その意味で安倍氏の行動にはまったく一貫性がなく、支離滅裂なのです。


そう言えば、明治維新当時の明治天皇の御影(華奢)と、

靖国神社の遊就館に飾ってある明治天皇の御影(威風堂々)はかなり異なると思います。

周知のように明治神宮は明治天皇と昭憲皇太后を祀る神社ですが、

天皇家が参拝されることがあまりないのが不思議です。

明治維新後つくられた靖国神社にも今の天皇は行かれません。

その靖国神社で最も不思議なのは、

長州藩士・大村益次郎が菊の御紋にお尻を向けて立っている点です。

ちなみに、安倍氏の母方は岸家ですが、岸家は山口県田布施にあります。

その田布施には大室寅之祐の実家があるようですが、

陰謀論の世界では有名な人物です。

ちなみに、筆者の実家も山口県にあり、親戚が田布施にあるので、
子供の頃よく田布施に遊びに行っていましたが、
大室寅之祐の話を聞いたことはありません。

いずれにしても、安倍氏は田布施の岸家とは親戚ですから、
明治維新の裏話を子供の頃、聞かされた可能性は大です。

もしそうなら、安倍氏は一般の国民とは異なる天皇観を持っている可能性があります。

最後に一言、安倍氏と同様に、小泉元首相(父は鹿児島の田布施出身)も
よく靖国に行っていましたが、
この人はホンモノの靖国信奉者ではまったくなかったのです。

旧・米戦争屋の指示で、中韓を故意に挑発していただけでした。



廣重、三枚目、



「蒲原 雪晴」です。



偽ユダヤが諸悪の元兇、

◆http://my.shadowcity.jp/2016/12/post-10356.html
ネットゲリラ  (2016年12月27日)
タコが自分の足たべだした


みんな忘れているのか、気がついてないフリしているのか知らんけど、
トランプって、そもそも「政治経験ゼロ」なんだよね。
国会議員にすら、なった事がない。じゃあ、実業家としての実績は?というと、
やたら倒産して借金踏み倒すだけで、金儲けの名人というより、
踏み倒しの名人w ロクな人間じゃない。
そんなトランプに期待して株価が爆上げというんだから、
バブルの崩壊も遠くないと思う。
このところ19000円台と好調なんだが、考えてみたら去年の11月の水準だ。
年明けにチャイナボカンがあって崩れたんだが、
来年の年明けにはどこが爆発するのかw


  ☆http://www.nikkei.com/article/DGXLZO11054240V21C16A2MM8000/
  日経 2016/12/25
  ◎日本株購入、日銀が最大 16年4兆円超

  2016年、日本株の最大の買い手は日銀――。
  12月半ばまでの投資部門別売買動向を基に集計したところ、
  日銀の上場投資信託(ETF)購入額が
  4兆3千億円超と他部門を上回り最大になることが確実になった。
  昨年に比べ4割増え、外国人投資家の売りを吸収した。


そもそも実質賃金下がりまくり、デフレは止まず、消費は冷え込んだまま
の日本経済なのに、株価だけ異常に高値だというのがオカシイと思わなきゃ。


  -----------------------
  外資はとっくに売り方に回ってる
  必死に買い支えてるのは日銀と年金
  バカだろw
  -----------------------
  これを本当の国家社会主義というのではないか。
  日本市場終わっとる
  -----------------------
  日銀が筆頭株主。
  異常な状態。
  資本主義ではない。
  -----------------------
  総理が朝鮮人だと、やり方も変わらんな...
  ホント消されてこい
  -----------------------


日本政府が筆頭株主の会社なんて、マトモに成長するわけがない。
国鉄や郵政だって、政府がやっていたから経営がオカシクなったのだ。
日本中の会社が政府のカネで動いていたら、そんな国はオシマイですw


  -----------------------
  トランプが大統領として就任すれば、
  ずっと株価が上がるなんて思ってないよ。
  ウォール街がこぞってヒラリーにどれだけ資金突っ込んだと思う?
  それが全部パーになってしまったので、
  何でもいいからトランプを持ち上げて
  早急にヒラリーへの寄付で失った金を取り戻してるんだよ。
  -----------------------
  知ってた。
  底値で買ったのがアメリカ。高値で買ったのが日本。
  あとは暴落させれば16兆円はアメリカンのものになるって訳さ。
  これが日銀(政府)が無理栗で買ってる理由。
  16兆円か、、、海外にばら撒いた分も
  勘案すると安部ってのはとんでも売国奴だよ。
  -----------------------


出口戦略といってもこの場合、ひとつしかないんだよね。
市場から株がなくなるまで全部買うw 
下がったら買い、下がったら買うw 
上場会社は全て国営となり、スーパーに卵を買いに行くと
書類を100枚くらい書かされてウンザリという、美しい未来が待ってますw


コメント


*tanuki | 2016年12月28日 | 返信

  アメリカには「ダイナスティ」のキャリントン家みたいな
  都市全体のオーナー金持ちが現実にいるわけです。
  そういう町は、警官も公務員も全部オーナー家の従業員、
  道路も水道も街のインフラはすべてオーナー家の私有物。
  なにもかも民間経営で政府はありません。
  税もありませんが高額な料金を何に対してもとられます。
  そういう世界は現実に存在します。

  トランプのアメリカはそういう方向に進むでしょうね。
  民間払下げというよりも民間がそのまま政府機能と権限を全部持つ。
  そしてそこでデモクラシーは終了するわけです。

  グーグルは情報を基幹としてまさにそれを目指しています。
  日本でせっせと政府機能とデモクラシーの基盤をを破壊している連中も、
  基本的には同じ黒幕の手下。

  トランプはまあお人形さんです。不細工ですが。
  傀儡政権とはよくいったものです。
  そして証券市場とは、
  民主主義政府というカモを破産させるための賭場です。
  日本だけでなく世界中がはめられているわけです。



◆http://my.shadowcity.jp/2016/12/post-10357.html#more
ネットゲリラ  (2016年12月28日)
イスラエルこそが悪の根源


アメリカとしても、ユダヤロビーには辟易しているところがあって、
それがオバマ大統領任期の最後に炸裂、という感じなんだが、
毎度おなじみイスラエルの入植活動非難声明なんだが、
いつもはアメリカが反対して成立しなかったのが、
アメリカが「棄権」したので成立してしまった。


  ☆http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161227-35094315-cnn-int
  CNN.co.jp 12/27(火)  
  ◎イスラエル、日本含む12カ国と外交を制限 安保理決議受け

  イスラエルの入植活動を非難する国連安全保障会議決議の採択を受け、
  同国のネタニヤフ首相は外務省に、賛成票を投じた12カ国との
  外交関係を制限するよう命じたことが27日までに分かった。
  イスラエル当局の高官1人がCNNに語った。
  高官らによると、決議に賛成した14カ国のうち、
  イスラエルと外交関係を持つ12カ国が対象。
  日本をはじめ、英国、フランス、ロシア、中国、ウクライナ、
  アンゴラ、エジプト、ウルグアイ、スペイン、セネガル、ニュージーランド
  の各大使館との実務上の関係を停止する。


オバマはユダヤロビー嫌いで「イスラム教徒疑惑」まであったんだが、
大統領というのは微妙な政治的バランスの上で発言し、動くわけで、
なかなか自分の思う通りには動けない。
今回ばかりは、バランスを無視して、自分の意見を通したというところだろう。
また、次のトランプにしても、これで動きやすくなるw 
アメリカ大統領が必ずしも、ユダヤロビーの思い通りには動かない
という実績を作ってくれたからだw


  -----------------------
  ◎ アメリカで一番嫌われてるのはユダヤ人。
    いろんな団体や会社の中枢部分にもぐりこんでいる。
    まぁ、日本で言えば在日朝鮮人みたいなもんだな。

  ◎ 次に黒人。
    人権団体を牛耳っていて、自分たちをもっと優遇しろと主張している。
    まぁ、日本で言えば在日朝鮮人みたいなもんだな。

  ◎ 次にムスリム。
    各方面で対立を煽り、国内の治安不安定化を企てている。
    まぁ、日本で言えば在日朝鮮人みたいなもんだな。

  ◎ 次にヒスパニック。
    勝手に不法入国しといて、アメリカの国籍と参政権を要求している。
    まぁ、日本で言えば在日朝鮮人みたいなもんだな。

  ◎ 次にコリアン。
    殺人や売春等犯罪が多くて、アメリカのみならず世界中で嫌われている。
    まぁ、日本で言えば在日朝鮮人みたいなもんだな。
  -----------------------
  日本からも出て行けよクソユダヤ
  -----------------------
  やはりイスラエルこそが悪の根源だね
  -----------------------
  むかしユダヤ人に親切にしてやったら
  核攻撃でお礼されたんだよな。あんまり関わりになりたくない。
  -----------------------


トランプに関しては、全てが未知数。



なにか大きなニュースがあれば随時投稿したいと思います。

インフルエンザが流行っておるとか?

手前も鼻風邪引いて10日ぐらい苦しかった、ようやく快方。

皆さまもくれぐれもご自愛のほど。










晦にⅡ

2016-12-27 10:37:57 | Weblog
 画は 歌川 國芳 (くによし)

 寛政九年(1797)~ 文久元年(1861)

 号は一勇齋、朝櫻楼など                作


  「初雪の戯游」です。


☆曇り。

詐欺師、のほうがまだマシかw ユダ米の落日、

◆http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2016/12/post-f759.html
マスコミに載らない海外記事  2016年12月26日 (月)
ゴールドマン・サックスとトランプによる壮大な取り込み詐欺


☆http://www.strategic-culture.org/news/2016/12/24/
 great-goldman-sachs-trump-con-job.html

Matthew JAMISON  2016年12月24日


アメリカ政治史上、最も未熟で、知的に空虚で、邪悪なものの一つだった
2016年共和党予備選挙運動は、アイデアや政策は皆無で、
遊び場でのいじめレベルのちゃちな中傷に満ちていた。

フロリダ州上院議員マルコ・ルビオは、ドナルド・トランプを激しく攻撃し、
仲間の共和党員たちにこう懇願した。

我々がここで相手にしているのは、皆さん、詐欺師ですよ。

そもそも、彼は彼は普通の人びとのために戦うのだというアイデアで
選挙活動をしています。

ところが、彼は全生涯を、普通の人びとをぼったくって生きてきたのです


トランプの言葉によれば、ワシントンDCの政治エリートやウオール街は
アメリカを骨の髄までしゃぶった
のだ。

トランプの選挙終幕広告では、
☆http://www.salon.com/2016/11/07/watch-donald-trumps-last-campaign-ad
 -is-a-fitting-end-to-an-anti-semitic-campaign/

対象の非難が、一般には気付かれないよう、賛同を得たい集団しか
理解できない表現を用いた反ユダヤ主義に満ちていた。

ゴールドマン・サックスのユダヤ人CEOロイド・ブランクファインの姿が
画面上で点滅し、語り手が単調に語りかける。

“アメリカの労働者階級を略奪し、アメリカの富を奪い取り、
その金を極少数の大企業と政治エリートの懐に押し込んだ
経済的判断の責任を負うべきは グローバルな権力構造です”。

トランプは“問題を解決する”という曖昧な約束で選挙活動をした。

アメリカを再度偉大にするという彼の空虚な選挙スローガンは、
アメリカ、特にオハイオ州、ペンシルヴェニア州、ミシガン州やウィスコンシン州
などのラストベルト地域州の白人労働者階級が

ウオール街銀行家たちと結託し、国益のために尽くすより、
不正手段で私腹を肥やすことに関心がある東海岸や西海岸の知的、政治的既存支配層に
ひどく裏切られたと非難していた


これは、トランプによる驚くべき転位行動、名人芸だった。

これは彼が生涯通じてやりとげたものの中で、おそらく最大の取り込み詐欺だ

実際、(負債は言うまでもなく) ウオール街に、
実に多くの友人と深いつながりがあり、

労働者の利益が、自分の利益追求と一致しない場合には、

労働者を踏みにじって経歴を築きあげた億万長者が、

アメリカのブルーカラー労働者の偉大な擁護者、救世主となり、

“八百長の” DC/ウオール街制度を、普通の人びとのために機能させるようにすると、

実に多くのアメリカ人をだますことができよう
などと想像するのは困難だった。


トランプが、閣僚に選んだ連中を吟味さえすれば、

ラストベルト地域の、つらい思いをしている、大半が無学な
白人労働者階級に訴えかけるための策略に過ぎなかったことがわかる


2008年世界的金融危機後、重心が、いささか反ウオール街側に移動し、
ホワイト・ハウスを支配している民主党が、
エリザベス・ウォーレン上院議員やバーニー・サンダース上院議員などの
反ウォール・ストリート改革者の影響を受けるようになって、

ワシントンDCでは、長年、準ペルソナノングラータだったが
トランプ時代に、ウオール街は絶好調に戻る


アメリカのあらゆるウオール街投資銀行の中で、

最もひどく、邪悪で、危険なのはゴールドマン・サックスだ。

色々な点で、これを銀行と呼ぶことはできまい。

酷く腐敗した犯罪的職業により近い。

マフィアだ


ローリング・ストーン誌は、ゴールドマン・サックスの道義に反する商法を
徹底分析し、同社を巨大“吸血イカと命名した。

ゴールドマン・サックスの腐敗リストは膨大で、
それについて十分記述するには本が一冊必要だ。

世界金融危機と大不況を引き起こしたサブプライム抵当権スキャンダルにおける、
同社の役割は十分に実証されている。

ほとんどユーロを破壊した、ギリシャ負債危機における同社の役割も同様だ。

同社が顧客に対して行っている詐欺的行為は、日常茶飯事の高いレベルのものだ。

残虐で加虐的な政権のための資金洗浄。

2015年に、2300万ドルを得た同社CEO、ロイド・ブランクファインのような強欲幹部は、

典型的な汚い金儲けをする醜い人間だ。

どのように切り分けたところで、誰も、まして銀行家が、
一年間の仕事で、それに値するわけがない。

おそらくは、医師や教師などの極めて重要な公務員だけだろうが、
そのような法外な金額を得ているのは、
既に裕福な連中や(彼ら自身)を金持ちにするために動いている連中だ。

更に、ゴールドマン・サックスとアメリカ政府の間には回転ドアがある。

多くの点で、アメリカ経済は、ゴールドマン・サックスによって動かされている。

ジョージ・W・ブッシュのハンク・ポールソン同様、
ビル・クリントンの財務長官ロバート・ルービンやラリー・サマーズは
ゴールドマン・サックス社員だった。

今や、ウオール街とゴールドマン・サックスは、

来るトランプ政権の乗っ取りを歓喜している


トランプの首席戦略官、スティーブ・バノンは元ゴールドマン・サックス社員だ。

トランプが、アメリカ経済の世話役をつとめる財務長官に選んだ、
スティーヴン・マヌーチンなる人物は、元ゴールドマン・サックス社員だ。

ゴールドマン・サックス社長、ゲーリー・コーンが、
トランプ・ホワイト・ハウスの米国家経済会議委員長になる。

これが、ライバル、ヒラリー・クリントンやテッド・クルスを
ゴールドマン・サックスは“完全に、完全に支配している”
といったトランプその人だ。

トランプは、しばしばクリントンのゴールドマン・サックスでの講演を
引き合いに出し“アメリカの主権破壊を画策するために、国際的銀行と秘密裏に”
会っていると非難した。

しかし、トランプの元選対責任者コーリー・レヴァンドフスキはこう言っていた。
“これはメディアの問題だ。人びとは、ドナルド・トランプが言うことすべてを
額面通りに受け取っている。

”確かに、もしトランプを、ホワイト・ハウスに送り込んだ有権者たちが、
トランプが言うことは眉につばを付けて聞くべきであるのを理解さえしていれば、

これからトランプ大統領と、それがもたらす災害は、たぶん避けることができていたろう。

しかし偉大なアメリカ・テレビの登場人物、JR ユーイングが言う通りなのだ。

アメリカ国民の愚かさを過小評価してはいけない。”

トランプに、いささかの功績を認めねばなるまい。

彼は現代で、おそらく最も偉大な詐欺師だ


----------


「ヒラリーよりまし」と思って、記事翻訳をしていたので、

宗主国政治の展開には驚かない。

二国間FTAで、ぼったくりされるのは必定。 

こういう海外記事はマスコミには載らない。



國芳、二枚目、



「牛若鞍馬修行圖」です。



『逝きし世の面影』、何度か投稿しています、

◆http://indeep.jp/the-rejection-white-culture-is-key-of-future-japan/
In Deep 2016/12/25
2017年は、私たち日本人が西洋文化を拒絶し
 「オリジナル日本人に戻ることができる始まりとなり得るだろうか。
 それは東洋と日本の存亡に関する最後の砦のはずですが



より抜粋、

☆ほんの100年前の元の日本に戻ることの難しさ

以前からたまに書くことがありましたけれど、この何十年かは、

 本来の日本人に合わない西洋的価値観が生活に定着し過ぎている

ことが、

これらの様々な日本の問題の根幹だと、少なくとも私は思っています。

モノなどの西洋文明的な物質や衣食住や生活スタイルのことではなく、
人間の生き方に関する価値観のことです。

なぜ、それが少子化とかにまで結びつくのかというのを説明するのは難しいですが、
私は「問題は何もかも」そこにあるとさえ思っています。

このあたりは、昨年、何度か『逝きし世の面影』という著作の中から
抜粋してご紹介していたことがありました。


*逝きし世の面影 (平凡社ライブラリー) (日本語) 単行本(ソフトカバー)
– 2005/9 渡辺 京二 (著) ¥2,000

これは、江戸自体末期から明治にかけての百数十年前のころ、
日本にやってきた様々な外国人たちが見た、
「美しく素晴らしい日本人への感嘆」を膨大な資料などから、
まとめあげたものです。

「美しく素晴らしい日本」ではなく日本人です。

今の外国人観光客のように、富士山だとか日本の何とかの風景だとか、
日本文化とか様式美を見て喜んでいる話ではなく、

当時の生きている日本「人」の生活を見て、そして
当時の日本「人」と暮らして驚嘆している外国人たちの話です。

今の日本人とは全然違う魅力と誇らしさに満ちた、
当時の日本人の姿に関してのことです。


たとえば、逝きし世の面影を解説しているサイトに以下のようにあります。
http://www.h2.dion.ne.jp/~apo.2012/Yukishiyo.html

  この本の内容をひとくちに言えば、
  「幕末・維新の時代に訪れた外国人が見た古きよき日本の姿」
  と言うことができます。しかし、それは単に近代化される前の
  遅れた社会に見られる素朴さということではなく、
  世界的にも著しく文化の発達した国家、
  国民が作り上げた希有な文明
と呼ぶべきものなのです。

  当時の日本の社会が、いかに世界の目から見て異質のものであり、
  また汚れのない美しいものであったかが忍ばれる内容となっています。

  その文明は、明治維新後の西欧化の荒波によって、
  いまや完全に崩壊させられ、まさに過去の幻影となってしまいましたが、
  私たちはこの国がかつて有していた
  素晴らしい社会の姿を胸に焼き付けておく必要があります。

この中に、

  > その文明は、明治維新後の西欧化の荒波によって、
   いまや完全に崩壊させられ、まさに過去の幻影となってしまいました

とは、私も思っています。


崩壊「させられた」かどうかはともかく、この本を読む限り、
今は当時の「日本人の感覚と価値観」の面影は、ほとんど残っていない
ように思います。つまり、もう私たちは「違う日本人」なのだと。

そして、そこに戻らない限り、あるいは、この西洋化から脱せない限り、
おそらく、そんなに長くない時間の中で、
日本社会と文化は滅亡すると思っています。

「西洋化」というのは「形」のことではないです。 価値観の問題です。

かつて、奴隷制度を何の疑問もなくおこなっていた人たちがもっていた価値観です。

「主人と僕」という概念が普通だった人たちの価値観です。

日本にも「主人と僕」の価値観はあっただろうと思われるかもしれないですが、

それは(武士にはあっても、庶民には)なかったのです。

とはいえ、個人的には、もう昔のオリジナル日本人への回帰の路線は、

おおかた難しいと考えていますが、もしかすると、

可能性は「ゼロではない」かもしれないという思いもないではないです。

こういうような話は、昨年のいくつかの記事にもありますので、

ご参照いただければ幸いです。



ちなみに、このような「大転換」は、

他人(政治家など)によってなされるものではありません。

すべては自分ひとりから始まることで、そういう意味では

他人を巻き込むものでもないですし、徒党を組むようなものでもありません。

「人から学ばない」ということも大事だと思っています。

意味がよくわからないかもしれないですが、

学んでばかりいると、自分で考えるという概念を忘れてしまうからです。

これは、幼少時に自閉症と診断されながら、10歳過ぎには
数学・物理学の第一人者になったアメリカのジェイコブ・バーネットさんと
いう方の TED の講演を聴いて激しく納得して以来、そう思っています。

そのジェイコブ・バーネットさんの講演は
日本語に起こしてアップしていますので、興味のある方は、

・「学ぶのをやめて考えなさい」 –
 人間自身の無限の能力を語るジェイコブ・バーネット師 TED講演 全語録
 2015/06/17
 ☆http://oka-jp.seesaa.net/article/420843488.html

をご覧下さい。


さて、ちなみに、さきほど、「可能性はゼロではない」
というようなことを書きましたが、その一縷の希望は、
現実の中にもあるかもしれないですが、神秘学の歴史の中にもあります。

たとえぱ、今から約 100年前の 1915年におこなわれた
ルドルフ・シュタイナーの講演の中で、彼は、

 東洋が西洋文化を拒絶し始めることから新しい文明時代に入る

ことを意味することを述べています。

次のようなものです。


☆1915年2月のシュタイナーの講演『第一次世界大戦の霊的背景』より

  第六文明期の課題は、物質的周囲における精神認識を用意することです。
  それは、精神を純粋に元素的な生命において認識する
  古い先祖返り的な力が蓄えられていないと、達成困難になります。

  しかし、激しい戦いが生じるでしょう。

  白人は、精神をますます深く自らの存在のなかに受け取る途上にいます。
  黄色人種は、精神が身体から離れていた時代、
  精神が人体の外に探究された時代を保っています


  そのため、白人がさまざまな地域の有色人類と激しく戦うことで、
  第五文明期から第六文明気への移行がなされます。

  白人と有色人類とのあいだでなされるこの戦いに先行するものが、
  白人と有色人類とのあいだの大きな戦いの決着がつくまで
  歴史を動かしていくでしょう。


重要なことは、このシュタイナーの言葉の中に、

> 黄色人種は、精神が身体から離れていた時代を保っています

というようにあることです。

つまり、私たち黄色人種たちは「精神が身体から離れていた時代」を

自分自身の中に持ちつつ生きていた
と考え方が、

少なくとも 100年前の西洋の神秘主義思想の中にはあったということになります。

江戸時代の庶民たちの生き方、あるいは、武士もまあ多少そうかもしれないですが、

そこには確かに、今の私たち(精神と肉体が同じだと考えている時代の人たち)

と違う精神性があったことは理解できるようには思います。

いずれにしても、この白人文明との我らの闘争という図式が

はっきりと出現してくる時が、

ほんの少しの将来への希望の時ということになりますが、

現時点ではまるで見えていないですし、

そういう図式が日本で見える時がくるのかな、とは正直思います。

しかし、それがなければ、現在の

人口比率や国家の経済状態や人々の「心」を見る限り、

最短であと3年ほどで日本は滅すると思います。

何度も書くようですが、政治だとか宗教だとか偉人だとかに期待しているうちは

何も始まらないです(政治や宗教や偉人を否定しているのではなく、

自分が変化することは自分でしか、なしえないということです)。

なんだかんだとタイムリミットは近づいています。



手前の持論、「脱米」&「排特亜」に通底するものがあり。

黄色人種と言っても「特亜」は格別に「特殊」、除外しましょう。



國芳、三枚目、



「福禄寿」です。



維新の機嫌取りさ、阿呆らしい、

◆http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/194.html
投稿者: 赤かぶ 日時: 2016 年 12 月 25 日  kNSCqYLU
海外では斜陽産業 経済成長のエンジンどころか地域破壊も 
 日本もこうなる カジノ現場報告
 (日刊ゲンダイ)


http://asyura.x0.to/imgup/d6/640.jpg

☆http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/196381
日刊ゲンダイ  2016年12月22日 横田一  文字お越し


「成長戦略の目玉」と安倍首相が強調するカジノを含む

IR(統合型リゾート)が、海外で斜陽産業になりつつある。

成功例と称賛されたマカオとシンガポールでさえ業績が悪化。

中国政府がマネーロンダリングの取り締まり強化を始めると、
中国人富裕層が最大の上客だったマカオの収益は大幅に減少、

シンガポールでも売り上げが頭打ちになっているのだ。

トランプ次期大統領がカジノ経営に失敗した米国でも倒産が続出。

ニュージャージー州アトランティックシティーでは
去年までに4つのカジノが潰れ、今年も1つ倒産した。

世界のカジノ市場動向をウオッチする
静岡大学教授の鳥畑与一氏はこう断言する。

アジアでも過当競争状態のところに、

周回遅れで日本が参入しても成功するはずがない


IRはカジノの収益で施設内のホテルやレストランなどの
値引きサービスをして客を囲い込む。

その結果、周辺の商業施設が衰退する
地域経済破壊現象も報告されている


アトランティックシティーを現地調査した鳥畑教授は、

寒々とした光景に驚いた。

IR周辺の街中に潰れたホテルやレストランの跡地がいくつもあったからだ。

「地元の人は『コミュニティーが破壊された』と嘆いていました。

イタリア系住民街のレストランが潰れ、アイリッシュ系住民街で1軒だけ
残っているパブに行くと、周りは全部空き地。

カジノの儲けで値引きサービスをするIRとまともに競争ができず、

地元で有名だったレストランやホテルが次々と潰れていました」
(鳥畑与一氏)

年間3000万人の観光客が訪れるアトランティックシティー(1978年開業)
だが、街の貧困率は30%以上でニュージャージー州平均の3倍。

経済成長のエンジンどころか、地域破壊をもたらした疫病神だった。

これは、米国型カジノが上陸する日本の近未来図でもある。

「IR第1号か」と有力視される候補地が夢洲」(大阪湾の人工島)

安倍政権が維新と二人三脚で推進する「2025年大阪万博」候補地でもあり、

「万博の遺産(レガシー)がIR」という関係なのだ。

「夢洲の構想では、年間6600万人の来場、

うち82%を日本人と想定していますが、大阪周辺から観光客がIRに吸い込まれ、

アトランティックシティーと同様、地域経済が衰退することになるでしょう」
(鳥畑与一氏)

斜陽産業を成長戦略と勘違いする安倍首相と官房長官は、

「大阪万博兼IR誘致」が悲願の松井大阪府知事と橋下前大阪市長と
24日に面談予定。

国富流出と地域破壊を招く売国奴4人組と批判されても仕方がない。




こいつらの命脈もさほど長くはない、皆、気が付きだしたw


   

晦 (つごもり) に

2016-12-26 10:21:03 | Weblog
 画は 歌川 國貞 (三代豊國)

 天明6年(1786年) ~ 元治元年(1865年)

 号は、香蝶楼・一雄齋・五渡亭など                 作


  「千歳 市村羽左衛門」 「引ぬき 放下師こび八」

  「翁 市川九蔵」 「引ぬき放下師三蔵」

  「三番叟 中村歌右衛門」 「引ぬき 放下師音吉」 です。


☆曇り。

EUー解体ですなぁ、ユーロ消滅です、

◆https://richardkoshimizu.wordpress.com/
richardkoshimizu 2016年12月25日
マリーヌ・ル・ペン氏:「フランスはNATOとEUを離脱する必要があり、
 ユーロゾーンは 他国と同時に抜ける必要がある
」と述べる】


またまた、1%オリガーキの「天敵」が台頭してきました。

「英傑」の仲間入りです。

ルペン党首が大統領になれば、フランスのみならず、
ポルトガル、イタリア、スペイン、アイルランド、ギリシャ、キプロスが
NATOとEUから離脱する?

EUからの 経済的なものも含む 隷属と恐喝からの解放
が必要だと的確に問題の核心を指摘するルペンさん。

欧州を1%オリガーキが一括支配するためにでっち上げたEU。

空中分解させることが、欧州の民の幸福です。

ルペンさんが、不正選挙を跳ね返して、

トランプ式で当選されることを期待します。



仏大統領候補ルペン氏:仏はEUとNATO離脱(sputnik)

https://jp.sputniknews.com/europe/201612253177092/

フランスはNATOとEUを離脱する必要があり、

ユーロゾーンは他国と同時に抜ける必要がある


国民戦線のマリーヌ・ル・ペン党首がそう述べた。

24日、ルペン氏は2017年4月23日と5月7日に行われる
大統領選挙参加の意思を再び示した。

氏は大統領の最有力候補の1人だと考えられている。

氏の意見によると、ポルトガルとイタリア、スペイン、アイルランド、
ギリシャ、キプロスがフランスの例に従うはず。

「これらすべての国がフランスと同じ日に

離脱することが理想的だ。 説得してみる。」

ルペン氏によると、人々はEUからの経済的なものも含む

隷属と恐喝からの解放に対して投票し、

国の主権を取り戻す可能性を有する必要がある

(2016年12月25日)



國貞、二枚目、



「東海道五十三次之内 関ノ圖」です。



ユダ米の無様な属国=売国奴・自公政権、

◆http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50554
現代ビジネス 2016・12・25
自衛隊オスプレイ導入を中止できない、日本政府の呆れた事情
 貧乏くじを引かされ続けていいのか?
 半田 滋


首都圏にオスプレイがやってくる

沖縄の人々がおそれていた垂直離着陸輸送機「オスプレイ」の事故が
遂に起きた。

「墜落」(米軍準機関紙『星条旗』)した機体は大破して
沖縄県名護市の海岸に無残な姿をさらけ出した。

集落付近の海岸からの距離はわずか80メートル。

大惨事となる恐れもあった。

開発段階から墜落事故を繰り返し、性能が安定しないオスプレイ。

沖縄県の米海兵隊普天間基地に24機配備されている。

墜落したのはその中の1機だ。

2017年1月からは千葉県木更津市の整備施設で定期整備が始まり、
沖縄からオスプレイがやってくる。

17年度には東京の米空軍横田基地に別の10機が配備され、
18年度からは陸上自衛隊による導入が始まり、
自衛隊機としてのオスプレイは当面17機となる


墜落の恐怖にさらされるのは、もはや沖縄だけではない。

近い将来、米軍機と自衛隊機合わせて51機もオスプレイが
日本全土を飛び回るのだ


国民の安全・安心のためには、せめて自衛隊への配備は中止すべきではないのか。

(中略)

防衛省HPに載る「ウソの数字」


防衛省は自衛隊オスプレイの佐賀空港への配備を計画している。

隣の長崎県佐世保市に発足する陸上自衛隊版・海兵隊の水陸機動団
空輸するのに、佐賀空港は山と海をひとつ隔てただけという地理的優位性に加え、

赤字の佐賀空港を抱える佐賀県当局には「札束をチラつかせれば何とかなる」という、
都合のよい地元歓迎論が根拠になっている。

昨年(2015年)7月、防衛省は「陸上自衛隊の佐賀空港利用について」
とのパンフレットを作成し、地元説明会を開いた。

墜落などの危険性についてパンフには
「開発途中においては大きな事故が4回発生しましたが、機能の追加や再設計など
事故原因への対策を行い、技術的な問題点はクリアされています」
と安全性を強調している。


本当に安全なのだろうか。

米国防総省は、死者の発生や200万ドル(約2億3500万円)以上の損害を出した
重大事故を「クラスA」と称し、事故率は10万飛行時間当たりで計算する。

日本政府は、米軍がオスプレイを沖縄に配備する際、
オスプレイのクラスA事故は1.93(2003~12年)という数字を示し、
米海兵隊が持つ航空機全体の平均2.45(同)より低く、安全だと説明した。

しかし、12年以降は上昇に転じ、15年9月末で2.64と
現在の米海兵隊航空機全体の平均と並んでいるが、

防衛省は今でもホームページに1.93の数字を載せ、国民をミスリードする。
 

事故率は全機種平均の41倍

実戦ではどうなのか。

米海軍安全センターは「海兵隊航空機アフガニスタン事故報告書」
(2010~12米会計年度)を公表する中で、

海兵隊航空機12機種のクラスA~Dの事故率は26.69で、
3746.8時間に1件の割合で事故が発生したことを明らかにした。

この中でオスプレイの事故率は1105.56で全機種平均の約41倍と極めて高く、
90.4時間に1件の割合で発生した。

クラスAの事故率は138.19で、12機種平均の21倍にも達した。

飛行時間は同じ輸送機のCH53Eが1万9480. 7時間、CH53Dが5630. 5時間
となっているのに対し、オスプレイは723.6時間と極端に少ない。

新型機なのでアフガンの砂地での運用に不慣れなのかもしれないが、
実戦に不向きという致命的な弱点をさらけ出した。

オスプレイは昨年5月、ハワイで着陸に失敗し、機体は大破して乗員2人が死亡した。

米太平洋海兵隊は「巻き上げた砂塵をエンジンが吸い込み、出力が低下した」
と原因を操縦ミスに求め、日本の防衛省も追認した。

砂地での運用はアフガンで経験済みではなかったのだろうか。


今回の沖縄での事故は、在日米軍によると、夜間の空中給油中、
MC130給油機から伸びた給油ホースにオスプレイのローターが当たり、
損傷したというものだ。

オスプレイは全幅25. 78メートルの機体の左右に
直径11.6メートルの巨大なローターが付いている。

給油口は操縦席の先に突き出ているものの、ローターが巨大ゆえに
伸びてきたホースがあたりやすいという特性があるのではないだろうか。

空中給油機を持つ航空自衛隊の杉山良行航空幕僚長は会見で
「(陸上自衛隊のオスプレイも)米軍と同様の訓練をやると聞いている」と語り、
夜間の空中給油訓練を否定していない。

日本人にとって安心材料は何一つないようだ。


イスラエルもキャンセルしたのに…


日本政府は15年度5機(516億円)を発注したのを皮切りに、
16年度は4機(447億円)と全17機のうちすでに9機を発注した。

1機あたり100億円強の計算だが、関連経費が加わるためそれだけではすまない。

米国防総省は昨年5月米議会に対し、売却総額は推定で
計30億ドル(当時約3600億円)に上る
と報告している。

やっかいなのは日本政府が米政府から直接購入する
FMS(対外有償軍事援助)方式となっていることだ。


FMSとは米国の武器輸出管理法に基づき、

  ①契約価格、納期は見積もりであり、米政府はこれらに拘束されない、

  ②代金は前払い、

  ③米政府は自国の国益により一方的に契約解除できる
、という

不公平な条件を受け入れる国にのみ武器を提供する米政府の武器売買システムだ。


つまり価格、納期は米政府の「言いなり」になってもらい、
「言いなり」にならない場合は解約されてもやむを得ない
というトンデモない商売だ。

購入する側に著しく不利な内容だが、高性能の武器が欲しい各国は
甘んじてFMS方式を受け入れる。

米政府は世界160ヵ国とこの方式で武器売買しており、日本も例外ではない。 

何のことはない。

口先だけの安全・安心にすがり、不安定な武器取引を承知のうえで
米政府の言い値でオスプレイを買う
というのである。

在日米軍や日本政府が言うとおり、オスプレイが高性能で安全というなら、
なぜ世界最強の米陸軍が採用しないのだろうか。

理由は容易に推測できる。

陸上自衛隊と同様、CH47やUH60といった高性能のヘリコプターを多数保有しており、

費用対効果や性能に不安があるオスプレイは不要ということだろう。

またオスプレイの高速性が魅力というなら、

なぜ米政府は大統領専用ヘリコプターとして採用しないのか。

不安がないなら大統領はじめVIPが乗って安全性を、

身をもって実証すべきではないのか。

購入の意思を示していたイスラエルがキャンセルしたため、

米国以外で本格的に導入するのは日本だけ
となった。

明らかな貧乏クジと分かりながら、大金をつぎ込み、導入するのだ。

安倍政権は、国民から寄せられる自衛隊への信頼を裏切るような

オスプレイの導入を断念すべきである。




國貞、三枚目、



「風流雪月花之内(雪)」です。



「すり足」の知見か、面白いねぇ、

◆http://blog.tatsuru.com/
内田樹の研究室  2016.12.24
世阿弥の身体論


先週の日曜に上智大学で「世阿弥とスタニスラフスキー」
というテーマのシンポジウムがあった。
そこで「能楽と武道」というお題を頂いて短い発表をした。
中身は2年前にある能楽専門誌に寄稿した「世阿弥の身体論」
とだいたい同じ。
シンポジウムに来られなかった方のためにオリジナルを公開しておく。
文献的根拠のぜんぜんないまったくの私のスペキュレーションであるので、
これを「定説」と勘違いして、
人前で話したりすると大恥をかくことになるのでご注意されたい。


世阿弥の身体論

平安末期から室町時代にかけて 能楽と武芸と鎌倉仏教 が完成した。

それらは日本列島でその時期に起きたパラダイムシフトの
相異なる三つ相であるという仮説を
私にはしばらく前から取り憑かれている。

*パラダイムシフト(英: paradigm shift):
その時代や分野において当然のことと考えられていた認識や思想、
社会全体の価値観などが革命的にもしくは劇的に変化することをいう。

そういうときには「同じ話」をあちこちで角度を変え、

切り口を変えながら繰り返すことになる。

今回は能楽の専門誌から「世阿弥の身体論」というお題を
頂いたことを奇貨として、「同じ話」を能楽に引き寄せて論じてみたい。

武道と能楽と鎌倉仏教を同列に論ずる人が私の他にいるかどうか知らない。
たぶんいないと思う。

私の鎌倉仏教についての理解はほとんどが鈴木大拙の日本的霊性
からの請け売りだが、武道と能楽については自分の身体実感に基づいている。

身体は脳よりも自由である。
だから、ふつうはあまり結びつけられないものについても、
「これって『あれ』じゃない?」という気づき方をすることがある。

武道と能楽と鎌倉仏教が同一のパラダイムシフトの三つの相」だ
という直感も、頭で考えたものではなくて、身体が勝手に気づいたことである。

居合の稽古中に、門人に剣の操作について説明しているときに、
能楽の「すり足」の術理に思い至り、

それが鈴木大拙の『日本的霊性』の中の鎌倉仏教についての説明につながって、
「ああ、そういうことなのか」と腑に落ちたのである。

などという説明ではどなたにも意味がわからないはずなので、
順を追って話すことにする。


薩摩示現流の流祖に東郷重位(しげかた)という人がいた。
城下に野犬が出て人々が困っているという話を聞きつけて、
重位の息子が友人と野犬を斬りに行った。

何十匹か斬り殺してから家に戻り、刀の手入れをしながら、
「あれだけ野犬を斬ったが、一度も切先が地面に触れなかった」と
剣をたくみに制御できたおのれの腕前を友に誇った。

隣室で息子たちの会話を聞いていた東郷重位はそれを聞き咎めて、
「切先が地面に触れなかったことなど誇ってはならない」と言って、
「斬るとはこういうことだ」と脇差で目の前にあった碁盤を両断し、
畳を両断し、根太まで切り下ろしてみせた。

私の合気道の師である多田宏先生は稽古で剣を使うときには必ず
まずこの話をされる。

剣技の本質をまっすぐに衝いた逸話だからである。

重位が息子に教えたのは剣技とは「自分の持つ力を発揮する」技術ではなく、
むしろ外部から到来する、制御できない力に自分の身体を捧げる」技術
ということである。

剣というのは、扱ってみるとわかるが、
手の延長として便利に使える刃物のことではない。

そうではなくて、剣を手にすると自分の身体が整うのである。

私が剣を扱うのではなく、剣が私をあるべきかたちへ導くのである

「身体が整う」 「身体がまとまる」というのが剣を擬したときの体感である。
ひとりではできないことが剣を手にしたことでできるようになる

構えが決まると 足裏から大きな力が身体の中に流れ込んで来て、
それが刀身を通って、剣尖からほとばしり出るような感じがすることがある。

そのとき人間は剣を制御する「主体」ではもはやなく、
ある野生の力の通り道になっている。

東郷重位は「斬るとはこういうことだ」と言って、
地面に深々と斬り込むほどの剣勢を示してみせたが、

人間の筋力を以てしては木製の碁盤を斬ることはできない。
むろん鉄製の甲冑を斬ることもできない。できないはずである。

でも、それができる人がいる。

それらの剣聖たちの逸話が教えるのは、
彼らは「人間の力」を使っていなかったということである。

解剖学的にも生理学的にも人間には出せるはずのない力を発動する技術がある。

良導体となって野生の力を人間の世界に発現する技術がある。それが武芸である。

今のところ私はそのように理解している。


それが能楽とどう繋がるのか。

古代に海部(あまべ)」 「飼部(うまかひべ)」という職能民がいた。

「海部」は操船の技術、飼部は騎乗の技術を以て天皇に仕えた。

それぞれ「風と水の力」「野生獣の力」という自然エネルギーを
人間にとって有用なものに変換する技術
に熟達していた人々である。

この二つの職能民がヘゲモニーを争って、
最終的に「騎馬武者」が「海民」に勝利したのが源平合戦である。

この戦いで、騎馬武者たちは馬の野生の力を
ただ高速移動のために利用しただけでなく、人馬一体となることで

人間単独では引くことのできぬほどの強弓を引き、
人間単独では操作することのできないほど重く長い槍を振り回してみせた。

那須与一が屋島の戦いで船に掲げられた扇を射抜いた話は広く知られているが、
与一はこのとき騎射をしている。

的は揺れる船の上にある。

砂浜に立って静止して射る方が精度が高いのではないかと私は思っていたが、
たぶんそうではないのだ。

騎射するとき、乗り手は馬の筋肉をおのれのそれと連結させて、
人間単体にはできないことをし遂げる。

だから騎射の方が強度も精度も高いのである。

そのような技術の到達点を那須与一は示したのである。

他にも、源氏の側の軍功にはその卓越した「野生獣の制御技術」
にかかわるものが多い『義経は難所鵯越(ひよどりごえ)を騎馬で下り、

木曾義仲は倶利伽羅(くりから)峠の戦いで数百頭の牛を平家の陣に放った』。

それも源平の戦いが、海民と騎手が「自然力の制御技術」の
強さと巧みさを競ったのだと考えると筋が通る。

戦いは「野生獣のエネルギーを御する一族」が
「風と水のエネルギーを御する一族」を滅ぼして終わった。

けれども、能楽にはにこのとき敗れ去った海民の文化を惜しむ心情が
ゆたかに伏流している


古代に演芸を伝えた職能民たちは「獣の力」よりも
むしろ「風と水の力」に親しみを感じる海民の系譜に
連なっていたのではあるまいか。

海幸彦・山幸彦の神話でも、戦いに敗れ、おのれの敗北のさまを
繰り返し演じてみせる「俳優(わざおぎ)」の祖となったのは
漁りを業とする海幸彦の方である。

今さら言うまでもなく、能楽には『敦盛』『清経』『船弁慶』をはじめ
『平家物語』の平家方に取材した曲の方が多い。

そればかりか龍神・水神が水しぶきを上げて舞い(『竹生島』『岩船』)、
船が海を勇壮に進む情景を叙し(『高砂』)、
海浜の風景や松籟の音を好む(『松風』『弱法師』)。

ここにかつて「風と水のエネルギー」を御して列島に覇を唱えた一族への
挽歌を読むのはそれほど無稽な想像ではないのではないか。

「飼部」が体系化した「弓馬の道」は
われわれの修業している武芸のおおもとのかたちである。

それは野生の力と親しみ、身を整えてその力を受け入れ、
わが身をいわば「供物」として捧げることで
その強大な力を発動させる技法である。

能楽に通じた人なら、この定義がシテに求められている資質と
きわめて近いことに気づくはずである。

能楽は起源においては呪術的な儀礼であった。

その断片は今日でも『翁』や『三番叟』に残っている。

シャーマンがトランス状態に入って、神霊・死霊を呼び寄せ、
彼らにその恨みや悲しみや口惜しさを語らせ、

その物語を観衆たちともども歌い、舞い、
集団的なカタルシスとして経験することで
「災いをなすもの、祟りをなすもの」を鎮める。

おそらくはそのようなものであったはずである。

起源的に言えば、シテは巫覡(ふげき)であり、祭司である。

おのれの「自我」を一時的に停止させ、その身を神霊に委ねる。

ただ、その巨大なエネルギーは
能舞台という定型化された空間に封じ込められ、
美的表象として限定的に発露することしか許されない。

それが舞台からはみ出して、人間の世界に入り込まないように、
人間の世界と神霊の世界を切り分ける境界線については、
いくつもの約束事が能楽には定められている。

例えば、シテは舞い納めて橋懸かりから鏡の間に入るとき、
自分で足を止めてはならない。

後見に止められるまで歩き続ける。

それはあたかもシテに取り憑いた神霊が、後見が身体を止めた瞬間に、
そのまま惰性で身体から抜け出すのを支援するかのような動作である。

あるいは演能中にシテが意識を失ったり、急な発作で倒れたりした場合も
舞台は止めてはならない。

後見はシテを切り戸口から引き出した後、
シテに代わって最後まで舞い納めて、
舞台におろした霊をふたたび「上げる」責任がある。


私がなにより能楽のきわだった特徴だとみなすのはすり足である。

「すり足」の起源については諸説あるが、
温帯モンスーン地帯で泥濘の中を歩むという自然条件が要求した
ごく合理的な歩行法であるという武智鉄二説には十分な説得力がある。

膝をゆるめ、股関節の可動域をひろく取り、足裏全体に荷重を散し、
そっと滑るように泥濘の上を歩む。

たしかにヨーロッパ人が石畳を踵から打ち下ろすような仕方で泥濘を歩めば、
脚を泥にとられ、身動きならなくなるだろう。

しかし、「すり足」を要求したのは、
そのような物理的理由だけにはとどまらない。

温帯モンスーンの湿潤な気候と生い茂る照葉樹林という
豊穣で、宥和的な生態学的環境は、そこに住む人々に
ある種の身体運用の「傾向」を作り出しはしなかったであろうか。

「すり足」は言い方を換えれば、足裏の感度を最大化して、
地面とのゆるやかな、親しみ深い交流を享受する歩行法である。

そうやって触れる大地は、そこに種を撒くと、
収穫の時には豊かな収穫をもたらす「贈与者」である。

列島における私たちの祖先たちは、その泥濘の上を一歩進むごとに、
「おのれを養うもの」と触れ合っていた。

贈与者との直接的な触れ合いを足裏から伝わる湿気や粘り気から感じ取っていた
はずである。

おのれを養う、贈与者たる大地との一歩ごとの接触という
宗教的な感覚が身体運用に影響しないはずがない


能楽には「拍子を踏む」という動作がある。

強く踏みならす場合もあるし、かたちだけで音を立てない場合もあるが、
いずれにせよ地の神霊への挨拶であることに違いはない。

土地の神を安んじ鎮めるために盃にたたえた酒を
地面に振り注ぐ儀礼は古代中国では「興」と呼ばれたと白川静は書いているが、

それは「地鎮」の儀礼として現代日本にも残っている。

酒を注ぐと地霊は目覚める。

そして、儀礼を行った人間の思いに応えて、祝福をなす。

この信憑は稲作文化圏には広くゆきわたっているものであろう。

足拍子もまた、神社の拝殿で鈴を鳴らすのと同じく、
地霊を呼び起こすための合図であったのだと思う。

それは逆から言えば、足拍子を踏むとき以外、人間は地霊が目覚めぬように、
静かに、音を立てず、振動を起こさぬように、滑るように地面を歩まねばならぬ
という身体運用上の「しばり」をも意味している。

「すり足」とはこの地霊・地祇の住まいする大地との慎み深い交流を、
かたちとして示したものではあるまいか。

一歩進むごとに大地との親しみを味わい、自然の恵みへの感謝を告げ、
ときには大地からの祝福を促すような歩き方を、
日本列島の住民たちはその自然との固有なかかわり方の中で
選択したのではあるまいか



私が「すり足」に特にこだわるのは、この「すり足」的メンタリティから
鎌倉仏教が生まれたというのが
鈴木大拙の「日本的霊性」仮説の核心的な命題だからである。

大拙はその『日本的霊性論』において、古代においても、平安時代においても、
日本人にはまだ宗教を自前で作り出すほどの
霊的成熟には達していなかったと書いている。

日本において本格的に宗教が成立するのは鎌倉時代、

親鸞を以て嚆矢
(こうし)とする

というのが大拙の説である。

その親鸞も京都で教理を学問として学んでいたときには
宗教の本質にいまだ触れ得ていない。

親鸞が日本的霊性の覚醒を経験するのは大地との触れ合いを通じてである。

「人間は大地において自然と人間との交錯を経験する。

人間はその力を大地に加えて農産物の収穫に努める。

大地は人間の力に応じてこれを助ける。

人間の力に誠がなければ大地は協力せぬ。誠が深ければ深いだけ大地はこれを助ける。

(・・・)大地は詐らぬ、欺かぬ、またごまかされぬ。」

(鈴木大拙、『日本的霊性』、岩波文庫、1972年、44頁、強調は鈴木)

「それゆえ宗教は、親しく大地の上に起臥する人間-

即ち農民の中から出るときに、最も真実性をもつ
。」(45頁)
 
大宮人たちの都会文化は洗練されてはいたが、「自然との交錯」がなかった。

『方丈記』に記すように、

京のならひ なにわざにつけても みなもとは田舎をこそたのめる

のが都会文化の実相
である。

都会には「なまもの」がない。

加工され、人為の手垢のついた商品しかない。

そして、大拙によれば、自然との交流のないところに宗教は生まれない。

「大地を通さねばならぬ。

大地を通すというのは、大地と人間の感応道交の在るところを通すとの義である。」

(45頁)

だから、都市貴族は没落し、
農村を拠点とする武士が勃興する必然性があったと大拙は説く。
 
「平安文化はどうしても大地からの文化に置き換えられねばならなかった。

その大地を代表したものは、地方に地盤をもつ、直接農民と交渉していた武士である。

それゆえ大宮人は、どうしても武家の門前に屈伏すべきであった。

武家に武力という物理的・勢力的なものがあったがためでない。

彼らの脚跟(きゃっこん)が、深く地中に食い込んでいたからである。

歴史家は、これを経済力と物質力(または腕力)と言うかも知れぬ。

しかし自分は、大地の霊と言う。」(49頁、強調は内田)

 
流刑以後、関東でひとりの田夫として生きた親鸞は

大地の霊との出会いを通じて一種の回心を経験した

「深く地中に食い込む脚跟」の、その素足の足裏から、

大地から送られる巨大な野生の力、

無尽蔵の生成と贈与の力が流れ込んでくるのを経験した。

そのような力動的・生成的なしかた超越者が切迫してくるのを感知したとき、

日本的霊性は誕生した。大拙はそう仮説している。


そして、「大地の霊」との霊的交流は、能楽の誕生、武芸の体系化と

ほぼ同時期の出来事であった。

この三つの出来事の間に深いつながりがある。

列島住民が経験したある地殻変動的な文化的土壌の変化が
この三つの領域ではっきりしたかたちを取った。

他にもこのパラダイムシフトが別のかたちで露頭した文化現象が
あるのかも知れないが、私の思弁がたどりついたのは、
はとりあえずここまでである。

世阿弥の能楽は海民文化をどのように受け継いでいるのか、

世阿弥の技術論において「大地の霊」との交錯はどのように表象されているのか、

興味深い論件はまだいくつ手つかずのまま残されている。

いずれそれらについても語る機会があるだろう。



「謡曲」の節回しの起源は「天台声明」だといはれるし、

「落語」の起源は真宗の講の法座での「門徒坊主の説教」からだそうです。