5522の眼

ゆうぜんの電子日記、2021年版です。

女の意地

2013-07-29 22:18:05 | 社会
「張り通す女の意地や藍ゆかた」 杉田久女の夏の句を挙げているのは坪内稔典の「季語集」。明治生まれの女流家人の先駆けだった久女が好んで着た浴衣は。のりがよく利いてピシッとしていた感じがする。もちろん藍色が涼しさを増幅していると坪内は書いて、浴衣は近年、若い人に好まれ、時代とともに浴衣の風俗が変化していると世情を観察してコメントしている。 風俗変化は時の流れだろうが、若者たちの浴衣の選び方やその着 . . . 本文を読む