ぼちぼちやりま!

悪い時が過ぎれば、よい時は必ず来る。
事を成す人は、必ず時の来るのを待つ。
焦らず慌てず、静かに時の来るのを待つ。

石蕗(つわぶき)と健康寿命

2018-11-06 19:48:53 | 日記
1か月ほど前だったか、健康寿命をUPさせる方法をAIが分析するというTV番組があった。AIの出した回答は、「食事よりも運動よりも読書」、「住んでいる地域の治安」さらには「子供と同居するより1人暮らしがいい」だった。

石蕗が庭のそこかしこに咲きだした。花言葉は『謙譲』『謙遜』『先を見通す能力』だとか。

さて我には4年後に来るらしい健康寿命とやら、「読書」「治安」「別居」を合言葉として、石蕗にちなんで謙虚に先を見通してみるとするか。

あん

2018-11-05 11:37:31 | 映画曼荼羅

樹木希林の最後の主演映画がTVでやっていた。
名優、怪優である。その語録が面白くてネットからメモしてみた。
   
   ***

あのね、年をとるっていうのは本当におもしろいもの。年をとるっていうのは絶対におもしろい現象がいっぱいあるのよ。若い時には当たり前にできていたものが、できなくなる、そんなことを、ひとつずつをおもしろがってほしいのよ。楽しむのではなくて、面白がることよ。
   
おごらず、人と比べず、面白がって平気に生きればいい。病というものを駄目として、健康であることをいいとするだけなら、こんなつまらない人生はないわよ。

仕事する為に人間やってるわけじゃない。

ちゃんと生きるっていう事は、何でもない事をやるしかない。

やったことはほんのわずかだもの。やり残したことばっかりでしょう、きっと。一人の人間が生まれてから死ぬまでの間、本当にたわいもない人生だから、大仰には考えないわ。

がんはありがたい病気。周囲の相手が自分と真剣に向き合ってくれますから。ひょっとしたら、この人は来年はいないかもしれないと思ったら、その人との時間は大事でしょう? そういう意味で、がんは面白いのよ。病を悪、健康を善とするだけなら、こんなつまらない人生はないわよ。

今日、用事があること(きょうよう)を『今日用』と言っているんだけど、神さまがお与えくださった『今日用』に向き合うことが毎日の幸せなのよね。『今日用』をこなす事が、人生を使い切ったという安堵につながるんじゃない。

   ***

死に向かって、この身をどう使っていくのか、その「生き方」について彼女はこんな提言も行っている。

【1:自分の人生を人任せにしないという思考で生きる】
【2:「お天道様が見ている」という思考で生きる】
【3:「おかげ様」思考で生きる】
【4:「これもまた善し」という思考で生きる】
【5:今よりもブラッシュアップするために生きる】


光の中金堂

2018-11-02 10:45:43 | 日記
10月31日、ガキはハロウィーン、ジイはショウソウィーン。

家人が中金堂のライトアップも見たいとのことで、
前日奈良駅前のホテルを予約。
夕刻のそれでも満員の正倉院展のあと、
国博地下のミュージアムで生ビールをいただく。

その後キタマチ散歩でワインを少々、
ナラマチ界隈で夕食かねて焼酎と日本酒。
寒さ対策ができたところで、
興福寺中金堂のライトアップを鑑賞に出向く。

光のグラデーションと荘厳な現代音楽のコラボ、
ド派手なマッピングではなく、
その上質な芸術作品に酔人も感動す。

ホテルまでのぶらぶら帰りもワインに焼酎。

夜の奈良、昔は本当に何もなかった夜の奈良が、
そろそろと賑わい変わってきてますぞ、皆の衆。