ぼちぼちやりま!

悪い時が過ぎれば、よい時は必ず来る。
事を成す人は、必ず時の来るのを待つ。
焦らず慌てず、静かに時の来るのを待つ。

WHAT→HOW→WHY

2011-06-11 11:25:33 | 災害大国
例えば、サラリーマンはどんな仕事をするべきかを知っていればそれで一日の碌にはありつける。この伝票をこちらに書き写す、パソコンにこのデータをインプットするといった作業的なレベル・・・単純に言えば新入社員、つまりWHATの世界。

しかし、それだけでは生産効率は上がらない。どのようにして行うか、最適解はなにかを求めること、それがHOWの世界。たとえてみれば管理職の世界。・・・ここまではどの会社、組織にもありうること。

しかしありそうでないのがWHYの世界。
「金を儲けるのがWHYに対するREASONだ」と多くの経営者はいう。それは間違い。「金儲け」は社長レベルのWHATでしかない。仕事というworkを通して何をするか、人を納得させるだけのWHYをもっていなければ人はついていかない。WHYをもたない企業はいずれ社会の荒波にのみこまれる。

リンカーンは言った「by the people、of the people、for the people」と。
そこから今日のアメリカの自由が生まれた。
キング牧師は繰り返した「i have a dream,I believe・・・」と。
だから25万人もの聴衆が集まった。

   ***

地震で壊れない建物を作れば、子供たちの笑顔が見られる・・・
この薬が完成すれば、ガンで苦しめられる人々を救うことができる・・・
薩長が同盟を結べば殺し合いせずに、新しい時代に入れる・・・
この法律ができれば被災地に笑顔がもどる・・・

一時期はHOW TOが流行ったが、近年はWHATしかみあたらない世の中になっていた。
今一度、WHYをそれぞれが問い直す必要に迫られてる。
脱原発もそこから始まる。

   ***

WHYはおろか、HOWも語れず、WHATですらもたついてる国家に、
それでも頼らなければならないかの地に、雨が降る。

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一応のメド・・・

2011-06-09 20:32:00 | 農業・菜園
・・・がついたら退陣するとか。
それもいいけど、本当はいつまでに退陣出来るメドをつける、というのが本筋だろう。
もっとも、本筋で言えば、『こんなことやってる場合か!』だけど。

一国の総理を寄ってたかって引きずりおろすことが国会の仕事かと、嘆いていても仕方がない。
けれど事態は一層深刻になるばかり、すべてにおいて時の価値を忘れている。
【 義援金 三月の利子は どこ行った 】

   ***

今のフクシマは、放射能の直接的な被害もさることながら、
これから何十年も苦しめることになるかもしれない間接的な被害が怖い。
福島出身を名乗れないという葛藤、いつガンになるかという恐怖・・・。
今出来ることは、一刻も早い避難しかない。そこにメドなんて言葉は当てはまらない。



   ***

トマトに雨避けの覆いをかけてみた。
もっともらしい菜園に見える。趣味はまず格好から入るべし。
羽生3連勝にてタイにする。申し訳ないけど、熱戦に時を忘れる。





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断酒幸福

2011-06-08 23:02:20 | 文化
実家の10畳間に、片山哲(第46代総理大臣 ‘47~’48)の書が掛っている。
「断酒幸福」という、漫然としていつの時代にも通用するような題目である。

父はそれを背にして、よく酒を飲んでいた。
大正人間で、天皇陛下に青春を捧げた生粋の関東軍軍人の彼が、
なぜ、社会党党首の書を手に入れたのかいきさつはとんと不案内だが、
人が来るたびにさりげなく自慢していたように思う。

ボクは、これを幼少の折からず~とその字体を追ってきて、
それでいて親父とおんなじように酒を愛でながら、この年齢に達した。
我が家においては、空気の如きオブジェと化したこの書は、
ほとんど書としてのアフォリズムの役目を果たしてこなかった。

60を越した今、つくづく眺めるに、
50年以上家族からはほとんど無視されながら居座ってきたその書の、
目立ってきたシミに対しても、幾分の慈愛を覚えるようになってきていた。
これも年齢というものだろうか。
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リアルなインパクト

2011-06-05 22:13:05 | 文化
オークス、ダービーとさっぱりやったけど、
安田記念は、ないやろうと思いつつもやっぱりアパパネやと思ってた。
そしたら、まさかのリアルなインパクト・・・なるほどなぁ。
幹線道路沿いのコンビニに駐車し、ナビのTVに観戦、感心、感動のG1。

   ***

菅さん、辞めるんやったらG8でもっと好きなこと宣言してくれば良かった。
「1000万戸に太陽熱発電」なんて中途半端な言葉ではなく、
「日本はヒロシマで始まりフクシマで卒業します、
後始末すら未完成の技術に国家を委ねません。目指すは脱原発国家です!」 な~んて。
どうせなら今度こそ、オザワ・ポッポの首と引き換えに後進に道を譲りたし。

   ***

国旗・国歌に対する【礼】を一知事がとやかく糺す理由がどこにあるかとんとわからない。
彼らが起立しない根源的な理由を理解することから、民主主義が始まるのではないか。
法治国家の名のもとに専制がまかり通れば、いつか来た道を歩むことにつながってしまう。
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どくだみの季節

2011-06-04 22:16:51 | 日本の四季
菅総理をめぐるドタバタ記事について、肩をモミモミしながら新聞社のモニター原稿を作成。
午前中一杯かかる。

午後、庭のどくだみを摘んで高血圧対策の薬用茶を作ろうと思ったけど、
イマイチ気勢上がらず。明日出来ることは今日はせず。

英会話のDVDを見るものの、40年前には覚えていたはずの英単語が完全に初対面。
3日前の英会話教室で、Mr.Steavに習ったことすら、すんなり出てこない。
ヒアリングも進歩なし。First of all が何度聞いてもフェスティバルに聞こえる。
ただただ、アルファベット26文字で歴史と文化を築いた西洋人に感服。

【遼クンのようにはいかないあの教材】

明日は里山の畑にて、3時間程、草むしりandノラ仕事の予定。
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