ぼちぼちやりま!

悪い時が過ぎれば、よい時は必ず来る。
事を成す人は、必ず時の来るのを待つ。
焦らず慌てず、静かに時の来るのを待つ。

電波時計

2019-01-21 19:24:08 | 文化
2年ほど前に買った居間の電波掛時計の秒針が止まっている。時を告げる長針・短針は正確に動いてるのに。試しに電池交換をしてみた。秒針が12の位置まで一周して止まった。それだけ。何にも起こらない。しばらくしてみると長針も短針も1ミリも動かなくなった。完全にフリーズしている。
裏面のRESETボタンをボールペンで押してみる。秒針が一周して12の位置で止まる。WAVEボタンやSETボタンを押しても変化ない。たぶん電波を拾ってないだけや、と窓際において翌朝まで待つ。けど朝がきても全然動いていない。電池を抜き差ししたり、RESETボタンを長押ししたり、念をこめてまじない押しをしても相変わらず秒針が一周して12のとこで止まるだけ。仕方がないのでネットにて対処法を調べる。ほとんどの意見は電池を入れ替えたら勝手に定時のところまで動きだす、というもの。ついにメーカーのHPでお客様相談室をみつけて電話した。
「電池を入れ替えたら動かなくなりましてね」
「RESETぼたんはおされましたか?」
「ハイ、何度も」
「電池はアルカリ電池ですか」
「え~と、ハイ、アルカリ電池ですね」
「電池期限は大丈夫ですか」
「エッ、新しいものですが、電池期限はどこに書いてる?」
「マイナス面にかいてるはずですが」
「あら、ほんま。小さく書いてある。ハズキルーペがないと読めんわ」
「けど秒針は一周したんですね、なら電池は大丈夫でしょう」
なんてやりとりのあと結論は「故障です」。
「保証書を探してみてください。1年以内なら無料修理できますから。」

定価8000円だが安売り店で3000円ぐらいで買ったもの。諦めるには早いが保証期間は過ぎているはず。新品を買うしかないか。こんにゃろうと、電波時計の裏面をげんこつでどつく。
あっ!う、う、うごきだした!長針がくるくると回りだし、短針もせかされるように動き出した。

昔、ばあちゃんは壊れた白黒TVをどついて直してた。
電波時計という平成家電も、どうやら昭和家電のDNAを受けついでくれてるようですよ。


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