「神狩り」 山田正紀 1976.1
「ここから先は何もない」 山田正紀 2017.6
新聞書評で知った山田正樹の最新SF「ここから先は何もない」、初期の「神狩り」とともに読む。3億キロ彼方の小惑星で発見された化石人骨"エルヴィス"を通して、生命の起源などを追及するミステリーSF小説。伏線のエンタメにO.ヘンリーにガストン・ルルー、ボブ・ディランに中島みゆきを取り入れてサービス精神旺盛なれど、根底には深淵なるテーマ、ホモサピエンスとAIと神の系図あり。
我々と同世代の作者が探求するものがおそろしく若々しく斬新なれど、脈々と流れるテーゼは20代と60代において変わらぬ点に驚かされる。一気読みした力作なり。
「ここから先は何もない」 山田正紀 2017.6
新聞書評で知った山田正樹の最新SF「ここから先は何もない」、初期の「神狩り」とともに読む。3億キロ彼方の小惑星で発見された化石人骨"エルヴィス"を通して、生命の起源などを追及するミステリーSF小説。伏線のエンタメにO.ヘンリーにガストン・ルルー、ボブ・ディランに中島みゆきを取り入れてサービス精神旺盛なれど、根底には深淵なるテーマ、ホモサピエンスとAIと神の系図あり。
我々と同世代の作者が探求するものがおそろしく若々しく斬新なれど、脈々と流れるテーゼは20代と60代において変わらぬ点に驚かされる。一気読みした力作なり。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます