酒続き

「オグラケイ、あかんたれやなぁ、アイツは！。だいたい400万は大金やけど、はいつくばってでも返さなあかんやろ。昼は土方して夜は居酒屋で働いたらええねん。毎月２０万円返したら２年でめでたく結婚できる、ちゅうもんや。所詮、ひとさまから借りたもんは返すちゅうのがジョウシキやろ！　なんやあのオグラケイゆう奴は、なぁ！　お前はハガイジメかちゅうの、知らんけど。」ジイは３合の焼酎に酔っぱらってクダをまく。バアバたまらず口をだす。「そらあんた、ハガイジメやのうてハガケンジ。オグラやのうてぇ・・・オ、オ、オ？・・・なんやったかいな？」

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94歳の母親が年末に尻もちをついて腰椎圧迫骨折。年が明けて地元岡山の病院に只今入院加療中。個室に入れたのはいいけれど、院内の慎重すぎるリハビリが退屈の極み状態を生み、ブツブツとした欲求不満の矛先がこっちに回ってくる。さわらぬ神になんとやら。おかげで当方、大阪～岡山を行ったり来たり。ただし、酒だけは夜ごとついて回ってる。ちょっと減らさにゃぁ、なぁ。