ぼちぼちやりま!

悪い時が過ぎれば、よい時は必ず来る。
事を成す人は、必ず時の来るのを待つ。
焦らず慌てず、静かに時の来るのを待つ。

ザコツシンケーツー(2)

2016-11-18 21:34:54 | 日記
11月8日の朝に左臀部に強烈な痛みが走った。
翌9日、別件で予約していた徒歩5分の整形医院に、車で行く。一目で坐骨神経痛でしょうと診断され、鎮痛剤をもらった。4年前にも同じところを同じように痛めていたから、経験上リハビリ体操が有効と、ネットを開けてバタバタやってみる。
1日おいても回復の兆しなく、痛みは増す一方。再度その新築医院を訪ね、今度は痛部にステロイド注射をうってもらう。所詮痛み止め、根本治療ではない。さらに呑兵衛には麻酔の効きが悪いノダ。つまり、あんまり効かない。
やむなく数日間、オラ流でアルコール消毒に走る。当たり前だけど相当酔っても痛みがボヤケル程度の効果しかない。逆に夜中転倒して額を痛打し、翌朝には右目の眉から睫毛までの瞼が真っ黒になってしまう。パンダというよりも狸である。
仕方なく再度方針転換して、断酒の上、リハビリ体操禁止、完全安静をとることにした。いや実際寝床からトイレまでの3m移動すらが苦痛で、真剣に尿瓶の代用を探すほど。痛くて痛くて夜も寝られず、睡眠薬を増量しても2~3時間うつらうつらする程度。

「激痛度は10段階で9.5です。麻酔注射と癌疼痛用の薬で1ポイント減る程度。注射は効き目が1時間ぐらいしかないし、薬は眩暈がひどくなって気分が悪い」と若い医者に言いたい放題のジジイ。「MRIを撮りませんか」と検査を薦められるも、他所に行ってまで大げさなことはしたくない。確実に治るなら受けもするが、検査のためにこんな状態で大病院をウロチョロするなんてとてもとても。
どうせ挙句に「やっぱり椎間板ヘルニアでした。手術しますか、どうしますか?」と脅されるのがオチ。いやだよ手術なんて。だってヘルニアでも痛みが全くない人もいたり、しかも飛び出た椎間板は自己免疫作用で半年で消えるもの、ってガッテンでやってたやん。

「MRIがイヤということは、ひょっとして閉所恐怖症でも?」と助け船、我儘ジジイは大きくうなずく。「そ、そうやねん。10分ぐらいで頻脈発作になり30分もするともうアカンと騒ぎだしそう。全身麻酔でやってくれるところがあったらええねんけどねぇ」 そんなやり取りを経て、若手医師が操るパソコン上の電子カルテから、MRI検査は抹消された。
発症して2回目のステロイド注射を打ち、痛み止めの薬をロキソニンに変えて、今日の受診を終える。

   ***

実は、おかげさまで痛みの平均値は昨日あたりから少し下がる傾向にあり、ひょっとして急性期からは脱出しつつあるのかなと思っております。ただし恐怖の9.5感覚に陥るときも日に数回以上あるのですが。
(ボクの表現はかなりオーバーだと女房は言う。ある時痛み度が12ぐらいや!と苦痛にノタウチ回りながらウナッタ。なんやそれ?と冷ややかな視線を感じたので、イタイ足をちょん切ってほしいということや!とわめくと、それを10といううんやで!と一蹴された)

内心は、この痛みから解放される日が、狸目の黒墨が消えより日よりも、豪栄道の綱獲りが確約される日よりも、当然いち早く来てくれるものだと信じてるのですが・・・



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