ぼちぼちやりま!

悪い時が過ぎれば、よい時は必ず来る。
事を成す人は、必ず時の来るのを待つ。
焦らず慌てず、静かに時の来るのを待つ。

近つ飛鳥の梅と安藤忠雄

2016-03-05 18:00:54 | 日記
「こんな辺鄙なとこに、まあよう来はるなぁ・・・」 聴衆400人の掴みは、達者な安藤節から始まった。「好奇心は生きるエネルギーでっせ。判断力につながります。好奇心を充満してお互い100まで生きましょうャ!」「新国立もねえ、ボクに最後まで面倒見させてくれてたらねえ・・・」「京都は金沢に負けてる。町屋・パーキング・町屋・パーキングではあきまへん。大阪もリニアはけえへんし、どん底やで。ニホンから見放されてまっせ!」

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今日で3日連続の講演会なのだとか。お元気である。
胆のう、脾臓、十二指腸、そして膵臓まで失った人間だとはとても思えない。

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さらに「育てる」ことの重要性を強調する。建築でも子供でも植物でも、一旦作ったら育て続けることが肝要だと。その変化を楽しむことがボク達の生きる好奇心につながると。【狭山の桜】 【直島の植樹】 【長尾小学校のドングリ】 【真駒内霊園のラベンダー】 そして【近つ飛鳥の梅】など、建築を超えた環境の在り方について、安藤節は古墳の山に冴えわたっていく。

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