ぼちぼちやりま!

悪い時が過ぎれば、よい時は必ず来る。
事を成す人は、必ず時の来るのを待つ。
焦らず慌てず、静かに時の来るのを待つ。

映画鑑賞

2018-06-09 21:23:50 | 映画曼荼羅
近頃、溜飲を下げることがない。消化不良ばっかり。梅雨空と一緒でどうにもスカッとしない。だもんで、モール街の映画館に行ってみる。「終わった人」でも「万引き家族」でも「のみとり侍」でも「コナン」でもよかったのだけれど、ちょうど開演時刻に切符売り場についたという理由で、「羊と鋼の森」を観た。本屋大賞の作品、さわやかな後味の良さは残った。しばしの喉のつかえがとれ、若干の元気が出てきた感じ。帰りにスーパーに寄ってホルモン買って、ニンニク炒めで一杯やるか。

♪もしもピアノが弾けたなら・・・


あるべき姿

2018-06-09 13:41:01 | 社会問題
どうも「あるべき姿」を忘れてしまってるような。
司法・立法・行政の3権分立、戦争放棄・国民主権の憲法精神、大学は学生を守り、親が子を守る、当たり前のあるべき姿がどこかに行ってしまって、本当にこの国はどこに行くのか。胸苦しさを覚える連日の報道。

常軌を逸した政権腐敗が日々刻々と白日の下に曝されているにも関わらず、その支持率動向は底堅い。つまり自分たちの社会がすでに破綻しているということや、劣悪な格差支配が進んでるということから目を背けている人々が数多くいる、ということ。東南海地震で1400兆円をこえる累積損傷想定を打ち出した学会の警告に、瞬きすらせず、早朝の満員電車に揺られて会社にたどり着き、パソコン相手に面白くもないデータ入力に一日を過ごし、唯一の楽しみが帰宅駅のワンカップ、棄てられた夕刊紙を拾って家路を目指す、そんな日常にしがみ付くおじさん姿に過去の吾を見る。
そんなタメ口もすでに「終わった人」ゆえの戯言と捉えるか?

上から下まで、大人から子供まで、「あるべき姿」を聞かなくなってしまった気がする。国家の、親の、ヒトの「あるべき姿」を堂々と語れない・語らない社会は、本当に如何なものか。