ぼちぼちやりま!

悪い時が過ぎれば、よい時は必ず来る。
事を成す人は、必ず時の来るのを待つ。
焦らず慌てず、静かに時の来るのを待つ。

偶然?

2012-02-20 23:46:41 | 建築ランダム
栃錦、長嶋茂雄、アントニオ猪木の共通点は?
・・・みんな今日2月20日が誕生日だとか、これは偶然。

秀吉と光秀、ともに秀が付いているが、これは偶然?

さらに、信玄、謙信、信長に共通する信の字、これも今のところ、偶然!

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日本建築の美を再発見したブルーノ・タウトは、一方で日本古来の木造技術に耐風性や耐震性が欠けているのではないかといった。災害に対して無頓着・無反省で建築本体も無防備であり、ようよう偶然の力で建っているというのである。
五重塔もその偶然の産物だと研究者は追認する。木造であることの長周期性や、木組みの多さによる高減衰性、可動領域の広さによる許容変形量の増大などが、偶然にも、耐震性を付与する結果になったのではないかと。

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技術的には偶然の産物かもしれないが、偶然で千年もつ建物は作れない。

法隆寺を建てた大工は千年もつものをつくったものではなく、
千年もたせるに値する建物をつくったのだ。
だから後世の人間がその限りをつくして、それぞれの時代を生かさせた。

偶然の裏に必然あり、か。