ぼちぼちやりま!

悪い時が過ぎれば、よい時は必ず来る。
事を成す人は、必ず時の来るのを待つ。
焦らず慌てず、静かに時の来るのを待つ。

病院勤務医に思う

2009-09-04 05:41:28 | 日記
しばらく大阪を離れていたり、ちょっと色々あったりして、気がつけば周りは選挙も終わり、祭りの後の秋景色。
旅に出ていても、ケータイからブログに書き込めるはずなんですが、一回失敗してから面倒くさくなり、漸く自宅パソコンから書き込みを開始しだした。ご無沙汰しました。

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昨日の朝日新聞で【病院勤務医1割「心のケア必要」】と題した記事があったのでメモする。
日本医師会が病院勤務医の健康状態を調査したところ、寝つきの悪さや、食欲の有無、集中力の低下などの精神的な疲労度調査の結果、9%が中程度以上の深刻な状態にあり、メンタルヘルスの支援が必要だと判定された。さらに5%は1週間に何回も自殺や死について考えていた。また1%は「具体的な計画を立てたり、実際に死のうとしたりした」という。

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医者→政治家→芸術家の順に長生きするとよく言われたが、それは過酷な労働状況と医者の不養生からきているたとえで、今回の調査はそれとは別の次元のもので、はるかに深刻。
今の医者は、定時に終われるラクな開業医に移りたがる。この調査結果は、それの裏返しで、病院勤務医の過酷な実態・・・時間無制限で勤務につき、技術的にも困難な患者を相手にし、ことあれば「医療裁判」に訴えられる現実・・・をあらわしているのだろう。
我々はあまりにもコンビニ的に病院を利用しすぎてはいないか。それなりの知識をつけて慎重に対応していく必要がありはしないか。薬屋ばかりに儲けさせる必要はない。

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こんなことを言えばまたお叱りを受けるのだろうけれど、ちょっと子供に熱が出たからといって、やれ新型インフルだとか言って慌てふためき、ワクチンだ、タミフルだと大騒ぎすぎるバカな親が多すぎる。その程度で夜中に救急医に行く必要なんかまるでない。冷たい言い方だけど、死ぬ奴はなにをしても死ぬ、そのくらいの気構えで、結果的にA型であっったとしても、ワクチンをタダで打ってもらったと思って、様子を見ていればいいのだ。