一人前の大人になる為に

日々の出来事を正直に見栄を張らずに。職務上の立場を悪用した同僚に内容を監視されているので、きっかけを待って消えます。

ラーメン二九六

2023年04月22日 20時00分00秒 | ラーメン二九六

10月下旬の日曜日のことです。仕事を早めに切り上げ自家用車で向かいました。途中、想定外の渋滞に巻き込まれ、店頭へは計画より20分程遅れた20時01分に到着。宣告済も覚悟していましたが、テラスと店奥の席はほぼ空席という落ち着いた客入りとうこともあって、無事食券を購入でき、4分後にはカウンター席へと案内されました。また、その後に訪れたのは2人のみでした。そういった状況でしたので、「もうお客さん来ないよね」という感じで、20時25分に閉店となりました。

 

店主さんによると厨房の広さの関係で、平日は100食程度、休日でも120~130食分の仕込みが限界だそう。お昼の時間帯の方が来客数が断然多いので昼営業がある日の夜営業は、(夜間営業することが店舗契約の条件となっているので、提供可能数が少ないと分かっていても営業しないわけにはいかない)自然と早仕舞いの傾向が強くなるそうです。この日ももやしが途中で切れてしまい、急遽買い足しに走ったのだとか。移転も検討しているそうですが、家賃等の関係で納得できる物件を探し出すのも困難とのこと。個人的には、この繁盛ぶりなら固定のお客さんも沢山ついているでしょうから、もう少し強気になっても、とも思いますが、商売というのは大変なんですね。

 

TKMたまごかけ麺(スープ付)大、大蒜脂。配膳前に「スープにニンニク入れますか?」と問われました。

 

麺丼。

 

同じロットのラーメンと同時に8分前後の茹で時間で鍋から取り出されると、テポざるに移され水道水でしめられて提供されました。

 

そのままを一啜りすると、グニグニとして強い弾力が伝わってきました。試しにと、スープに浸すと一気にふにゃっと軟らかく変化しました。

 

オレンジ色の黄身が、いかにも濃厚であること、そして上質であることを物語っていました。別売りされていたTKM用卵は、普通のよりも30円高く設定されていましたので、どこかのブランド卵かも。

 

手で千切られたようなパリパリとした海苔。

 

底には僅かな酸味を伴った、

 

恐らくつけ麺用のタレが注がれていました。

 

卵と海苔をかき混ぜました。

 

卵を溶くと一気に円やかに。どういう食べ方が正しいのかわかりませんが、つけ麺のようにスープに麺を潜らせるのではなく、敢えてスープ付と表記しているように、別々に食べた方がよりその特長を楽しめるように思いました。

 

スープ。

 

豚。

 

箸を通じて少し力を伝えただけで、ぽろぽろと崩れた豚。

 

赤みがかって、瑞々し過ぎて緩くもなくパサつきもない絶妙な歯応えの豚。少しだけ備わった脂身はとろりと。

 

茹で湯に味がついているのか茶色い見ためで、元々ぐったりとしていたのが、スープを吸ってさらにクタクタに。

 

何か一つだけが突出することなく、醤油ベースで後味あっさりなのに一本調子というわけではない、軽さの中に旨味が豊富に詰まっているような。ですから、飲み応えがありました。

 

白っぽい見ためでカリカリとした大蒜。

 

プチプチとした背脂には、甘じょっぱい味が付けられていました。

 

ほぐし豚は店主さんからのサービス。

 

たまにしか来ないのに、ありがとうございます。

 

ゆっくりビールを飲みながらつまみたいのですが、ここ最近の混雑具合では気が引けてしまいます。

 

およそ11分で完食した後も、店主さんから貴重なお話を聞かせていただき、笑顔が素敵な女性助手さんにもお礼を伝え、退店しました。

 



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