11月中旬の平日に午後から有給休暇を取得して利用しました。いつもより早めにお店付近に到着し、余裕があったので商業施設のトイレへ。用を足し終え、ズボンのファスナーを上げようとするとピクリとも動きません。何とかしようと数分間悪戦苦闘するも微動だにせず。このままでは間に合わないと諦め、チャック全開のまま14時26分過ぎに店頭に到着。すると、店外店内共に待ち客が居なかったので直ぐに入店。結局私が最後の来客となり、14時33分に閉店となりました。
大ラーメン麺増し(小2玉)、大蒜脂。
緑と茶と黄のコントラストが美しいビジュアル。
茹で時間は7分間でした。
滑らかさを通り越してツルツルとした表面。中層部以下ではシコシコとしたハードな噛み応えが伝わって来ました。
最後は生卵と絡めて。
キャベツの比率高めの野菜。それに茹で加減も加わってかなり口当たりが良く、また甘味も力強く感じられました。改めて見返すと、結構量ありますね。野菜増しにしたらどうなるのでしょうか?
豚は3つ。
サクサクとして甘みを覚える脂身とカチッとした赤身。
こちらの赤身はやや軟らかめで程良い弾力。すんなりと胃の中へ。
テトラポッドに似た形状の端豚は、内在する繊維によって歯応え強めの赤身を備えて。
裏返すと。直線的に塩加減の強さを伝えるタレがよく染みていました。茶色く色付いた脂身が食欲をそそりますね。
醤油の存在感が強く塩味が舌を強く刺激したスープ。その後に、豚を主要因としたであろう旨味が徐々にその味の記憶を上書きしていくイメージです。また、何度か口に含んでいると遠くの方に仄かな酸味が見え隠れしてきました。時々この日のように酸っぱさを覚えることがあるのですが、大蒜の作用なのかなぁと。
細かな大蒜はしっとり系。食べ始める前、麺を移動させている間に丼底に沈んでしましました。
固形脂も大蒜同様、大半が行方不明になり、結果的にスープに溶かすようにして。
生卵。食べ始める前に熱々の麺を可能な限り移しました。
閉店後の店内でのんびりと約18分をかけて完食。閉店後も居座ってしまい、店主さんにも助手さんにも申し訳ないのですが、贅沢な時間を過ごせる魅力に抗うことが出来ず、今後もこの様な訪問形式を続けられたと思いながらお店を後にしました。
11月下旬の連休に店内飲食営業をする予定があるかを尋ねると「人が集まれば。よし、月曜日は昼夜営業することにしよう。」って、今決めたようなこと言って。やっぱり上手だね。