本来なら東京オリンピックの開会式が行われていた日、柏市内で成分献血を行った後電車を乗り継いで都営新宿線一之江駅へ。そこから数分歩き、ラーメン二郎一之江店への入店を待つ27人の最後尾へ向かいました。すると即座に「今日は私でお終いだそうです。」とのありがたいお言葉を頂戴しました。それは13時10分を過ぎた頃のことでした。初めて訪れた街で、何のあてもないので元来た経路で乗換の為に本八幡駅に。せっかく交通費を払ったのだからと、周辺を散策していると、聞き覚えのあるお店を見つけました。尚、帰宅後最近開店した話題のインスパイア系のお店が近くにあったことに気が付きましたが、この時は一切。
六厘舎の流れをくむお店だから知っていたのですね。入口で食券を購入し店内で少し待って席に案内されました。
中華そば(並)。
具材は、チャーシューとメンマと海苔。スープにはネギが浮いています。
麺は細めです。
パッツンとして食感で、日本蕎麦に似た弾力を有しています。
麺自体はとても長いです。
茹で加減そのものは標準かやや軟らかめだと思うのですが、四角さとその密度の高さから、口の中でその形状を確かに感知できました。
赤身と脂身のバランスが良く、温められたこともあってしっとりさが増した軟らかなチャーシュー。
ややしんなり寄りのメンマ。
鶏ガラ強めの動物系のそれと醤油の塩味とが重なり合って醸し出す旨味に液体油のコクが加わって、飲み応えにキレが伴うスープ。一般的に言われる「志那そば」のそれを想像して下さい。
ネギにはややシャキさが残っています。
韓国海苔のような味がついていました。
パリっとしているうちに麺を巻いて。
7分程で完食。シンプルながらも食べ応えのある一杯でした。値段も考慮すれば、日常の昼食としてなら大満足できるクオリティだと思いました。