宇ち多゙を退店すると、引き寄せられるように踏切を渡り気が付くと入店していたお店。まぁ、有名店なので以前から
行ってみたいと思っていたのです。丁度カウンター席が一つだけ空いており、そこに案内されました。
店内に掲示されたメニューは税抜きのよう。
お酒を注文。
お通しは生姜が良く効いた鶏皮を煮たもので、冷えてくるとコラーゲンがプルプルと固まっていきました。
卓上調味料は食塩と醤油と山椒と唐辛子。
若鶏唐揚を注文。この日は580円、630円、680円、730円となっており、当然のように730円を。提供ま
でには20分近くかかりました。
隣のお客さんは既に年金を満額受給しているであろう綺麗所に食べ易いよう解体してもらっていたので、私も別の方に
お願いすると「自分でやらないと覚えないから自分でやりなさい。」と。この対応、嫌いじゃありません。解体方法は
基本的に、最初に向かって左側の骨を2つに折った後、それ以外の飛び出した骨の部分を手で持って自分とは反対方向
に動かす、だったと記憶しています。
解体完了後のお姿。
脂身が少なくササミのような部位。
身を削ぐようにしゃぶりつきます。
ももの部分ですね。皮は香ばしく油たっぷり、ジューシーです。
衣と呼べるものは極薄もパリッとして身離れの良い肉質、鶏の旨味をしっかりと感じられます。
付け合わせは千切りキャベツ。解体した唐揚げをこの上に置き、染み出したエキスを漏れなく頂戴するのに重宝するそ
うです。
かなりの量なので途中飽きてきたのも事実です。ただ、冷めてしまっては美味しさが半減してしまうでしょうから、あ
る程度の食べるスピードも必要です。ですので、酒のつまみというよりも食事という側面の方が強い気がしました。尚
お会計時には件のマダムより「それ残すの?」と。繰り返しますがこの感じ嫌いじゃないんです。お代の1,554円
(内訳不明)を支払って退店し、徒歩でJR金町駅を目指しました。
自分でも嫌になる方向音痴ぶりです。
結局,目的地までには1時間40分を要しました。