昭和レトロな食器棚

前のおうちより広くなったキッチンに合う、大きい食器棚が欲しいと思っていたら
思わぬ拾いものをしてしまいました。
お向かいのお宅が、家具を捨てようとされているところに
私がタイミングよく通りかかったのです。

古い大きい食器棚は、お向かいさんにとって
「古くさくて、流行遅れだし、大きすぎて忌々しい存在。」だったと見えます。

しかし私にとっては、「なんて昭和レトロで素敵な食器棚。」です。
「えっ、これ捨てるんですか！」「あの～、もしよかったら譲っていただけませんか・・・。」
と申し上げると、「どうぞどうぞ、もらっていただけるならうちも助かります。」
とおっしゃるので、頂くことになりました。

こちらがお向かいさんから頂いた食器棚です。



昭和レトロなデザインです。

上の段の4杯の引き出しのうちの、一番右のだけ化粧板の色が「あれ、ちょっと違う・・・。」
と思いましたが、それもご愛敬です。
昭和の庶民の家具らしくて、好感をもって許すことにします。



ガラスの引き戸のリムの感じが「古かわいい」です。



このあいだギフトショーに行ったときに、黄色のオールドパイレックスのマグを見つけて、
６色全部の色が揃ったので、うれしくて思わず並べてみました。



オールドパイレックスがほんとうによく似合う食器棚だと思います。



引き出しの取っ手が錆びていたので、サンドペーパーをかけて、ペイントしてみました。



引き戸の取っ手の剥げた塗装から、たぶん前はこんな感じの色だったんじゃないか
と思えたのです。



お嫁に来た食器棚に、ちょっとお化粧してあげたら
自分のものになった気がしました。