LOTUS BLUE DIARY

インテリアとリビングと手作りのお話

二つのベッドルーム

2008-04-22 06:49:11 | インテリア
今週は、友紀建築工房さんのお家をご紹介したいと思います。

一軒のお家をまるごとコーディネートすると、
大抵二つのベッドルームを作る場合が多いのですが、
いつも同じようなベッドルームにならないよう
カラースキームに変化をつけるようにしています。



友紀建築工房さんのお家のコーディネートは、これで2軒目です。
前回は、子供部屋が”モカベージュ”、主寝室が”生成り”でしたので、
今回は、ガラッと変えなきゃと思い、”赤”い子供部屋にしました。



ベッドカバーに合わせ、ナイトテーブルの上の小物も”赤”で揃えます。

家の外のガードレールの脇にビッシリと咲いていた”きんぎょ草”を
ちょいと拝借し、赤い花器に生けました。
赤いフォトフレームは、100円ショップで見つけたのですが
ちょっとカントリー調で、安っぽくなくこれなら合格、と導入しました。
小さな木の小物入れは、実は“歯”を入れるための小箱です。
抜けた歯をこうして枕もとの小箱に入れる風習が、ヨーロッパにはあります。
「はやく大人の歯が生えますように。」というおまじないです。

変な顔の、白いくまの親子のぬいぐるみに座ってもらいました。
赤いベッドに真白の利き色をコントラストにしたかったのです。

単調なベッドの飾り付けには、いつもアクセントをどうしようか
と迷いながら、物を探しています。



主寝室の色を、”サックスブルー”にしました。

前回使用したのと同じ飛騨産業の”バゲット”というシリーズのベッドが
ブルーのベッドメイクで全く違うベッドになりました。

ベッドというのは、ファブリックを換えることによってガラリと変わります。
いつも、次はどんなベッドメイクにしようかなと思いながら
あれこれ楽しく悩んだりしてます。

日本の一般家庭は、まだベッドメークをするという習慣がありません。
コンフォーターケース(掛け布団カバー)が普及し、
ベッドカバーはそれほど作られていないので、ついベッドメークしないまま
布団をかけっぱなし、というのが主流なのが私には残念です。
欧米では、ベッドは人に見せても恥ずかしくないよう
きちんとベッドメークします。
子供も自分のベッドは自分でベッドメークすることをしつけられています。

ウエスタンスタイルに乗っ取り、ベッドで寝起きするならば
やはりベッドメークしてほしいな、と私は思います。
日本は先進国でありながら、いまだ”インテリアの後進国”と言われています。
日本のお家を「もっとこうしましょうよ。」「決して、お金のかかることじゃありません。」
「様式を整えましょう。」「そうした上で、センスとアイデアですよ。」
とベッドに関して力説したい、ながいです。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
水を得た魚 (安藤)
2008-04-23 12:30:31
美奈子さん、

こんにちは、安藤です。
毎回、楽しく拝見させてもらってます。

なんか、次々へとonとoffが繰り広げられていて
乗ってるぜって感じが伝わってきますね。
返信する
男前、安藤さんへ (ながい)
2008-04-23 14:13:01
安藤さん、こんにちは。
忙しくてなかなかお会いできない
と思っていると、よく道でお会いしますよね。

こんどまた、ゆっくりと
男前、安藤さんとお茶したいものです。

近いうちにタイニーで会えますように。
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