LOTUS BLUE DIARY

インテリアとリビングと手作りのお話

ガーデナーの小部屋

2015-09-02 11:15:33 | インテリア
ブログをお休みしていた去年の8月に手掛けた、福島県の工務店さんのおうちの装飾をご紹介します。

いく部屋かお部屋があるうち、使用目的のはっきりしない小さな一部屋がありました。

玄関から室内へと向かう、外から内への中間的位置にある、スキップになっていて室内の床レベルから少し上がった、なんとも面白い可愛い部屋です。

こちらのお部屋の棚にはもともと建築模型が数個、安易に(失礼)置かれていました。

この部屋を、私は、「ガーデナーの小部屋」にしたいと思いました。



ガーデニングを愛する主人が、日々のハーベストを外から内へと取り込み、日記を綴るように毎日のガーデニングの記録をしたためる。
採取した種を大切に瓶に入れながら、来年に蒔く計画を立てる。
ガーデニングにまつわる本を見ながら、庭のプランを練る。
取れた花をどう活けようか、積んだハーブでどんな料理を作ろうか、あれこれ考える。

想像しただけでもワクワクする園芸生活を、自然と彷彿させるお部屋にしたいと思ったのです。



私自身、ガーデニングを日課とし、植物を育てること、ハーブを食することを楽しみにしています。

普段使っている、ガーデングッズを配しました。
小さなシャベル、ブリキのポット、種などを入れるガラスのリージェントボトル、マーキングプレート、プランターブラシ、レクタングルブラシ、ストリングタイディー、球根のポットなどなど。



自分自身の日常は、仕事と完全にリンクしています。

というより、自分が経験していないことは提案できないですし、自分がいいと思うライフスタイルしか提案できないと思っています。

「家庭」という言葉のとうり、家庭生活は「家」と「庭」のふたつでもって作られるものなのかもしれません。

庭はなくとも、植物を育てること、自然の恵みを身近に感じながら暮らすことって、人間のあたりまえの営みであり、欲求だと思います。

植物を育てることは私の大切な仕事の一つであり、植物と触れ合うことは私の生活において、大きな癒しになっていることは間違いありません。